開発STORY

 STORY 05 CHARMY Magica 油汚れを水のように「サラサラ落とす」次世代の食器用洗剤

Chapter03今までにない「驚き」と「新しさ」をいかにして伝えるか
インパクトを与える商品コミュニケーション

難度の高い“四角いボトル”を採用。パッケージのデザインは先進性や機能感を表現している

ライバル商品と一線を画すべく、デザイン面でも新しいチャレンジを行った。それは、洗剤を充填する四角いボトルの採用だ。

台所用洗剤によく見られる丸いボトルに比べ、四角いボトルは生産難度が高い。傷つきやすいだけでなく、商品に「面」ができてしまうため、ラベルを貼る方向にも注意が必要になる。生産能力の低下とコスト増加は避けられなかった。
一人でも多くの方に『Magica』を手にとってもらいたい−−その思いを実現するため、技術部門が一丸となって生産プロセスを見直し、新たなロボットを導入。工夫を重ね、生産能力を向上させることに成功した。

四角いボトルの採用により、店頭に陳列された姿はスタイリッシュでひときわ目をひく。パッケージデザインには、機能感のあるメタリックシルバーを用い、先進性と魔法のような洗い上がりを表現し、これまでにない新しい『Magica』の世界観をアピールした。

しかし、台所用洗剤は決して高い関心をもたれる分野ではない。この画期的商品の特長や魅力を伝えるためには、より多くの人が商品への興味を抱くような「驚き」と「インパクト」を与える必要があった。追求したのは、さらに一歩先の「実感」だ。

「テーマにしたのは『驚きの実感』で驚きの店頭を作ること。営業部と連携しながら、発売時の店頭を想定し、徹底的に議論を重ねました。販売店様やお客様に従来品との違いを実感していただくためには、ひと目でわかることと共感できることとが不可欠でした」と今村は言う。さまざまな実験映像を作成し検証した末、プラスチックに付いた油汚れを落とす実験映像を採用した。

「『Magica』に触れるだけで油汚れが浮かび上がり、水に溶けるようにみるみる落ちていく様子はインパクト絶大でした。各社の販促ツールを見慣れた卸店様や販売店様からも『おぉ! すごい』という声が上がったほどです。従来品との差を視覚的に実感していただけたことが、大きなポイントになったと思っています」。

常識にとらわれず、関係各所が想いを共有しながらフル稼働したことで、「驚き」と「新しさ」を前面に打ち出した『Magica』が店頭に並ぶこととなった。

ひと目でわかる洗浄実験映像は、卸店や販売店にもインパクトを与えた

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