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プレスリリース

2009年

−発表資料−

2009年5月8日

海外から初めて日本人学校の小学生がインターネットを利用して参加
『第66回学童歯みがき大会』を6月4日に国技館で開催
今年のテーマは、「食育推進の観点から、食べ方への関心を高め、楽しく歯と口の健康づくりを学ぶ」

 ライオン株式会社(社長・藤重 貞慶)、財団法人ライオン歯科衛生研究所(理事長・高橋 達直)、財団法人東京都学校保健会(会長・鈴木 聰男)は、「歯の衛生週間(6月4日〜10日)」に合わせ、『第66回学童歯みがき大会』を6月4日(木)、文部科学省の後援を受け、国技館で開催いたします。

 今年の大会は、食育推進の観点で重要な役割を持つ歯科保健の立場から内容を構成し、「めざせ!元気なお口!元気なカラダ!」を大会テーマにしました。児童が大会に参加することで、しっかり噛んで食べる「食べ方」について学び、楽しく歯と口の健康の知識を深め、健康意識を育てることを目的にしています。

 さらに今回は、昨年から始めたインターネットによる参加を拡大し、海外から初めて韓国などの日本人学校の小学生がインターネット配信を利用して参加するなど、約2,600名の小学生が参加いたします。また、財団法人日本相撲協会(理事長・武蔵川 晃偉)の協力を得て、アトラクションとして「大相撲歯みがき大会場所」を行い、相撲の見方や楽しさを通して、歯と口の健康や大切さを伝えていきます。

● 

食育の実践を目指し、大会テーマ「めざせ!元気なお口!元気なカラダ!」を設定

平成17年からの食育基本法の施行により、今年は学校現場で食育推進の取り組みが具体的に実施される段階となり、学校歯科保健領域でも「食べ方」を通しての食育の推進が必要とされています。そこで本大会は、咀嚼の役割への理解を促し、「食べ方」実習を通して、楽しく歯科保健の大切さを学ぶ場とします。

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新たな試みとして、海外から韓国などの日本人学校の小学生がインターネットを利用して参加

今年は、インターネットの同時配信による参加校を拡大し、初めて海外から韓国などの日本人学校が参加します。さらに名古屋・大阪を含めた小学校21校、約1,600名の児童が、学校の教室から参加し、同じ教材を使って、会場の児童と一緒にプログラムに取り組みます。また学校・歯科関係者へは、本大会を個人視聴できる枠を設けており、参加対象者の拡大を図ります。

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『第66回学童歯みがき大会』の概要

日時

2009年6月4日(木) 13時10分〜15時10分

会場

国技館(JR総武線両国駅徒歩1分・都営大江戸線両国駅徒歩5分)

東京都墨田区横網1-3-28

参加予定人数

約4,100名

小学校

会場参加

インターネットによる参加 

21校

21校

 約 

 約

1,000名

1,600名

歯科衛生士学校 

実習参加

見学

17校

10校

 約

 約

900名

600名

大会プログラム

■ 

開会式(13:10)

1.開会のことば(財団法人 東京都学校保健会)

2.参加校代表児童入場行進及び紹介

■ 

第一部(13:40) 歯の衛生講話

テーマ “よくかめば 「ナイスだぜ・・・・・!」”

「食べ方」に重点を置き、食べる時の口腔内の働きを実習するほか、「歯やお口の健康の大切さ」については昭和大学歯学部教授の向井美惠むかいよしはる先生がわかりやすく説明をします。

歯科衛生士学校の学生が1対1で小学生を指導し、上手な歯のみがき方も学習します。

■ 

第二部(14:35) アトラクション 「大相撲歯みがき大会場所」

ゲスト: 財団法人日本相撲協会

・相撲の見方、楽しみ方

・相撲体操

・代表児童と関取との取り組み

■ 

閉会式(15:05)

1.歯みがき宣言(参加校代表児童)

2.閉会のことば(ライオン株式会社)

主催

(財)東京都学校保健会・(財)ライオン歯科衛生研究所・ライオン(株)

