一般用消費財事業

証券コード:4912

株価
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一般用消費財事業では、オーラルケア分野、薬品分野が好調に推移し、また、各分野で高付加価値品の構成が高まった結果、事業ミックスが改善し収益性が向上しました。加えて、原材料価格の低下、コストダウン、競争費用の効率化が進み、利益は大幅に増加しました。

連結売上高構成比

66.1%(外部売上高)

売上高/営業利益

売上高:2,613億円/営業利益:158億円(外部売上高)

マーケットポジション

当社の国内主要製品の市場規模とポジション

ハミガキ
シェアNo. 1
870億円

ハブラシ
シェアNo. 1
480億円

衣料用洗剤
シェアNo. 3
1,440億円

柔軟剤
シェアNo. 3
960億円

ハンドソープ
シェアNo. 1
230億円

台所用洗剤
シェアNo. 3
500億円

(注)上記、市場規模の数値は、小売販売データに基づき、ギフト製品の売上高は含んでいません。

出所:株式会社インテージ SRI調査による各カテゴリー。2016年1月から12月までの売上金額ベースのデータ

2016年の市場環境と業績振り返り

2016年の当社参入市場は、高付加価値化の進展により販売単価に上昇が見られるとともに、販売個数の増加、及びインバウンド需要により、販売金額では前年比104%*と堅調に推移しました。

当社は、「V-2計画」の中間点にあたる2016年において、「利益率の向上」を最優先目標として再認識し、伸長する市場に高付加価値品、市場創造型商品を投入してまいりました。

オーラルケア分野では、「システマ ハグキプラスハミガキ」「クリニカアドバンテージ ハブラシ」、「システマ ハグキプラスハブラシ」などの高付加価値品が2桁成長し、市場成長を上回る売上成長を達成し、市場の拡大に貢献しました。ビューティケア分野では、秋に発売した保湿成分が洗い流されない(当社比)ボディソープ「hadakara」が市場創造型商品としてお客様のご好評をいただき、好調に推移しました。ファブリックケア分野では、「トップ スーパーNANOX」を導入し、超コンパクト液体洗剤の構成比を高めることで利益性の向上を図りました。薬品分野では、高付加価値品の育成を継続した結果、解熱鎮痛薬「バファリン プレミアム」や目薬「スマイル40 プレミアム」などの高付加価値品が好調に推移し、単価上昇を実現しました。また、インバウンド需要(訪日外国人消費)も対前年伸長率は鈍化したものの、ニキビ薬「ペア」を中心に前年に引き続き一定レベルの需要がありました。

* 株式会社インテージ SRIデータ 家庭品38市場 2016年1月~12月 累計販売金額前年比

2017年の戦略

わが国の経済は、引き続き緩やかな景気回復基調が続くと予想されるものの、原材料価格や為替の動向、海外の地政学的リスク等により、先行き不透明な状況が続くものと予想しています。本事業においては、高付加価値品の拡大等が見込まれるものの、引き続き激しい競争が続くものと想定されます。本年度は、「V-2計画」の総仕上げとして、以下の4つの施策に取り組むことで市場地位のさらなる強化を進め、環境に左右されない強い収益構造を獲得してまいります。

  1. 製品機能を訴求した「モノ軸」の商品提案だけではなく、人々の共感を通じた「コト軸」で商品の世界観を伝え、新しい生活習慣を提案する「共感型マーケティング」に取り組みます。
  2. 新たな消費行動を誘発できるよう「デジタルマーケティングの強化」を図ります。
  3. 従来の画一的な全国統一の営業施策ではなく、エリアの特性に合わせたチャネルとメディアの連携による「エリア展開の強化」を図ります。
  4. 他社との連携による「カテゴリー提案の強化」を図ります。