開発STORY

 STORY 03 ルック おふろの防カビくん煙剤 カビとの不毛の戦いに、終止符を。

Chapter04膨大なデータの蓄積が信頼を獲得した
“安心”を提供することで心地よさや快適さを実現したい

愛らしく力強い防カビくんのパッケージは、店頭でもひときわ目を引く。年10億円の売上で成功とされる防カビ剤市場で2倍以上の出荷額を達成した「ルック おふろの防カビくん煙剤」は、この市場のけん引役だ。研究をリードした山岸は振り返る。

「汚れを『除去』するのではなく、『防ぐ』というコンセプトの商品には、効いているのかいないのかがわかりにくいという難点があります。その効果をお客様に信じていただくためにはデータの蓄積しかないという思いで研究を重ねてきました。重視したのは、実際の浴室での実験(フィールド実験)です。浴室の環境は家庭によって異なるため、どのような環境でも防カビできる技術でなければ、『防カビできます』とは言えません。社員の自宅をはじめ数百軒の家庭の浴室を使い、起こりうる様々な条件の下、あらゆる実験を行いました。その結果、胸を張って『効果があります』と言えるだけのデータを集めることができたと自負しています。お客様に受け入れていただき、その苦労が報われた思いです」。

住まいの微生物を一筋に追い求めてきた山岸。そして新しい考え方へのチャレンジをいとわないライオン。その挑戦はさらに続く。

「健康な生活を日々送れる衛生的な住空間を提供することが目標です。とはいえ、徹底的に菌を除去するということではなく、菌と共生していてもここまでは大丈夫という線引きを生活者に提示し、“安心”を提供することで、心地よさや快適さを実現できたらと思っています」。

煙キャラクター「防カビくん」で安心感をアピール

効果があることを伝えるべく、実験を重ねてデータを蓄積

( 4 / 4 )

その他の開発STORY