研究

生産技術研究本部 プロセス技術研究所

化学の力で社会を変えたい。

2014年入社 理工学研究科 応用化学専攻 修士課程修了
※所属部所はインタビュー当時のものです。

「高機能かつお手ごろな価格」
で実現することへのこだわり。

私は歯磨や洗口剤など新製品の「製造プロセス」の開発をしています。製造プロセスの開発とは、製品を作るときに、どの順番で、どのように混ぜるかなどを考えることです。製品の性能を担保しながら、コストをかけずに、大量に早く作る方法を日々模索しています。研究所がラボ機で作るのと実機で作るのとでは、全く別のプロセス開発が求められます。安定したプロセスを構築するために研究所と一緒になって組成開発段階から携わったり、さらに生産能力を上げるために新たな実機を導入するか検討したりすることもあります。値段の高い製品の効果が高いのは当たり前ですが、私は世界中の人に効果の高い製品を手頃な価格で使ってもらいたいと思っています。現代は、多くの人が虫歯や歯周病などの歯に関するトラブルを抱えているので、一人でも多くの人に使ってもらえる商品を作りたいです。将来的には、歯ブラシや歯磨だけではなく、濯ぐだけで口腔内が清潔になる商品など、誰でも簡単に口腔ケアができる製品を開発したいですね。

プロセス開発のこだわりが
製品の使いやすさにつながる。

就職活動のときは、化学の力で機能性のあるものを開発し、社会を大きく変えたいと考えていました。化学メーカー、食品メーカー、製薬会社、プラントエンジニアリングなど幅広く検討しましたが、どこにでも使われているものを扱うよりは、自分が作った製品が最終製品として多くの消費者に届くほうが、やりがいを感じられると思い当社に決めました。実際入社して、自分のアイデアがすぐに製品やプロセス開発に活かされるので、常にやりがいを感じながら働くことができています。プロセス開発の中では、歯磨の効果だけではなく、使いやすさも意識して作っています。歯磨が硬くてチューブから押し出しにくくてもいけませんし、逆に粘度が低いとチューブの口元や歯ブラシから垂れ落ちてしまいます。香味もどう混ぜるかで味の感じ方が変わってきますし、液体と固体が分かれないように安定した製品に仕上げることも大事です。実機で狙い通りのものが製造できて、その商品を店頭で買ってくださるお客様を見かけたときが何より嬉しいですね。

分解できない。
だからこそ日本の強みになる分野。

最近ではオーラルケア業界でもIoTやAI、スマートファクトリ―の導入など最新技術を活用したサービスや製品開発の兆しがあります。実機のデータをインターネットに接続することで、不良品を減らす改善をしたり、そのデータを用いた新しいプロセス開発が進んだりしています。消費者が病院に行かなくても、口腔内データから医者に健康状態を診てもらえるサービスなど、新たなビジネスの種を私自身も考えています。そのために、IoTセミナーに参加したり、新商品の情報をキャッチアップしたりするようにしています。また、社内で「LCC-i(ライオンチャンレンジカップイノベーション)」という未来の事業提案の機会にチャレンジし、新たなオーラルケア商品と新習慣の提案で「ゴールドカップ」を受賞することもできました。社内は提案していけば、任せてくれる風土がありますので、今後もいろんなチャレンジをしていきたいです。「化学」は、機械のように分解できないので、簡単にまねすることができません。だからこそ、今後「日本の強み」にしていける分野だと考えています。そんな奥深い「化学」を追求して、私自身も多くの人の衛生的で快適な生活に貢献していきたいと思っています。

休日の過ごし方 野球

当社の野球チームに所属しており、来年からキャプテンを務めます。区の大会に出場したり、同業の野球チームと試合をしています。当社では幅広い年代の人がチームで活躍しており、プライベートのコミュニケーションが仕事にも活きています。

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