CSRな社員より


ライオンケミカル・オレオケミカル事業所のトンボ池でマイコアカネ誘致に成功

みなさん、こんにちは。
ライオンケミカル・オレオケミカル事業所のマロ吉です。

ライオンケミカル・オレオケミカル事業所では、2012年から生物多様性保全活動の一環として、
事業所敷地内に社員が手作りのトンボ池(ビオトープ)を造成し、トンボ保護活動を推進してきました。

トンボ保護活動のシンボルとして香川県絶滅危惧種に指定されている「マイコアカネ」の誘致を
事業所目標に掲げました。
しかし、今までに様々なトンボが飛来したものの、マイコアカネだけは確認出来ていませんでした。

2014年9月23日、いつものように昼休みにトンボ池へ行ったところ、待ちに待っていたマイコアカネ(雄)を見つけました!
見つけた瞬間はまるで夢を見ている様でした。

マイコアカネ

マイコアカネ

マイコアカネの同定(判断する作業)はトンボ池造成で指導をいただいている「四万十トンボ王国」常務理事の
杉村光俊先生に写真を送付してお願いしました。
9月26日には交尾・産卵の様子も観察され、「マイコアカネ誘致成功」と判断しました。

  • 交尾の様子

    交尾の様子

  • 産卵の様子

    産卵の様子

今年、誘致が成功した決め手は、背の高いヒメガマなど水生植物を植栽したこと、
トンボ池全体をより自然に近い環境へ整備したことです。
専門家によるとビオトープは造ってから3年目が最も自然の池に近づくということです。

杉村先生から「池の風通しや植生のバランスがよかった。トンボの気持ちになって環境整備をした成果」との
コメントをいただきました。

  • 現在のトンボ池

    現在のトンボ池

  • ヒメガマ

    ヒメガマ

マイコアカネはアカトンボの一種で、体長約3.5cmとやや小型のトンボです。
雄の腹部は鮮やかな赤色です。成熟したマイコアカネの雄は顔面にエメラルドグリーンのような色が青白く浮かび上がり、その色が白粉をつけた舞妓さんのうなじをイメージさせたことからこの名前がついたそうです。

今後も杉村先生のご指導を仰ぎながらマイコアカネの個体数を増やしたり、他の絶滅危惧種の誘致もしたいと思っています。

腹部の鮮やかな赤色と舞妓さんのような顔面の青白さ

腹部の鮮やかな赤色と舞妓さんのような顔面の青白さ

トンボ池では現在、地元の幼稚園児を招いての自然観察会を開催しており、今後は地元の小学校の学習にも活用していただく予定です。

現在、トンボ池で確認できたマイコアカネの個体数は10匹前後ですが、もっと個体数が増えれば地域の方々を招待し、マイコアカネ鑑賞会を開催できたら良いと思っています。

トンボがいっぱい飛び交う昔ながらの豊かな自然環境の復元を目指しつつ、
地域貢献にも活かしていきたいと思っています。

園児たちにトンボ池に飛来したトンボ20種の説明をしている様子

園児たちにトンボ池に飛来したトンボ20種の説明をしている様子

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