研究概要:研究開発(アニュアルレポート2012)

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当社の研究方針とコア技術

研究開発部門では、「Vision 2020」達成にむけて戦略的テーマを設定し、高い技術目標と技術イノベーションに挑戦して、技術革新や新製品開発を進めています。

その中で、当社のコア技術となるものは、口腔科学、界面科学、生命科学、材料科学の4分野です。そのうち研究の歴史が長いのは口腔科学と界面科学です。

界面科学の分野では、当社は120年以上研究を行っており、時代に先駆けた新しい洗剤などを提供してきました。近年、環境に配慮し、植物のパームやしを原料に開発した界面活性剤が、洗浄力と生分解性を両立するとして世界から注目されています。また、界面活性剤にとらわれない未来の洗浄技術の開発に挑戦するなど、日々研究に邁進しています。

口腔科学の分野では、100年以上にわたり蓄積してきた研究成果をもとに、社外の研究機関との共同研究などを進め、口腔内環境が全身健康に与える影響を解明しつつあります。当社は、口腔科学を中心に社内外の幅広い技術を融合し、オーラルケア製品から食品・医薬品まで含めた新しい価値の創出に努めています。

研究開発の組織構成

製品開発研究部門には、オーラルケア、ファブリックケア、薬品などの研究所があります。商品企画部門と緊密に連携して製品開発を進めています。

応用研究部門は、界面科学や生命科学などを駆使して新しい技術や素材の芽を探索し、製品に応用するための研究を行っています

これら2部門を支える支援研究部門は、人体や環境に対する製品の安全性評価や最先端の分析・解析技術を用いた研究、製品の付加価値をとなる香りや味、包装の技術開発を担っています。

生産技術研究センターでは、研究開発から生産に結びつける製造技術開発を行っています。

研究開発センター構想の第Ⅱ期計画

研究・生産技術の知見や生活者研究の強化を目的として推進中の研究拠点再開発第Ⅱ期計画による新研究棟が、2013年夏に竣工します。研究拠点の統合だけでなく、各研究所相互の技術交流に加え、アジア各国のライオングループの研究所との連携を図り、オールライオンのシナジー最大化や研究開発のスピードアップを図ってまいります。