CSRな社員より


グローバル・コンパクト・ジャパン・ネットワークの被災地ボランティアに参加して(その13)

みなさん、こんにちは。
CSR推進部の「まゆきち」です。

2014年5月29日~31日に宮城県亘理町にて行われた、グローバル・コンパクト・ジャパン・ネットワーク(GC-JN)が主催する2泊3日の東日本大震災復興コレクティブアクションというボランティアツアーに参加してきました。
GC-JN加盟企業から6社16名が参加しました。

亘理町は人口約35,000人の町で、果樹栽培が盛んな地域であり、中でもいちごの生産量は東北でNo.1だったそうです。

亘理町のいちご

亘理町のいちご

亘理町は太平洋に面しており、震災前は沿岸部に松林が生い茂っていました。
この松林は古くから津波・潮風・飛砂などから町を守る防潮林として役割を果たし、地域の人々からは
「おらほの森」と親しみを持って呼ばれていました。
町民にとっては思い出が多く詰まった大切な場所です。

しかし、震災により大きな被害をうけてしまい、現在は町民の力で「おらほの森」を再生することを目的とした「わたりグリーンベルトプロジェクト」が行われています。
今回はそのプロジェクトの作業をお手伝いするボランティアでした。

震災後の防潮林

震災後の防潮林

津波から町を守る健康な森をつくるためには、植林だけではなく残存している森林の整備が必要です。
以前の防潮林には、多種多様な生態系が存在していましたが、震災後は外来種であるニセアカシアや
イタチハギなどの生育が拡大し、森の環境が悪化しています。

今回の活動では、異常繁殖しているこの2種の繁殖を抑えることを目的に、沿岸部の防潮林での駆除作業を
行いました。

  • ニセアカシア

    ニセアカシア

  • イタチハギ

    イタチハギ

この2種の外来種は森のあちらこちらに繁殖しており、丸一日かけて駆除作業を行いましたが、
駆除できたのは森の一部のエリアのみでした。
防潮林整備にはもっと多くの時間と人の力が必要です。

  • 2種類の外来種が生い茂っている様子

    2種類の外来種が生い茂っている様子

  • 駆除作業の様子

    駆除作業の様子

また、亘理町の町並みは瓦礫が撤去され、防波堤が整備されるなど、震災直後と比べるととても綺麗に
なりましたが、まだまだ多くの課題が残されています。
亘理町に戻って来られたいちご農家は未だ6割程度であることや、多くの町民が住む家を失い仮設住宅で
暮らしていることなど、今回亘理町を訪問して改めて復興の困難さを実感しました。

それでも、小さな力がたくさん積み重なれば必ず復興へとつながっていくと思います。
同じ日本人として、より多くの人が今回の震災を自分事と捉え、立ち上がることが復興への一番の近道だと
思います。
今後も東北復興支援活動に積極的に取り組んでいきたいと思いました。

作業を終えた16名

作業を終えた16名

現地のコーディネーターである、ふらっとーほく細田さん(最前列真ん中)とボランティア参加のメンバー

現地のコーディネーターである、ふらっとーほく細田さん(最前列真ん中)とボランティア参加のメンバー

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