開発STORY

 STORY 05 CHARMY Magica 油汚れを水のように「サラサラ落とす」次世代の食器用洗剤

Chapter02油汚れを劇的に落とす、ナノレベルからの改革
油汚れのベタつきに着目して辿り着いた“黄金比率”と「ナノ洗浄」

洗い始めからベタつかず、油汚れをサラサラ落とせる洗い上がりを実現するには

この答えを見つけるため、リビングケア研究所の宮島正樹は、成分を根本的に見直すことから着手した。

摩擦係数をもとに、洗浄中のベタつきのなさを指標化。水に近い感覚で洗えることがわかる

台所用洗剤の主成分は界面活性剤で、この成分が配合されている。これまでの商品は洗浄力と泡に着目して開発が進められていたため、今回の切り口を実現するには、この“常識”を打ち破る必要があったのだ。

新たな価値を探し、作った組成は15,000以上。その作業は困難を極めたものだったが、根気強い研究の末、ある二種の活性剤による「黄金比率」にたどり着く。この比率こそが、『Magica』の画期的な特長である「洗い始めから油汚れがサラサラ落ちる」感覚を生み出した。

「これまで、油汚れの“ベタつき”に特化した研究はなされてきませんでしたが、試行錯誤を重ね、ベタつきを指数化するとともに、油汚れのやわらかさを相対値化する手法を考案・開発しました」と分析技術センターの河野美樹は振り返る。

新たな手法の開発によって見出したのが「ナノ洗浄」だ。『Magica』は油汚れに触れた瞬間からすばやく浮かび上がらせ、スピーディーにやわらかくして徹底的に分解する。その大きさは、従来品と比較すると、およそ1000分の1。従来品でおおまかに分解した油を気球くらいの大きさに例えるなら、『Magica』の分解力ではわずかビー玉くらいの大きさになる。これが水に溶けるように“サラサラ”な洗い心地の決め手になっているのだ。

“黄金比率”により、『Magica』従来品よりもスピーディーに油汚れをやわらかくし、約1000分の1の大きさまで分解

「洗っている最中から水に近い感覚で洗えるうえ、すすぎもスムーズになります。ナノ洗浄のはたらきによって、ストレスの原因になっていた油のベタつきを “手早く効率的に”落とすことができるのです」。

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