事業別業績:一般用消費財事業(アニュアルレポート2013)

証券コード:4912

株価
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取締役 執行役員 ヘルス&ホームケア事業本部長 掬川 正純の写真

国内事業では、質的成長を目指しています。売上高は商品構成改善と汎用品の価格安定化を優先し、前期比横ばいとなりました。営業利益は、高付加価値品を重点育成して販促費の効率化を図り、大幅な増益となりました。

売上高 2,427億円(前年比0.6%減)(外部売上高)
営業利益 72億円(前年比69.4%増)

売上高、営業利益のグラフ

ライオンのトイレタリー製品の2011年の市場でのポジション

2013年の市場環境
当社が参入する国内一般用消費財市場は、単価は2009年から続いた減少傾向が下げ止まり、前年並みの水準となりました。数量は、高付加価値品の投入がそれぞれの市場の需要を喚起し、前期比2%*程度の市場成長となりました。

* (株)インテージ SRIデータ 家庭品40市場 2013年1月~12月 累計販売個数前年比

2013年の業績振り返り

2012年の減益を踏まえ、(1)高付加価値品の育成による商品構成の改善、(2)汎用品の価格安定による販売促進費の効率化に取り組みました。
高付加価値品の育成の一例としては、生活者の「予防意識」の高まりをとらえて、「未然に防ぐ」という価値の提供のため、洗うたびに衣類が菌に強くなる超コンパクト液体洗剤「トップ HYGIA」を育成するとともに、スプレーするだけで除菌、抗菌、ウイルス除去ができる「トップ HYGIA衣類・布製品の除菌・消臭スプレー」を新発売しました。
また、市場創造型商品として、年齢や目の酷使によるつらい眼疲労などに優れた効果を発揮する目薬「スマイル40プレミアム」を新発売し、中高年のニーズを捉え、新しいお客様を獲得しました。
さらに、機能性食品等を展開する通販事業が好調に推移しました。主力の健康食品「ナイスリムエッセンス ラクトフェリン」が順調に拡大するとともに、女性向けエイジングヘアケアシリーズの新製品「フルリア」を発売し、品揃えの拡充を図りました。
以上の結果、売上高は前期並みとなりましたが、営業利益は製造原価の低減等のコストダウンもあり、前期を大幅に上回りました。

2014年の戦略

当事業では、日用品・OTC医薬品・機能性食品の分野で「健康・快適・環境」を3つのキーワードに、「国内事業の質的成長」を目指します。「質的成長」とは、利益を重視した安定的成長のことです。生活者の潜在的ニーズを捉えた新しい価値提案による新製品を投入し、新たな市場を創造するとともに、既存市場の単価アップと成長市場の拡大加速に挑戦し、収益性向上に取り組みます。