CSRな社員より


グローバル・コンパクト・ジャパン・ネットワークの被災地ボランティアに参加して(その8)

みなさん、はじめまして。
企画管理部の土岐です。

私は今まで東北の復興支援について、何かしなくてはと思いつつも何も活動していませんでした。
宿泊を伴うボランティア活動は、見知らぬ人と同行することや、
活動自体が本当に現地の人に繋がっているのか、など個人的に不安に思うことが多かったからです。

ライオンが加盟しているグローバル・コンパクト・ジャパン・ネットワークの
「東日本大震災復興コレクティブアクション」のボランティアは、加盟企業の参加者からなる
組織的にしっかりしたプログラムであることから申し込みをしました。

一緒に参加した仲間たち。当社の他、武田薬品、双日、 アサヒグループホールディングス、坂口電熱の方々と一緒でした

一緒に参加した仲間たち。当社の他、武田薬品、双日、
アサヒグループホールディングス、坂口電熱の方々と一緒でした

10月18~20日宮城県亘理町で防潮林を再生するためのプログラムに参加しました。
1日目は被災地および防潮林予定地の視察と被災当日の映像を見てから意見交換を行いました。

過去の津波被害を記した石碑の近くにある小学校では、運よく全員生存とのことでしたが、
体育館の床はめくりあがり、引き波の威力を物語っていました。

2階まで波をかぶった体育館(奥)と地域のランドマークを示した看板(手前)。 倒れ具合が津波の威力を物語っている

2階まで波をかぶった体育館(奥)と地域のランドマークを示した看板(手前)。
倒れ具合が津波の威力を物語っている

今は重機とトラックしか通らない埃っぽい区域になっていますが、
少し内陸側へ移動すれば、緑豊かな山と人々の生活が息づいていました。

現地の方のご説明の中で、「復興のおどり場」という表現があり、
当面の生活は確保できているが、この先どのように町を再生したらよいか話し合いを継続しているのが、
今の状況だそうです。

2日目はドングリ・栗・松、それぞれの実を育苗ポットへ植えつける作業から始めました。

  • 画像はツバキの実

    画像はツバキの実

  • 作業工程の一場面

    作業工程の一場面

苗のポットに土を入れてドングリや松の実を植えるという比較的軽い作業でした。
最初に「心をこめてください」との注意があり、
特に企業の人は、効率よく数をたくさん作りたがるとの指摘がありました。
その理由はその後に指示された作業でわかりました。

過去に同様の作業で作った苗ポットで発芽しなかったものが大量に発生しており、片づける作業を行いました。
効率よく作ったつもりでも、育たなければ意味がなく、ボランティア活動が繋がっていくことで、
徐々に知見が増えて、確実な手法ができていくといいなぁ、と思いました。

  • ポットに土と実を入れる作業

    ポットに土と実を入れる作業

  • 作業場の風景

    作業場の風景

震災の被害は地域によってまちまちだとのことですし、
復興の考え方にも様々な価値観があることを知りました。

いろいろな活動が各地であると思いますが、
今回のプロジェクトは未来予想図に向かって尽力する地元の方をサポートする活動でした。
木々が育つのを長期にわたって見守り続けることが重要なので、
これからも様々な形で支援を継続したいと思います。

苗のポット作り同様、「心をこめる」ことが重要であると感じました。

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