CSRな社員より


グローバル・コンパクト・ジャパン・ネットワークの被災地ボランティアに参加して(その10)

みなさん、はじめまして。
特販営業部の青木 学です。

私は2011年10月のグローバル・コンパクト・ジャパン・ネットワーク「東日本大震災コレクティブアクション」の第一回目ボランティアに参加させて頂いており、今回は二度目の参加となります。

今回は震災から2年が経過し、
・前回とどの様に状況が変わっているか?
・被災地で現在何が求められているか?
について知りたいと思い、リピーターとして参加してきました。

2013年5月9日(木)~5月11日(土)の三日間、宮城県亘理町にて防潮林再生に向けたプログラムに
参加しました。

  • 荒浜語り部の(左から)岡崎さん・一宮さん

    荒浜語り部の(左から)岡崎さん・一宮さん

  • 震災で犠牲になった方への鎮魂碑

    震災で犠牲になった方への鎮魂碑

初日は現地の方々との交流の機会を頂き、いろいろ貴重なお話を伺いました。
その中でも、荒浜語り部の岡崎さん・一宮さんのお話では、震災で出た瓦礫は約127万トンにも及び、
それまでに出ていた廃棄物の約120年分に相当するとの事でした。
この事からも震災の被害が如何に大きいかがわかります。

現時点で建設が進行している防波堤は今までより1メートル高くするとの事ですが、
その為には30メートルも内陸部に敷地を広げなければならず、土地の買収問題など、
行政に関わる問題も山積みであり、復興が如何に複雑であるかも伝わってきました。

  • 植樹の指導をしてくださった 株式会社グリーンアップ代表 加藤さん

    植樹の指導をしてくださった
    株式会社グリーンアップ代表 加藤さん

  • 植樹の準備の様子

    植樹の準備の様子

今回の活動のメインとなるのは将来、沿岸部に植える苗木の植樹でした。
以前、苗木にするためにポットに植えた種が50センチほどの苗木になっていました。
それを育成用の畑に植樹して育てるのですが、この植樹の準備に時間がかかった上、
実際の植樹作業そのものもかなりの重労働でした。

慣れない作業の中でも、初めは参加者同士、和気あいあいとしていましたが、
徐々に全員、会話も少なくなり、疲労はピークに達しました。

その他、雨天時のポット作りの作業場とするためのビニールハウスの建設を手伝い、貴重な経験となりました。
意外に頑丈な作りに驚きました。

  • 耕した畑へ植樹を開始

    耕した畑へ植樹を開始

  • ビニールハウスの建設も行いました

    ビニールハウスの建設も行いました

初めは手こずっていた植樹でしたが、徐々に作業にも慣れ、
沢山の苗木を植えた充実感に全員で感動を覚えました。

総数約1600本の苗木が約1メートルになるまで2~3年かかるそうです。
大きくなった苗木は海岸に運ばれ、植樹されます。
参加者全員が、この苗木たちが実際に海岸で更に大きく育っている姿を見たいと感じました。

約1600本に及ぶ植樹

約1600本に及ぶ植樹

紅葉のポット入れ替えも行いました

紅葉のポット入れ替えも行いました

前回と異なり、復興はかなり進んでいると感じました。
現地の方々もボランティアに「何かをしてもらおう」ではなく、「もっと東北に関わって欲しい」という雰囲気で迎えて下さっており、既に「被災地」ではなく「復興地」となっているバイタリティを感じました。

最後のワークショップでは、各人が現地での経験を忘れず、伝え、共有していく事を今後の目標として
掲げました。

ワークショップの様子

ワークショップの様子

今後の目標について

今後の目標について

一人ひとりの出来る事は限られていますが、震災を忘れず、少しずつでも継続して関わっていく事が重要であると感じました。

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