活動レポート

事業所別活動レポート

ライオンケミカル㈱オレオケミカル事業所の生物多様性保全活動

事業所内の緑地環境を活かし、香川県絶滅危惧種のトンボが生息できるほどの環境を目指して、従業員が手作りでトンボ池(ビオトープ)を造成しました。トンボ池の水質改善・良化を目的に太陽光を利用した水の循環システムを導入し、香川県絶滅危惧種Ⅱ類指定のマイコアカネのほか、香川県や専門家の支援を受けながら様々な種類のトンボの誘致を推進しています。また、近隣の子どもたちを招いた自然観察会も行っており、坂出市教育委員会からも好評をいただいています。


2015年09月02日

マイコアカネ生態系に適したビオトープ確立

 体長3.5センチほどの小さく真っ赤に綺麗なアカトンボ『マイコアカネ』は、十数年前までは香川県内各地のため池や湿原に生息していました。現在は坂出市番の州工業地帯でしか生息が確認されておらず、県の絶滅危惧種Ⅱ類に指定されています。

 昨年2014年、事業所内に整備された従業員による手作りのビオトープでそのマイコアカネ誘致に成功し、交尾・産卵が確認されました。

 

マイコアカネ交尾

2014年ビオトープにて交尾確認

  • マイコアカネ産卵

    2014年ビオトープにて産卵確認

今年は、7月9日から3週間にわたり毎日数匹のマイコアカネ羽化が確認され。8月17日には成熟するまでの生育過程にある未熟成虫がビオトープ周辺に10数匹生息しているのが観察されました。 これを以って、ビオトープが、マイコアカネの棲家として一連の生態系(交尾・産卵、羽化、生息)に適した環境であることが、観察の事実で立証できました。今後、絶滅危惧種の大幅な個体数増加が期待できます。

マイコアカネ羽化

2015年7月9日ビオトープにて羽化確認

  • マイコアカネ未熟成虫

    2015年8月17日ビオトープ周辺にて未熟成虫生息確認

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