2013年の活動ハイライト

2013年ハイライト①手洗い習慣の浸透活動の推進

当社は、創業当時より清潔・衛生文化の発展に貢献してきました。現在、『キレイキレイ』ブランドのハンドソープ、うがい薬、消毒液などの商品の提供を通じて、人々の清潔で健康な生活の実現への貢献に取り組んでいます。しかし、正しい手洗い方法を実施している方は少なく、正しい手洗い方法を浸透させることは、社会課題となっています。『キレイキレイハンドソープ』は市場において高い評価をいただいていることから、当社には衛生習慣を浸透・定着させていく責任があると考えています。
特に、手洗い・うがいなどの基本的な生活習慣は、子どもの時から身につけることが重要なので、商品の販売だけでなく、幼稚園・保育所などで手洗い・うがいを啓発する活動も進めています。
病気や感染症を予防し、健康で快適な生活を送っていただくため、従業員一丸となって、今後も清潔習慣・衛生習慣の定着に貢献します。

活動のシンボル 日本全国のお客様とつながった“フォトモザイクアート”

いつも『キレイキレイ』を使っていただいているお客様、手洗い啓発活動に参加していただいた幼稚園・保育所の皆様、『キレイキレイ』の原料調達から販売に至るまでの間に関わっているお取引先の皆様、そしてライオンの従業員、諸々の活動を通じてつながった合計21,571名の方々に参加いただいて、大きなアートが完成しました。

8月実施

12月実施

たくさんの手のひらと笑顔の写真でできています

2013年の取り組み

商品を通じて手洗いの重要性を生活者の皆様にお伝えするため、 『キレイキレイ』ブランドを中心に従業員参加による手洗い習慣の浸透活動を推進しました。

1 幼稚園・保育所での啓発活動

全国各地の33ヵ所の幼稚園・保育所を訪問し、4,553名の園児に、手洗い体操やキレイキレイ紙芝居などにより、正しい手洗いの方法を楽しく伝えました。後日感謝状を送ってくださった園もあり、大変好評でした。

高松市木太幼稚園の園児は大喜び

石巻市立渡波保育所の子ども達から!

2 飲食店・公共施設での活動

取引先の飲食店・社会福祉施設を中心に、トイレや洗面台などに設置するための『キレイキレイ薬用泡ハンドソープ』のサンプリングを行いました。また、取引先、官公庁、小児科、幼稚園向けに、衛生的な手洗い方法をまとめたDVDや冊子を配布し、業務用ルートを通じての啓発活動を行いました。

3 『キレイキレイハンドソープ』設置活動

ボトル設置 第一幕
各部所から取引先に商品をお届けし、啓発POPの掲示などにより正しい手洗いの啓発をお手伝いしました。

活動に協力していただいたお取引先

ボトル設置 第二幕
従業員一人ひとりが、友人や知人に直接合計2万個以上の商品とメッセージを届けました。

同封されるメッセージカード

4 店頭イベント活動・店頭づくり応援

大型店舗のご協力により、店頭イベントとして手洗い教室を開催しました。手洗い体操やキレイキレイ紙芝居の実演を行い、従業員がお客様と直接コミュニケーションをはかれる貴重な機会となりました。また店頭から衛生習慣の浸透をはかるため、全国2万以上の店舗で、店頭づくりを応援しました。

店頭にて『キレイキレイ』を大規模陳列

5 海外での活動 シンガポール

日本国内だけでなく、タイや韓国、シンガポールなど、『キレイキレイ』を展開している国を中心に手洗い啓発活動を実施しています。国によって文化もニーズも異なりますが、お互いの活動からヒントを得て、さらにお客様に役立つ活動を目指します。

シンガポールライオンでは2013年に、計18ヵ所の幼稚園・保育所で『キレイキレイハンドソープ』の商品を通じた手洗い啓発活動を行いました。
子どもたちに手洗いの大切さと正しい手洗いの方法を伝え、よい清潔習慣を身につけてもらうことが重要です。『キレイキレイハンドソープ』の特長は、もともと人間の身体に備わっている、バイ菌から体を守る機能(バイ菌バリア機能)を低下させないことです。悪いバイ菌をしっかり洗い流しつつ、バイ菌バリア機能を守ることの大切さを教える劇や、指に絵の具をつけて手洗いの絵を描き、実際にハンドソープで手を洗うプログラムを、現地の従業員が企画し、実施しました。2014年も引き続き手洗い啓発活動を継続します。