後援

文部科学省・東京都教育委員会・(財)日本学校保健会・(社)日本歯科医師会・(社)日本学校歯科医会

(社)東京都歯科医師会・(社)東京都学校歯科医会・(社)日本歯科衛生士会

協力

(社)埼玉県歯科医師会・(社)千葉県歯科医師会・(社)神奈川県歯科医師会・(財)日本相撲協会

亀田製菓(株)

○『学童歯みがき大会の変遷』
本年66回目を迎えた『学童歯みがき大会』は、“歯みがき習慣の啓発によるムシ歯予防”を目的に、1932年6月4日の“ムシ歯予防デー”に「第1回学童歯磨教練体育大会」として始まりました。その後、第二次世界大戦の影響による中断を経て、1953年に「学童歯磨訓練大会」、1994年からは『学童歯みがき大会』へと改称し、毎年「歯の衛生週間」(6月4日〜10日)に合わせて開催し、児童の歯と口の健康づくりと歯科衛生士学校の学生の教育実習の場として高い評価をいただき、今日まで73万人を超える児童が参加しています。
「学童歯みがき大会」を始めとした各種学校歯科保健活動による歯みがき習慣の啓発や、フッ素配合歯みがき剤の普及により、12歳児の一人当たりのムシ歯経験歯数は2005年には1.7本と、ピーク時の5.6本(1975年)から大幅に減少しています(厚生労働省歯科疾患実態調査)。 これらの背景を踏まえて、『学童歯みがき大会』の内容も、“歯みがきの普及によるムシ歯予防”を目的とした歯みがき体操による「集団指導型」から、今日では“歯みがき習慣を含めた生活習慣の問題を解決”する「個別指導型」へと大きく変化してきています。

以上

(資料)

学童期は、食を通して「食べ方」を育む食育の時期

〜おいしい食事は、「健康な歯」から〜

昭和大学歯学部 口腔衛生学教室 内閣府 食育推進会議 専門委員 向井 美惠 教授

昭和大学歯学部 口腔衛生学教室

内閣府 食育推進会議 専門委員

向井 美惠 教授

 おいしく味わって食べられることは、豊かな生活をもたらし、人生の質を向上させることにつながります。学童期の子どもにとっても、おいしく味わう食事は、毎日を楽しくすることができます。では、食事をおいしく食べるには何が必要でしょうか。それは「健康で強い歯」と、その歯をしっかり使って噛みしめて食べる「食べ方」です。

 噛みしめて食べる「食べ方」が大切なのは、噛み方の違いで味も違って感じるということで、普段はあまり体験する機会はありません。ところが学童期には歯が生え替わるので、歯が抜けたままになっていたり生え揃っていないと、一時的にしっかり噛む食べ方ができなくなるときがあります。このように味の感じ方の違いを自然に体験できるのが学童期で、食べ方の大切さの気づきを与えるのに最も適した年代と言えます。口に広がる香りや食感など五感を使って味わう食べ方を習慣づけるのには、最適な時期であると考えています。

 おいしさはよく噛むことで引き出せますが、そのためには健康な口や歯がなくてはなりません。食べ物を食べる場所が「口」であり、食べ物をしっかり噛む道具が「歯」なのです。口腔機能は歯、唇、舌、頬などの口全体が連携して円滑に動くことで発揮されるものですが、その中でも「歯」が中心的な役割を果たしており、一番重要なものと言えます。

 健康な口や歯を育て、健康な状態を保っていくためには、各年代に合った適切な口腔ケアを継続的に実践していくことが大切ですが、特に学童期は乳歯から永久歯へ生え替わる時期のため、子どもが自分の歯を意識しながら、「食べたらみがく」ことを習慣にするよい機会となります。親は子どもの歯の成長に関心を持ち、一緒に歯みがきする時には、みがき残しがないようにアドバイスするなど、子どもが歯をきちんとみがけるように気をつけることが必要です。

 「歯」は、食べることだけに留まらず、顔の表情や印象、話しをするときの発音にもなくてはならない存在であり、人と人がコミュニケーションを図るためにも重要な役割を果たしています。健康な口、健康な歯をつくることは心豊かな人生を送るためにも大切なことです。

本大会に関するお問い合わせ窓口

報道関係の方 ライオン株式会社 広報部 TEL:03-3621-6661

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