タイライオン

口腔保健啓発活動

① 「ライオン・オーラル・ヘルスアウォード」の開催

タイライオンでは、「ライオン・オーラル・ヘルスアウォード」を2009年より毎年開催しています。このアウォードは、タイの予防歯科に役立つ研究や活動をしている人の助成を目的に、タイの有力歯科医師の協力のもと、優秀な予防歯科に関する研究や活動に対して表彰および賞金を贈呈する制度です。
2016年には3団体が表彰されました。2016年の第1位には、タイ北部で実施した「コミュニティの人々の参加型健康増進活動」プロジェクト、第2位には南部ラノーン県の「歯みがき習慣を改善してきれいな歯の村に」プロジェクト、および東北部ノーンブアランプー県ナークラン郡の「託児所の未就学児に対して保護者および郡のネットワークを重視した口腔衛生推進活動」が表彰されました。当日は、タイ公衆歯科衛生協会の定例学会が開催され、(公財)ライオン歯科衛生研究所から、「日本における高齢者の口腔ケアと認知症の関係に関する研究」について講演が行われました。

* http://www.lion-dent-health.or.jp/

(公財)ライオン歯科衛生研究所による講演

(公財)ライオン歯科衛生研究所による講演

「ライオン・オーラル・ヘルスアウォード2016」受賞者

「ライオン・オーラル・ヘルスアウォード2016」受賞者

② 政府と連携した口腔保健啓発

タイ政府は、タイ国民の健康意識を高めるため、2012年より毎年「ヘルスフェア」を実施しています。2016年は、シラチャ県のレムチャバン地区で実施されました。「ヘルスフェア」では、地域のコミュニティセンターで、医療機関、健康グッズ販売業者などがブースを出展し、ボランティアの医師や看護師が、参加者への健康診断や薬を処方します。タイライオンもブースを出典し、歯の健康が全身の健康へ影響することを伝えるとともに、正しい歯みがき指導も行い、住民の歯の健康意識向上に貢献しました。

メインステージの歯みがき指導

メインステージの歯みがき指導

クイズに参加した生徒たちに歯ブラシをプレゼント

クイズに参加した生徒たちに歯ブラシをプレゼント

③ 国立病院のセミナーで口腔保健啓発実施

国立ラーマティポディー病院では、9月21日の世界アルツハイマーデーを記念して、医学部と歯学部が合同で、お年寄りや介護士を対象にセミナーを開催しています。タイライオンもこのセミナーに参加し、口腔保健について参加者に啓発しました。
セミナーでは、歯学部が「口腔の健康は質の良い脳の基礎である」と題した講演を行い、ブースで正しい歯みがき方法の指導や、口腔内を専用カメラで、参加者の歯と口の状態のチェックを行いました。
タイライオンもブースを出展し、 (公財)ライオン歯科衛生所が作成した「健口美体操」のタイ語版パンフレットとハブラシを配布しました。「健口美体操」の実践指導もあわせて行い、多くの参加者に興味を持っていただきました。

*「国際アルツハイマー病協会」(ADI)と世界保健機関(WHO)共同で9月21日を「世界アルツハイマーデー」と1994年に制定し、この日を中心にアルツハイマー病の啓蒙を行っています。

歯学部のスタッフ

歯学部のスタッフ

健口美体操の指導

健口美体操の指導

④ 生産工場内にあるコミュニティセンターで歯みがき指導実施

タイライオンの生産工場、シラチャ工場内にあるヒューマナイズド・ホール(地域の方々との交流を目的としたコミュニティセンター)で地域の50-80歳の方々を対象に、タイライオンの従業員が正しい口腔ケアについて指導しました。教室では、歯みがき方法・フロスの使用方法の指導のほか、口腔機能を向上させる口腔体操を実践しました。また、参加者には、『Good Age』のハブラシ、ハミガキ、マウスウォッシュ(タイライオンが販売する高齢者向けのオーラルケア製品)を配布しました。2016年は25名の方に口腔ケア指導を行いました。

歯みがき指導の様子

歯みがき指導の様子

⑤ マタニティ期の従業員に向けた口腔ケア指導

一般的に、マタニティ期は、女性ホルモンが増えることで唾液分泌量が減少し、虫歯や歯周病などの口腔トラブルが高まるといわれています。タイライオンでは、マタニティ期の従業員を対象に、マタニティ期の健康管理や口腔ケアの重要性を伝えるセミナーを行っています。健康管理については、タイライオン医務室の看護士が指導し、妊婦に必要な栄養摂取などについて指導を行いました。マタニティ期の母親の口腔状態は、生まれてくる子供にも影響することを伝え、正しい口腔ケアの方法について指導を行いました。2016年は、24名の従業員がセミナーに参加しました。

参加した従業員の集合写真

参加した従業員の集合写真

看護師による指導

看護師による指導

⑥ 環境フェア「エコプロダクツ展」で歯みがき指導実施

タイライオンは、「インターナショナルエコプロダクツ展2016」でブースを出展しました。人間は環境の一部であり、「人間が健康であれば自然環境に調和できる」というコンセプトで、タイライオンやライオン㈱(日本)の環境への取り組みをブースで展示し紹介しました。
また、出展ブースのコンセプトにあわせ、「全身の健康は口腔の健康から始まる」ことを伝えるため、イベントのメインステージで、会場を訪れていた小学生を対象に歯みがき指導を行いました。

メインステージで会場を訪れた小学生に歯みがき指導

メインステージで会場を訪れた小学生に歯みがき指導

ブースを訪れる小学生たち

ブースを訪れる小学生たち

衛生習慣啓発活動

① 生産工場に隣接する学校の生徒へ歯みがき・手洗い指導を実施

タイライオンの生産工場であるシラチャ工場に隣接する学校の生徒へ、毎年歯みがき指導を行っています。まず、生徒たちの歯みがきへの関心を高めるために、自分たちが使っているハブラシやハミガキの生産方法を、工場見学を通じて伝えます。また、むし歯や歯肉炎ができる理由や原理を伝え、正しい歯のみがき方法の指導を行います。累計で、525名の子どもたちが参加しています。
2016年より、上記の歯みがき指導に加え、手洗い指導も取り入れました。手洗い指導では、生徒達は、まずブラックライトで自分の手の汚れを確認し、手洗いを行います。再度ブラックライトで自身の手の汚れを確認し、水洗いや簡単な手洗いだけでは手の汚れは落ちないことを実感してもらったうえで、正しい手洗い方法について指導します。
実施した学校では、給食前に手を洗う習慣がない生徒が、半数以上を占めていたため、今後も手洗い習慣の定着を目指し活動を継続します。

* 特殊なクリームを手に塗布することにより、ブラックライトの下で汚れが光ります。

特殊なクリームを手に塗布することにより、ブラックライトの下で汚れが光ります。

特殊なクリームを手に塗布することにより、ブラックライトの下で汚れが光ります。

ブラックライトで確認後、手のどの部分が汚れていたか復習

ブラックライトで確認後、手のどの部分が汚れていたか復習

ブラックライトで手の汚れをチェック

ブラックライトで手の汚れをチェック