シンガポールでの手洗い啓発イベント


2013年ハイライト②商品を通じた新しい環境コミュニケーションの推進

当社では従来より環境への取り組みを積極的に推進してきましたが、生活者や従業員を含めたステークホルダーにさらに伝える必要性を認識しています。2012年に実施した外部の専門家とのダイアログでも、消費者が環境に配慮した商品を選択できるように、企業が十分な説明をすることが期待されるとの意見がありました。
そこで、最も重要なステークホルダーである生活者に、商品を通じて環境配慮の重要性を啓発するため、製品のライフサイクルの視点から評価項目を見直した新しいエコ商品の基準を設定するとともに、エコ商品に付与する環境ロゴと環境ラベルを設定し、新たな環境コミュニケーションを開始しました。

環境メッセージ「ライオンの環境への想い」

心地よく暮らすことが、いつのまにか、エコにつながっている。暮らしのひとつひとつをエコにすることが、地球のエコにつながっている。それが、ライオンの考えるエコの在り方。だから私たちは、暮らしにとけこむエコ製品をつくりつづけています。たとえば、CO2を抑える再生可能な植物由来のモノづくり。たとえば、水環境を守り、水の使用量を抑えるモノづくり。小さなエコが一日一日つみかさなって、あなたの明日がエコになっていく。毎日つづけられるエコを。ライオンは、あなたに、地球に、約束します。

環境ロゴ・環境ラベルの設定

新たに説定した「環境ロゴ」は、企業スローガン「今日を愛する。」の考えに則った環境メッセージ「ライオンの環境への想い」を端的に表した環境スローガン「暮らし、まいにち、エコ。」と環境マークを合わせて表現しています。
なお、「環境ロゴ」に、環境説明文を併記したものを環境ラベルとし、「ライオンエコ基準」を達成した製品に、順次表示しています。

環境ロゴ

環境ラベルの例

ライオンエコ基準について

製品の原材料調達から廃棄までの各段階における環境負荷を定量的に評価する、ライフサイクルアセスメント(LCA)の視点に基づく「ライオンエコ基準」を設定。各項目の評価基準をひとつ以上クリアしたものを「エコ商品」と規定しています。

ライオンエコ基準の評価項目と基準の見直し

~製品のライフサイクル視点から項目を設定~

※画像クリックで拡大します。

2013年の取り組み

環境アクション

当社は現在、「Vision2020」で掲げる目標の一つである「環境対応先進企業」を実現するため「Eco Vision 2020」を推進中です。同時に、当社の環境への取り組みをさまざまなステークホルダーに認知してもらうため、戦略的な環境コミュニケーション施策を継続的に行うことが重要です。その一環として開催されたイベントを紹介します。

1 日本最大級の環境展示会「エコプロダクツ2013」に出展

2013年12月、東京ビックサイトで開催された日本最大級の環境展示会「エコプロダクツ2013」に出展しました。「製品の一生を通じた環境配慮」をテーマに、LCAの考え方に基づき「(原材料を)えらぶ」「つくる」「はこぶ」「つかう」「すてる」の5つのコーナーを設置し、それぞれの段階における環境配慮を紹介しました。また、お客様に環境スローガンと環境ロゴを覚えていただくためのワークショップを実施しました。
当社のブースは、環境への配慮とわかりやすさに優れたブースに贈られる「エコ&デザインブース大賞 最優秀賞」を受賞しました。

* 製品の原材料調達から廃棄までの、各段階における環境負荷を定量的に評価する手法

ライオンブース

「えらぶ」のコーナーでは、植物原料の活用について紹介しました

「つくる」のコーナーでは、工場の排水処理設備について紹介。実際に、千葉工場で採取した水を展示しました

2 「エコ・ファースト企業」3社共同で、環境セミナーを実施

2013年12月、グランフロント大阪で、積水ハウス(株)・ダイキン工業(株)・ライオンの3社による「くらしに役立つ“キレイ”セミナー~キレイなおうちで快適&エコなくらしをご提案~」を開催しました。
このセミナーは、3社がともに「エコ・ファースト」認定企業であること、「くらし」や「すまい」に関係する事業を行っていることから実現したものです。各社のノウハウを生かした、家庭で簡単にできるさまざまなテクニックを紹介しました。

キャラクター同士もコラボレーションしました

エコなお掃除の仕方を紹介するリビングケアマイスター(左)

