ライオンの強みは「日用品・一般用医薬品(大衆薬)・機能性食品の3分野に事業展開していること」と「環境対応を事業活動のコンセプトとしていること」と考えています。
ライオンが強みとしているのは、日用品・一般用医薬品・機能性食品の3分野を展開している企業であるということです。
少子高齢化がますます進展するなかで、健康に対する意識、つまり自分で健康を維持しようというセルフメディケーションの考え方や日常生活をより快適にしてくれる製品への関心が高まっています。長年にわたって日用品と一般用医薬品の分野で事業を展開し、技術の進化を積み重ねてきたライオンにとって、こうした社会全般の意識の変化は大きなビジネスチャンスです。
ライオンは、このニーズに対応する日用品1兆5,000億円、一般用医薬品8,000億円、機能性食品7,000億円の3つの大きな市場を対象とする事業分野を「新・快適生活産業」と定義し、将来的にこの市場でNo.1となることを長期的なビジョンに掲げています。

新・快適生活産業市場
現在は「機能性食品」と「メディカルヘルスケア」分野で製品展開に注力しています。
「新・快適生活産業」No.1企業を目指すために、20年来研究を重ねてきた「トマト酢」とGABAを配合した快適サポート飲料『グッスミン』、フラバンジェノールとコラーゲンを配合した美容サポート飲料『キュプルン』などの発売により2006年度に機能性食品市場に新規参入しました。2007年にも長年に渡る研究成果をベースに開発したパームフルーツから抽出したパームカロテン、内臓脂肪の研究で見出したラクトフェリンなどを配合したサプリメント3品で、通信販売ブランド「LIONウェルネスダイレクト」をスタートさせました。

2008年には、特定保健用食品の「トマト酢生活 トマト酢飲料」の発売を開始しています。
高齢化社会が進行する中、自分の健康は自分で管理するというセルフメディケーションの考え方に基づき、日用品、一般用医薬品、機能性食品の3つの分野を融合させた新たな「メディカルヘルスケア」の考えを提案、予防から治療までをトータルで行うことのできる商品群を展開していきます。2006年度には歯肉炎・歯槽膿漏薬『デントヘルス』ブランドから薬用ハミガキ、ハブラシ、薬用デンタルリンスなどを、にきび治療薬『ペア』ブランドから肌トラブルを解決するクリームを新発売しました。また、2007年度も『デントヘルス』のアイテムを追加し、ブランド強化を図っています。
このように、今後もメディカルヘルスケア商品の拡充による事業拡大を目指します。

ライオンは家庭品・薬品事業で長年培ってきた研究開発力、マーケティング力、流通力、ブランド力を最大限に活かして融合させ、これまでになかった新しいコンセプトの優れた機能・特長を持った商品を積極的に送り出すことで、「新・快適生活産業」No.1企業を目指します。
世界は、地球環境を守るための持続可能な循環型社会の実現を最優先する時代となっています。日用品を中心とする商品をお届けしているライオンにとって、環境への取り組みは企業の社会的責任そのもので、全社員が、すべての業務において果たすべき責務です。そこでライオンは、「環境対応先進企業をめざす」ことを企業ビジョンのひとつとして掲げています。ライオンが関わるすべての事業活動における全社的な環境保全活動を「ECO LION」活動として多方面の施策を積極的に展開しています。
特に2009年にリニューアル発売した『トップ』では、当社独自開発の洗浄成分「MES(アルファスルホ脂肪酸エステル塩)」の配合比率を増やし、洗浄成分中の植物原料比率を約3/4に高めました。MESは再生可能なパーム・ヤシ油を原料としており、洗浄力も高く、生分解性も良い事から、環境にやさしい界面活性剤です。製品の原料調達から製造、廃棄までの環境負荷を定量的に評価する「ライフサイクルアセスメント」の考え方に基づき算出すると、2009年の『トップ』では1990年当社製品と比較し、洗濯で家庭から排出されるCO2の量を51%削減する事に成功しました。この『トップ』に代表される「温暖化ガス排出量削減」と「商品を通じた環境配慮」が評価され、フジサンケイグループが主催する「第16回地球環境大賞」を受賞しました。昨年は、「エコ・ファーストの約束」を環境大臣に宣言し、環境保全に向けた取組みを推進しております。また、本年6月には、国際社会において「企業の社会的責任(CSR)」 を果たしていくため、国連が提唱する「グローバル・コンパクト」に参加しました。
今後も、持続可能な循環型社会の実現に向けて、環境に配慮した製品の開発と事業活動に努め、環境保全や社会貢献活動に全社一丸となって取り組んでまいります。
環境への取り組みについて詳しくはこちらをご覧下さい。
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