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ライオン山梨の森 森でのかつどう

「ライオン山梨の森」では、社員がボランティアや新入社員研修で、春・夏・秋に森林整備活動をおこなっています。
「森林整備」と一言で言っても、その内容は実にさまざま。健康な森をつくるための作業や森への理解を深める時間、地元の方々と交流を図るひとときなど、さまざまな切り口からプログラムを組み立てています。ここでは、スケジュールの一例に沿って、作業の内容をご紹介します。

1日のスケジュール

午前

「ライオン山梨の森」に到着したら活動開始です。季節ごとに異なる活動を行います。

春の活動:植林
10年後の森の姿をイメージして、1本1本丁寧に植えていきます。

「ライオン山梨の森」では現地の植生に合わせた広葉樹を植えています。
土の中に木の根をしっかり張った木々は、土を守り、水をたくわえ、生きものたちを養います。いつの日か、健やかな森が目の前に広がりますように。私たちはそんな気持ちを込めて苗木を植えています。

夏の活動:下刈り
生い茂る草を丹念に刈り取る。それにより、植林した苗木がすくすくと育ちます。

下刈りとは、植林した木々の周囲に生えてくる植物を刈り払うこと。周囲の植物を刈ることで、植林した苗木に十分な日光が当たり、健全に生長していくのです。
炎天下での重労働を終えると、森への愛着がいっそう深まります。

秋の活動:間伐
ほどよい密度の森にするために、定期的な間伐を。地道な作業の積み重ねが、強い森をつくります。

間伐とは、木と木が混み合ったエリアで、木を間引くための伐採のこと。これにより、林床に日光が届き、残された木の成長が促され、風や雨に強い丈夫な木が育ちます。切り倒す方向や切り込む位置を見極めるなど、間伐はなかなかコツの要る作業です。
伐採した材木は余分な枝を払い、適度な長さに切断した後、資源として有効に活用しています。

午後

地元のお弁当
自然の中で食べる食事は最高です!

間伐または枝打ちを行い、間伐材の運び出し。
本日解散。おつかれさまでした!

森林整備 体験者の声

2006年からはじまった「ライオン山梨の森」での森林整備活動には、さまざまな年代のライオン社員や地元の小学生が参加しました。これまでの活動の様子を、写真と参加者から寄せられた声でお届けします。

八幡小学校 5年生

働いた後の汗は、とっても気持ちよかった。
先生や担当の人と力を合わせ、時間を忘れて木を植えました。大変な作業だったけど、とっても楽しかったです。

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八幡小学校 5年生

10年後にここが緑の山に変わると思うと、ワクワクします。
木を植える大変さや楽しさを知りました。僕が植えた木がCO2を減らして温暖化を防いでくれるといいなぁ。

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ライオン 社員(20代)

ものを大切にする意味を学びました。
活動を通して、木や森だけでなく、ものを大切にすることの意味を学んだ気がします。ライオンの社員として、環境のことを真面目に考えながら商品づくりをしていきたいです。

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ライオン 社員(60代)

子どもたちとの共同作業は、疲れを感じさせません。
何といっても、小学生との共同作業が楽しかった!昨年植林した木が生長しているのを確認できたのも、収穫のひとつですね。10年後の森の変化を見届けたいです。

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