開発STORY

 STORY 04 Ban 汗ブロックロールオン 「第3の切り口」で、制汗剤市場に新風を。

Chapter02制汗力アップへ、ワキ汗と汗ジミの関係を徹底研究
汗を本気でおさえる“超強力”な技術メカニズムが、“悩みのもと”を解決

“第3のニーズ”に応える画期的な新商品の開発。日本に制汗剤を初めて導入したライオンとして、ライバルブランドに負けてはいられない。誇りと熱意を結集し、研究所から生産ラインまでが連携を取りながら、試行錯誤の日々が始まった。

まず着手したのが、製品設計のコンセプトだ。女性は汗のニオイを気にしているのか、そもそも汗をかきたくないと思っているのかによって、設計方針は大きく異なる。そこで、生活者行動研究所と事業部が協働し、様々な仮説のもと調査を重ね、ターゲット層のインサイトを探った。

すると、ワキ汗が気になる理由として「汗ジミができること」への不安をあげる声が全体の3割以上を占めるという結果に。これを受け、研究開発部門ではワキ汗の量と汗ジミの関係を徹底的に調査することにした。そして試行錯誤の末、「片ワキ0.4g以上の汗をかくと汗ジミができる」「通勤時、女性の半数が0.4g以上の汗をかいている」という実態を突き止めた。

この結果を受け、ワキ汗を0.4g以下におさえる設計を検討。従来品は皮膚の動きや衣類との摩擦によって肌についた成分が落ちてしまっていることがわかったため、新商品では皮膚に塗る制汗有効成分の密着力を上げることを目指した。最適な成分を探し出すため、試作品をつくってはサウナ室で運動して発汗量を計測する検証を重ね、たどり着いたのが「ナノイオンブロック効果」だ。

ナノイオンブロック効果とは?

「ナノイオンブロック効果」とは、ナノイオン制汗成分ACH(クロルヒドロキシアルミニウム)とマイナスイオンポリマーが肌に密着し、汗腺に直接ふたをしてしまうという画期的なメカニズムだ。汗の成分やタンパク質と結合して汗腺をブロックする「収れん剤」が配合されている従来品に比べ、制汗効果は2.5倍に向上した。

剤型については議論もあったが、より高い制汗効果を得られるよう、水性のロールオンタイプを採用。肌に直接塗布するがゆえに求められる安全性もクリアし、ワキの下に塗りやすく成分が肌に密着しやすい状況を完成させた。

ナノイオンブロック効果とは?

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