事業別業績:一般用消費財事業(アニュアルレポート2011)

証券コード:4912

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ビューティケア事業分野

2011年の市場環境と業績

ビューティケア市場は、夏場の節電対策と猛暑の影響により制汗剤の市場が伸長しました。また、ノロウィルスの流行や生肉による食中毒事件などの影響もあり、ハンドソープ、消毒液の需要が増加しました。さらに、パーソナルケア品の増加やニーズの多様化によりシャンプー市場が微増となりましたが、トリートメントや男性用整髪料が前年を下回り、市場全体では微減となりました。

当社は、ハンドソープと制汗剤に注力して当分野の事業展開を行っています。
日本のハンドソープNo.1*ブランドの「キレイキレイ」で、1リットルの大型サイズの詰替品、オレンジミックスの香りの企画品(数量限定販売品)を発売するなど、お客様のニーズに対応した品揃えを強化し、ブランド価値向上に努めました。制汗剤のロングセラーブランド「Ban」では、主訴求を香りから防臭に、パッケージをパステル調からスタイリッシュな黒に変更し、シートタイプをはじめパウダースプレータイプやロールオンタイプが市場の伸びを上回り好調に推移しました。しかしながら、シャンプーが競争激化の影響で前年を下回り、当分野全体の売上高は、前期比微増となりました。

2012年の展開

「皮膚洗浄」と「頭皮頭髪洗浄」分野を事業ドメインと位置づけ、重点ブランドの強化を継続します。
「キレイキレイ」は、健康のために楽しく「手洗い、うがい、消毒」の清潔習慣を身につけるブランドとして、幼稚園や小学校における啓発活動を継続していきます。ハンドソープでは、多様な品揃えとテーマを持った販売促進活動で、国内ハンドソープ市場のNo.1*ブランドの地位を強化し、うがい薬、消毒液、ウェットシートといった周辺商材との場面に応じた使い分けを促進することで、市場の拡大を図ります。

また、シャンプーでは、安定した市場を形成しているリンスインシャンプー市場で「ソフトインワン」を改良新発売します。これまでの「洗髪を手早く」の価値に加え、「翌朝のスタイリングまで手早くできる」という機能・価値を付加し、新しいターゲットへのアプローチを強化して新規ユーザーの拡大を図ります。
発売50周年を迎える「Ban」ブランドでは、2011年の全面リニューアルをさらに進化させ、「ナノイオンスタイルのBan」の生活者への浸透と定着を図り、市場でのさらなる地位向上を目指します。

2011年のトピック

小西 真梨の写真

ビューティケア事業部 小西 真梨

女性のニオイケア行動に関する当社の調査から、制汗剤を「1日に複数回使用」「複数剤型を併用」「外出先でも使用」「1年中使用」するなど、自分の生活スタイルに合わせた使い方をしていることがわかりました。2012年の「Ban」は、「いつでもどこでも」自分の生活スタイルに合ったニオイケアができる「ナノイオンスタイルのBan」へと進化させます。ナノイオン殺菌成分が肌にしっかりとどまって防臭効果が持続し、携帯しやすいプラスチックボトルになった「Banデオドラントロールオン」と、汗とニオイのふき取り性とさっぱり感を向上させた「Ban爽感さっぱりシャワーシート」を改良新発売します。

* 2011年(株)インテージSRIデータ、販売金額