一般用消費財事業(アニュアルレポート2014)

証券コード:4912

株価
Yahoo!ファイナンス

67.9% (連結売上高構成比、外部売上高)

国内事業では、期前半は消費増税前の駆け込み需要を積極的に取り込み、また新製品、高付加価値品が好調に推移し、大きく増収となりました。期後半では、夏場の天候不順、個人消費の回復の遅れなどの環境の中、生活者の選択型消費を捉えた高付加価値品を育成して単価上昇を牽引、収益性の向上を進め、増収増益となりました。

売上高

2,493億円 (2.7% up) 外部売上高

営業利益

85億円 (16.8% up)

マーケットポジション

当社の国内主要製品の市場規模とポジション

CLINICA ADVANTAGE Toothpaste

ハミガキ
No. 1 818億円

SYSTEMA Toothbrush

ハブラシ
No. 1 450億円

TOP NANOX

衣料用洗剤
No. 3 1,365億円

Kaori to Deodorant no SOFLAN Aroma Rich

柔軟剤
No. 3 842億円

KireiKirei Medicated Foaming Hand Soap

ハンドソープ
No. 1 216億円

CHARMY Awa no Chikara

台所用洗剤
No. 3 469億円

注:上記、市場規模の数値は、小売販売データに基づき、ギフト製品の売上高は含んでいません。

出所:株式会社インテージSRI調査による各カテゴリー。2014年1月から12月までの売上金額ベースのデータ

2014年の市場環境と業績振り返り

2014年は、消費税率引上げや夏場の天候不順の影響を受ける中、前年に引き続き、(1)高付加価値品の育成による商品構成の改善、(2)利益マネジメントの改善による販売促進費の効率化に取り組みました。

オーラルケアでは「クリニカ」シリーズを一新し、予防歯科をテーマに“歯科専門家が奨めるセルフケア”を実現するブランドとして育成を図るとともに、歯ぐきの状態に合わせた“歯周ポケットケア”を実践できる「システマ」シリーズを強化しました。

また、各分野で高付加価値品の育成と浸透を図り、制汗剤では、ナノイオン制汗成分がワキ汗をしっかり抑える「Ban 汗ブロックロールオン」、洗濯用洗剤では、皮脂汚れの洗浄力を高めた「トップ NANOX」、洗濯槽のバイオフィルムを分解・除去する酵素を新配合した「トップ HYGIA」、解熱鎮痛薬では、独自の技術と処方で“早く効いて”“胃にやさしい”「バファリン プレミアム」を新発売しました。

通販事業では機能性食品等を展開しておりますが、消費増税後の需要減少などの影響を受け、売上高成長は伸び悩みました。このような状況の中、良質な休息を支える清酒酵母を配合した「グッスミン 酵母のちから」を新発売するなど、お客様のQOL(生活の質)向上をサポートする商品の拡充を行いました。

以上の結果、売上高は前期を上回り、営業利益についても前期を大きく上回りました。

2015年の戦略

当事業では、日用品・OTC医薬品・機能性食品の分野で、利益を重視した安定的成長を目指します。生活者の潜在的ニーズを捉えた新しい価値提案による新製品を投入し、新たな市場を創造するとともに、既存市場の単価アップと成長市場の拡大加速に挑戦し、収益性向上に取り組みます。本年は高付加価値品、市場創造型商品の開発により、お客様の選択型消費の取り込みをこれまで以上に徹底するとともに、攻めのマーケティング、販売活動の効率化を進めます。