研究概要:研究開発(アニュアルレポート2013)

証券コード:4912

株価
Yahoo!ファイナンス

当社の研究方針とコア技術

研究開発部門では、「Vision 2020」達成にむけて戦略的テーマを設定し、高い技術目標と技術イノベーションに挑戦して、新製品開発を進めています。
その中で、当社のコア技術となるものは、口腔科学、界面科学、生命科学、材料科学の4分野です。特に、口腔科学と界面科学は研究所創設から取り組んでいる研究領域です。

口腔科学の分野では、蓄積してきた研究成果をもとに、社外の研究機関との共同研究などを進め、口腔内環境と全身健康の関連性を解明しつつあります。また、当社では、口腔科学を中心に社内・社外の様々な技術を融合することで、オーラルケア製品だけでなく、食品・医薬品までを含めた新しい価値の創出に努めています。

界面科学の分野では、時代に先駆けた新しい価値を持つ洗剤を提供してきました。近年、環境に配慮し、植物のパームやしを原料に開発した界面活性剤が、洗浄力と生分解性を両立するとして世界から注目されています。また、界面活性剤にとらわれない未来の洗浄技術の開発に挑戦するなど、日々研究に邁進しています。

研究開発の組織構成

研究・生産技術の知見や生活者研究の強化を目的として2009年から研究拠点再開発を推進してきており、2013年夏、第2期工事が完成しました。新研究施設のコンセプトは3つあります。
1つ目は「オーラルケア研究」に関わる開発機能の集約化です。最新鋭の研究機器を取り揃え、研究シナジーを促進することで、研究開発の質とスピードアップを目指します。
2つ目は「オープンイノベーション機能の充実」です。海外関連企業や外部機関とのコラボレーションが可能なオープンな設備や、世界各地の気象条件と水環境を再現できる評価室も整備した研究スペースです。

世界各国の気象条件と
水環境を再現できる評価室

3つ目は「研究員の人的交流のさらなる活性化」です。研究所間を有機的に結び、研究員相互のコミュニケーションを促進する設計になっています。
ライオンのR&Dは、今まで以上に各研究所相互の技術交流に加え、アジア各国のライオングループの研究所や外部機関との連携を推進することで、健康・快適・環境の領域でお客様に感動を与える新しい価値を創造してまいります。

*1 (株)インテージSRIデータ、柔軟剤市場 2013年1月~12月 累計販売金額前年比
*2 当社定義