株価 Yahoo! ファイナンス証券コード:4912

トップメッセージ

当期のわが国経済は、消費者物価の緩やかな下落が続く中、個人消費や生産活動に持ち直しの動きがみられましたが、東日本大震災の影響、円高や海外経済の減速による企業収益の減少等もあり、不透明な状況で推移しました。
当社グループが主に事業を展開する国内一般用消費財業界は、店頭での激しい販売競争に加え、原材料価格の上昇による影響もあり、厳しい事業環境にありました。
このような事業環境の中、当社グループは、「企業価値の向上」を目指し、成長基盤の強化、環境対応先進企業を目指した活動を推進しました。

成長基盤の強化として、国内では、「デンターシステマ」や「ソフラン」ブランドに高付加価値の新製品を追加するとともに、トイレのこまめなお掃除習慣を提案する「ルックまめピカ」を新発売し、主力ブランドの強化、育成を図りました。海外では、オーラルケア製品と洗濯用洗剤を中心にブランド育成を行うとともに、マレーシアとタイで生産能力増強計画を進めました。また、環境保全活動では、CO2排出量削減等環境に配慮した製品作りに加え、雨水の有効活用を全国的に啓発する「雨水あまみずアイデアコンテスト2011」を開催するなど、「ECO LIONエコライオン」活動に積極的に取り組みました。

以上のような施策を実施した結果、当期の連結業績は、売上高、当期純利益は震災の影響を受け前期の実績を下回りましたが、営業利益、経常利益は過去最高益を更新いたしました。

配当金につきましては、当期は創業120周年記念配当1円を期末配当金に加え1株につき11円(中間配当金5円、期末配当金6円)とさせていただきました。

次期のわが国経済は、復興需要の本格化による景気の持ち直しが見込まれる一方、歴史的な円高水準が続く中、世界的な景気後退の懸念もあり、先行き不透明な状況が続くものと認識しております。
当社が主に事業を展開する一般用消費財業界では、個人消費の低迷や店頭における販売競争の激化など、厳しい状況が続くものと予想されます。

当社は、2011年10月の創業120周年を機に、今後の当社の目指す方向を「Visionビジョン2020」としてまとめ、新しいコーポレートメッセージを制定いたしました。そして「Visionビジョン2020」の実現に向けた具体的な取り組みとして新中期経営計画「V−1計画(Visionビジョン2020 Partパート−1」を今年の1月からスタートさせました。この「V−1計画」にグループ一丸となって取り組み、企業価値の向上と「くらしとこころの価値創造企業」の実現を目指してまいります。

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