CSRな社員より


グローバル・コンパクト・ジャパン・ネットワークの被災地ボランティアに参加して(その6)

みなさん、はじめまして。
研究開発本部 薬品第1研究所の佐々木秀徳です。

2012年5月9日~11日の3日間、「GC-JN※東日本震災復興コレクティブアクション」の一環で、
宮城県仙台の南に位置する亘理町へボランティア活動に行ってきました。

そこでは、津波により破壊された防潮林を新たに作る、
「亘理町グリーンベルト・プロジェクト」の活動として、
現地コーディネーターの方々と防潮林の苗作りや鉢分けを行いました。

初日は津波被災地である亘理町~山元町沿岸部を視察しました。
実際に自分の目で見るのとテレビで見るのでは印象が全く異なりました。
壊れた建物・堤防、積み上げられたがれきの他にも、
何もない・音もない景色というのは本当に衝撃的でした。

  • 山元町沿岸部、まだ墓石が倒れたまま(写真左部)

    山元町沿岸部、まだ墓石が倒れたまま(写真左部)

  • 山元町沿岸部、沿岸部一帯の様子。 何もなく、音もないため、物悲しさが倍増。

    山元町沿岸部、沿岸部一帯の様子。
    何もなく、音もないため、物悲しさが倍増。

また、役場、民間団体など色々な方々からお話を聞く機会があり、
被害の大きさ、復興と一言にいっても
皆が本当に同じ方向を向いて進んで行くことの困難さを感じました。

正解はなく、様々な意見がある中で復興にあたる苦悩も感じられましたが、
前を向いて自分達で復興を進めていくという気持ちを強く感じました。

ボランティア活動は、苗木育成予定地に自生しているすみれの移植、
防潮林の苗や下草を作る作業でした。
作業自体は力の弱い方でも出来るようなことがほとんどでした。

初めはややお互い様子を伺っていた参加者同士も同じ作業を通して打ち解けることができ、
様々な方と意見交換ができたことは良い経験となりました。
一方、植林予定地の広さを目の当たりにした時、
我々の作業は本当に微力であり、継続的な活動が必要であると痛感しました。

  • 苗木育成予定地で「すみれ」の植え替え作業中。 効率よく行えるコツを教え合いました。

    苗木育成予定地で「すみれ」の植え替え作業中。
    効率よく行えるコツを教え合いました。

  • 苗木育成予定地2日目午前の作業後

    苗木育成予定地2日目午前の作業後

今回、私は少しでも役に立てればと思い、初めてボランティア活動に参加しました。
私が参加したことによる成果は小さかったかもしれませんが、
多くのこと学び、考えるには非常に良い機会となりました。
百聞は一見に如かずという言葉がピッタリな経験でした。

また、現地の方が「本当はもっとボランティア作業は少なくていいから、楽しんで欲しい。
そして、是非また来て欲しい。関心を持ち続けてもらえることが嬉しく、励みになる。」
と仰っていたのが非常に印象的でした。

ボランティア作業場、種植え、鉢分けなど全ての作業終了後

ボランティア作業場、種植え、鉢分けなど全ての作業終了後

そのため、私は周囲の方の被災地への関心が薄れないように、
私と同じような気持ちを持っていながら行動を起こせずにいる方の背中を押せるように、
得てきた経験を伝えたいと思います。

一時の気分の盛り上がりではなく、これからもできることを継続的に続けることが大切だと思います。

何かしたいとは思っているけれどなかなか踏み出せない方、
是非、勇気を持って踏み込んで下さい!
その勇気がきっと、人と出会い、多くを学ぶ機会を与えてくれると思います。

※GC-JN:グローバル・コンパクト・ジャパン・ネットワーク

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