「暮らし、まいにち、エコ。」で、低炭素社会へ。 ~「Fun to Share」に賛同~

当社は、新しい環境スローガンを活用し、「『暮らし、まいにち、エコ。』で、低炭素社会へ。」を宣言し、環境省が提唱する新しい気候変動キャンペーン「Fun to Share」に賛同しました。環境対応先進企業を目指して、これまで以上に低炭素社会の実現に向けた取り組みを積極的に進めます。

「Fun to Share」とは

「Fun to Share」とは、これまで実施してきた「チャレンジ25」が生まれ変わったもので、最新の知恵をみんなで楽しくシェアしながら低炭素社会をつくっていこう、というキャンペーンです。2014年3月にはキックオフ・イベントが開催され、このキャンペーンに賛同する団体や自治体の代表が賛同宣言を行いました。

「FuntoShare」
ロゴマーク

「エコ・ファースト推進協議会」議長として賛同宣言を行う当社の社長 濱逸夫

エコプロダクツ2013においてブース大賞受賞

エコプロダクツ展は、出展企業・団体数が700を超える日本最大級の環境展示会で、2013年で第15回を迎えました。2010年より、ブース資材や配布パンフレットなどの環境配慮に対する評価や、ブースのデザイン性、内容のわかりやすさなどの総合的観点から「エコ&デザインブース大賞」が選定されています。さらにその中から最も優れたブースには、最優秀賞が贈られます。
当社ブースは「製品の一生を通じた環境配慮」をテーマとした展示を行い、下記のポイントが評価されて、最優秀賞の受賞に至りました。今後も環境への取り組みを継続し、「環境対応先進企業」を目指します。

評価ポイント
  1. ブースを制作する資材に、「ライオン山梨の森」の間伐材を有効活用し、材料や塗料などには環境配慮がされていること
  2. パネルなどの展示物の98%がリユースまたはリサイクルされること
  3. 事業内容と展示内容に一貫性があり、説明する社員の熱意が感じられたこと

2013年ハイライト③ 新しいオーラルケアソリューションの提案

生活者にはセルフメディケーションの考え方が浸透しつつあり、特に、口腔保健への関心が高まっていますが、実践している方はまだまだ少ない状況です。
ヘルスケアに携わる企業として、生活者へ健康に関する的確で継続的な解決策を提供することが、ますます重要な役割となります。
このような時代ニーズもふまえ、オーラルケアリーディングカンパニーとして、ハミガキ、ハブラシなどのオーラルケア製品の販売にとどまらず、セルフケアの充実と歯科専門家によるプロフェッショナルケアの提供を具現化した新しいソリューションビジネスを展開することで、オーラルケアの新習慣の定着を目指します。

新コンセプトオーラルケアグッズショップ 「ORALYSIS(オーラリシス)」オープン

ORALYSIS(オーラリシス)」は、セルフケアを充実させるための、オーラルケアグッズを販売するショップで、オーラルケアに関する100種類を超える商品を取り揃えています。サンプルやテスティング(試用)コーナーも設置しており、歯科衛生士の資格をもった専門家(おくちコンシェルジュ)が、お客様の口腔環境に適した商品選びをお手伝いします。
ショップには、公益財団法人ライオン歯科衛生研究所が運営する予防メンテナンスに特化した歯科クリニック「グラントウキョウオーラルヘルスケアステーション」が隣接しており、プロケアを提供しています。

「おくちコンシェルジュ」が厳選した100種類を超えるオーラルケアアイテム

「おくちコンシェルジュ」が、ハブラシ、ハミガキなど、お客様に適した歯と口元のケア商品選びについてアドバイス

マタニティ向けオーラルケア情報発信Webサイト「マタニティ歯科相談室」開設

当社は、さまざまなライフステージの方が健康で快適な生活を送るためのオーラルケア情報を提供するWebサイト ORALcom(オーラルコム)を開設しています。その中にある「マタニティ歯科相談室」は、妊婦および乳児期のお子様がいる方を対象にしたWebサイトです。
妊娠期や乳児期におけるお口の健康は、生涯を通じて歯の健康を保つためにも極めて重要で、特に妊娠期は、多くの方がお口に関するさまざまな悩みや不安を抱えています。そこで当社は、日本歯科大学附属病院のマタニティ歯科外来と提携し、この時期における不安や対処方法などに関する悩みや相談にお答えするサービスを提供しています。
2014年4月の開設後1年間で、約6万人の方に登録されています。

オーラルケアに関する相談に日本歯科大学附属病院のマタニティ歯科外来チームが直接回答します

「マイナス1歳からのオーラルケア」など、パンフレットを通じた情報提供も行っています


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