開発STORY

 STORY 01 トップ NANOX 次世代の液体洗剤で、市場を変える。

Chapter04超コンパクト液体洗剤マーケットにムーブメントを起こす

「環境にやさしい」を続けてきたから、今がある

2010年1月20日に新発売とされることとなった『トップ NANOX(トップNANOX)』。超コンパクト液体洗剤では、すでに先行商品があることを踏まえ、マーケット導入にあたっては、ニュース性の喚起が不可欠だった。

「話題になっているというムーブメントを起こすことが重要と考え、タレントを使っての広告宣伝はもちろん、社長自らが発信する新製品発表会など、様々な導入施策を打ち出しました。一方で、実際に使って良さを知ってもらうために、流通向けにはサンプルを用意。さらに限定数で化粧箱入りのサンプルも用意し、当社の意気込みを伝えることで、営業活動の士気も高めました」

新発売から半年後には、販売個数が1400万個を突破。今では、超コンパクト液体洗剤マーケットをけん引するブランドとしての期待も大きい。商品開発の軌跡を「良いものを作りたい一心だった」と松井は振り返る。

「悩んだ時期でもモチベーションを維持できたのは、絶対に次世代の洗剤を出すという強い想いと、ともに戦い抜いた仲間のおかげです。研究開発のメンバーはもちろん、工場や営業、誰一人欠けてもトップNANOXは誕生しなかった。それだけたくさんの想いがつまっているのですから、繰り返し使っていただける商品にしっかり育てていきたいですね」

岡本もまた、トップNANOXはライオンだから作ることができたと話す。

「ライオンでは環境にやさしい商品を作るために、半世紀も前から人材や研究開発費に投資してきました。トップNANOXを例にあげれば、陽の目を見ない可能性もあり得たMEEの研究開発を、やり続けてきた部所があり人がいたから、今の時代に思い通りの商品を作ることができたのです。トップNANOXの成功ストーリーを忘れずに、次の世代に伝えていくことが、携わった者たちの使命の一つだと思っています。それが、未来永劫、環境にやさしくて人々に愛される商品を作ることに、つながるのです」

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