営業・スタッフ

ウェルネス・ダイレクト事業本部 事業企画部

人工知能による「人」が介在しない、
次世代マーケティングへの挑戦

2011年入社 経営学部卒
※所属部所はインタビュー当時のものです。

本質的な課題を考えることで
起こっている問題を効率的に解決する。

ウェルネス・ダイレクト事業本部は、健康食品やヘアケア・スキンケア商品の通信販売事業を行っています。その中でも私は事業企画として、事業の「損益計画の立案・管理」「効率化の提案」「データ解析」を担当しています。損益計画では中長期の計画から短期の目標設定まで落とし込みをして、毎月の売上・利益の進捗管理をしています。事業効率化では、私の役割は川上から川下まで俯瞰してみた上で、全体最適化となる効率化提案を行うことです。提案において現状把握・課題特定をする際は、過去の傾向など定量データをもとに提案するよう心掛けています。売上や利益を上げる上で、なるべく要素を分解して、何が本質的な原因なのかを明確にするためです。以前、通販におけるマーケティングを担当していたときの話です。人気がある商品はすぐに在庫がなくなってしまいお客様からクレームが入り、逆に売れない商品の過剰在庫が倉庫を圧迫し、それを広告の目立つ位置にセール品として在庫消化しているという事態が起きていました。表面的な作業の対応に追われ本質的な、問題が解決しないため、そこから派生したその他多くの問題が起き続けている状態でした。そこで、本質的な原因は品薄と過剰在庫の共存であることを定量的に示し、「売れるものを売れるだけ売っていく」という方針提案を行いました。そのために売れない商品はマザー倉庫に戻すか景品利用するという判断をし、そのための仕組みとして在庫供給システムと連携をし、必要なものを随時倉庫に入れていく体制に変更しました。「何が本質的な問題か」を特定することに最も多くの時間を使い、そこから派生していた多くの問題を解決した経験でした。

生活への密着度合いを高めることで
商品群の広さを超えた「貢献」ができるようになる。

当社は日用品業界の会社というよりは、もっと幅広く「生活提案」をしている会社だと思っています。「生活提案」とは、生活者がより快適な生活をするために当社がモノ・サービスを通した提案していくということです。衣類をきれいにしたいという要望に対して「洗濯洗剤」という手段を提供し、それがたまたま日用品業界という区切りに収まっているだけで、生活者は、「頭が痛い」「痩せたい」といった生活をする上での多くの悩みを持っているはずです。そのために、ハミガキや洗剤、薬や健康食品も扱います。一つの商品しか出していなければ、生活の一部しか良くすることはできませんが、快適な生活を送るために幅広くモノ・サービスを提供できるのが、当社の強みであり、おもしろさです。「日用品業界」と聞くと、少子高齢化の時代に国内はシュリンクしていくと思われがちですが、消費者が求める商品を提供し続けることができれば、これからも伸び続けていくことができると思います。今後、生活提案をしていく中で、私が取り組みたいことは、「全体最適化」ができる仕事です。例えば宣伝だけを効率化したとしても、事業の本質的な課題が違う場合、大きな事業の改善にはつながりません。全体最適を行うためには、「損益」を見て事業を垂直統合で見られる人になる必要があります。それは、私のような事業企画の立場の人だけでなく、全員が「損益」を見ることができれば、例えば宣伝や販促などが各部所で目標設定する際にも全体を考えた上で策定することができ、各部所の連携が図れ、結果的にそれが会社の成長に繋がっていくと考えています。

人工知能による「人」が介在しない
次世代マーケティングを構築したい。

現在私が1つのテーマとして取り組んでいるのが、「人工知能を使った無人化制御」の推進です。無人化制御とは、既存施策の評価と改善施策実行に(人が介在せずに)、人工知能に判断させ、施策までを実行させるというものです。既存施策は人間が複雑な関係性から感性で判断するより、機械が判断したほうが効率が良いことが多く、また、実行においても手動で行うことにより大きな手間がかかります。そこは人工知能に任せてしまい、浮いた作業分の人員は既存の延長線上にない新しい施策や新ビジネス創出に労働を移動させることを狙っています。例えばマーケティング施策を改善するために、広告媒体や発生する手数料などはもちろん、その顧客の性別や年代などの属性やカスタマージャーニーなども考慮して一番利益が出る施策を総合的に人工知能に判断してもらうことができます。このシステムの企画から構築までの仕組みづくりを現在進めているところです。私はもともと、複雑な問題に対して解決策を考えるのが好きなタイプなので、このような全く前例がないことを作り上げる際は、考えていること自体を楽しんで取り組んでいます。「人の介在をなくして人工知能に判断させる」ということに抵抗感がある人もいますが、徐々に社内でも理解と協力が得られ始めてきたところなので、周りを巻き込みながら形にしていきたいと思っています。

休日の過ごし方 温泉や読書

1,2ヵ月に1回は温泉旅行に出かけています。最近では、伊豆や蔵王など少し遠出をしてリラックスしています。普段は読書をして過ごすことが多く、人工知能にかかわる情報処理、心理学や統計学、経営学、経済学など幅広いジャンルの本を読んでいます。これは幅広い分野を学んでおくことで意思決定における死角を少なくすることが出来るからです。フェルミ推定の本を読んで、問題に対する答えを考えている時間も楽しいですね。

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