事業別業績:一般用消費財事業(アニュアルレポート2012)

証券コード:4912

株価
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取締役 執行役員 ヘルス&ホームケア事業本部長 掬川 正純の写真

一般用消費財事業の売上高は、歯磨や歯刷子などのオーラルケア分野や洗濯用洗剤などのファブリックケア分野が堅調に推移するとともに、通販事業が大きく伸長し、前期を上回りました。 営業利益は、季節商品の売上減少や汎用価格帯の商品構成が増加したため、大幅な減益となりました。

売上高 2,442億円(前年比1.3%増)(外部売上高)
営業利益 43億円(前年比50.9%減)

ライオンのトイレタリー製品の2011年の市場でのポジション

2012年の市場環境
当社が参入する国内一般用消費財市場は、単価の緩やかな低下傾向が続きましたが、世帯数の増加や洗剤、柔軟剤市場における高付加価値新製品の投入で、金額では前期比1%程度の成長となりました。*1一方でOTC市場は縮小してしまいました。

*1 インテージ(株)SRIデータ

2012年の業績振り返り

日用品の単価が下落する中、当社は、「明確なエビデンスがある」、「ターゲットが明確」、「使用実感がある」をキーワードにした高付加価値製品を発売し、育成に努めました。昨年7月には、超コンパクト液体洗剤「トップ HYGIA」*2を発売し計画を上回る売上を達成しました。また、お風呂の防カビ剤「ルック おふろの防カビくん煙剤」*3が今までにない画期的な製品としてお客様のご好評を得ました。
さらに、お客様のQOL(生活の質)向上をサポートする機能性食品等を展開する通販事業が好調に推移しました。主力の「ナイスリムエッセンス ラクトフェリン」が大幅に売上を伸ばすとともに、「トマト酢+ミルクペプチド生活」を新発売し品揃えの拡充を図りました。
以上の結果、一般用消費財事業の売上高は前期を上回ったものの、営業利益は前期を下回りました。減益の要因は、天候不順の影響で制汗剤や殺虫剤といった季節商品の売上が減少したことや、OTC市場の縮小などを背景として解熱鎮痛薬、目薬などが伸びなやんだことによる商品構成の悪化、店頭での販売競争への対応で販売促進費が増えたこと、ブランド育成や通販事業への宣伝投資を拡大したことです。

*2 プレスリリース(2012年5月14日)参照
*3 プレスリリース(2012年7月12日)参照

「V-1計画」の達成に向けて

当事業では、日用品・OTC医薬品・機能性食品の分野で「健康・快適・環境」を3つのキーワードに、生活者の潜在的ニーズを捉え、新しい価値提案による新たな市場を創造し、ブランドを強化し、市場の活性化・拡大に貢献します。成熟した国内市場では成長分野に新しい高付加価値製品を発売し、宣伝投資の増強・重点化によってこれらの育成を促進し、事業の質的改善を進めます。また成長著しい通信販売事業では、「ナイスリムエッセンス ラクトフェリン」に次ぐ第2の柱となる製品の開発・育成を進めます。