事業別業績:産業用品事業(アニュアルレポート2012)

証券コード:4912

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業務用洗浄剤等は好調に推移しましたが、化学品は産業需要の低迷や円高による輸出減少のため苦戦し、売上高は前期を下回りました。

売上高 301億円(前年比2.8%減)(外部売上高)
営業利益 3億円(前年比16.0%減)

事業概要

産業用品事業は、産業需要向け界面活性剤や導電性カーボンなどを取り扱う「化学品事業」とホテルやレストランの厨房に向けて各種洗浄剤やハンドソープなどを販売する「業務用洗浄剤事業」で構成されています。

主要製品分野

界面活性剤、脂肪酸窒素誘導体、脂肪酸メチルエステル及び誘導体、導電性カーボンブラック、各種産業用洗浄剤など。

化学品事業

2012年の市場環境と業績

重点3事業(エステル誘導体、導電性カーボン、工業用洗浄剤)を中心に売上拡大と収益向上を図りましたが、世界的な産業需要の停滞や円高による輸出減少により、業績は前期を下回りました。

2013年度の戦略

重点3事業への経営資源の重点投下を継続し、事業規模拡大と収益改善を図ります。エステル誘導体は、変圧器向け植物系絶縁油を含めた高付加価値製品用途、導電性カーボンは、急速な需要拡大が見込まれる車載用二次電池用途や電子部品用途、工業用洗浄剤は堅調な自動車部品用途に加え、情報電子部品用途への拡大を図ります。これら重点3事業は国内販売のみならず、ASEANを中心とした海外でも生産・販売体制を構築します。更に、本格化する復興需要に対する地盤改良剤等の土木建築分野の拡大、環境・エネルギー分野での新規市場開拓を積極的に進めます。

業務用洗浄剤事業(ライオンハイジーン(株))

2012年の市場環境と業績

ホテルや外食チェーンの客数減少や節約意識の浸透によるクリーニング需要が減退する中、食器洗浄機用洗剤の売上が前期並みを維持するとともに、クリーニング業界向け洗濯用洗剤で新規顧客を獲得して前期の売上を上回りました。また、7月後半以降の猛暑や食中毒防止のため、主にレストラン向けの衣料用洗剤やハンドソープ、アルコールの販売が好調に推移し、全体では増収を確保しました。

2013年度の戦略

食器洗浄機用洗剤やホテルリネンは、新規の外食チェーンやホテルの新規顧客開拓に加え、今後の底堅い需要が見込まれ景気変動の影響をあまり受けない病院や老健施設などの顧客へのアプローチを進め、売上の拡大を図ります。また商品分野としては、衛生意識の定着により堅調な需要が予測されるハンドソープや手指消毒剤の販売強化と、食品工場向け洗浄剤の品揃え強化を図ります。