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ジュニアプロジェクト ライオン 美ら action ~みんなで育む沖縄の未来~

贈呈式の様子

7年目を迎えた「ライオン美らaction」の実践校認定証贈呈式が、5月1日(月)に沖縄県庁で行われました。

贈呈式には2017年度の環境教育実践校に選ばれた県内の小中学校12校を代表して、糸満市立高嶺中学校の山田宏校長、本部町立瀬底小学校の金城聡教頭が出席されました。

贈呈式に引き続き、前年度の環境実践校を代表して瀬底小学校の4年生9名が、「ウミガメ学習を通して伝えて行きたいこと」と題した発表をおこないました。ウミガメの生態調査を通じて学んだ、ごみのない自然の海を守ることの大切さなどを報告し、「私たちが瀬底の海を守っていきたい」と力強く宣言しました。

認定校一覧

国頭(くにがみ)地区

本部町立 瀬底小学校

  • 自然環境

瀬底小学校は、瀬底島にある琉球大学熱帯生物園研究センター瀬底研究施設の方との珊瑚礁の観察・リーフ体験授業、また清掃活動、校内での蝶の観察等、自然環境について学ぶ機会がとても多い学校です。ウミガメの飼育を通して、美しい浜に産卵するウミガメを守るためビーチ清掃活動を行ったり、ふ化した子ガメを大切に飼育・観察する学習も行っています。
学級数:5クラス / 児童生徒数:50名 / 学校長名:座間味 靖 校長

活動内容と詳細

  • 5~7月:体育館でのワークショップ及び瀬底ビーチでの産卵場所の確認
  • 9~2月:月に1回の海洋博公園(ウミガメ館)での子亀の飼育観察

伊是名村立 伊是名中学校

  • 自然環境
  • 生態系
  • 生活環境
  • その他

伊是名中学校では、身近な自然に親しみ、自然の恩恵を受けて生きていく者の知恵や自然保護の大切さについて、体験を通して学ぶことをねらいとして、自然体験学習を30年以上実施しています。また、毎年、親子で海浜清掃を実施し、地球の環境問題を考え、理解を深める機会とするなど長期にわたり環境教育の取り組みを行っています。
学級数:4クラス / 児童生徒数:43名 / 学校長名:与那覇 了 校長

活動内容と詳細

  • 5月:屋那覇島における自然体験活動及びビーチクリーンの実施(全学年)
  • 6~12月:村内一斉清掃活動への参加(2か月に1回開催)
  • 12~1月:字内花の海浜清掃活動の実施(1・2年生)
  • 7~3月:通学路1人1ゴミ運動、生徒会地域清掃活動の実施(全学年)

中頭(なかがみ)地区

北中城村立 島袋小学校

  • 自然環境
  • 生活環境

島袋小学校は、「環境教育実践校」の指定を受け、自然環境の保全と快適な校内自然環境づくりに積極的に取り組んでいます。「森の中の学校」をキャッチフレーズに、自然環境を生かした環境教育を推進しています。子ども達の豊かな人間性を育成し、「平和で安らぎと活力のある社会の形成者」として心身ともに健全な児童生徒の育成を進めていきます。
学級数:13クラス / 児童生徒数:367名 / 学校長名:新里 誠 校長

活動内容と詳細

  • 4~6月:野菜の栽培
  • 4~7月:ホウセンカとヒマワリの観察
  • 4~9月:アサガオの栽培・観察
  • 4~3月:校内の自然観察・記録
  • 5~10月:コーンの栽培・観察
  • 6月:生き物の観察

沖縄市立 美里中学校

  • 生活環境

美里中学校は、「環境に親しむ」「環境の仕組みを学ぶ」「環境を保全・想像する」ことを総合的な学習を活用し、豊かな人間性の育成に取り組んでいます。また、「こども科学力育成事業」や、夏休みの自習講座の活用など、積極的に環境教育に取り組んでいます。さらに、昨年から進めている気象情報システムを活用しての継続的な調査研究は、環境問題の解明に向けた発展的な研究として期待が持てます。
学級数:24クラス / 児童生徒数:775名 / 学校長名:宮城 康人 校長

活動内容と詳細

  • 4~3月:朝の気象予報放送
  • 6~2月:エコキャップ集め、沖縄こどもの国出前科学授業
  • 11~3月:理科教材園の整備

那覇(なは)地区

久米島町立 清水小学校

  • 自然環境
  • 生態系

沖縄本島より西へ約100キロ離れた海上に位置する清水小学校は、運動場のすぐ前に東シナ海が広がる豊かな自然に囲まれた学校で、年間を通して環境教育に積極的に取り組んでいます。川遊びを通して水生生物の理解を深め、海浜清掃で自然保護について考察し、臨海学校では磯の生き物について学習を行うなど、環境に関する様々な活動を行っていきます。
学級数:8クラス / 児童生徒数:169名 / 学校長名:島袋 優 校長

活動内容と詳細

  • 4~6月:漂流物の学習、ゴミ拾い、川の生物観察等
  • 9~10月:ゴミ処理、浄水に関わる学習、グリーンセンターやダム、浄水場見学等
  • 10~11月:久米島紬に関わる学習、施設見学など
  • 12~2月:校内美化及び植物育成(じゃがいも、花)など

久米島町立 球美中学校

  • 生活環境

球美中学校は、「ボランティア活動推進校」として、地域の清掃ボランティアやパークゴルフ場周辺の清掃、海岸や漁港など、学校全体で環境美化に継続して取り組んで来ました。生徒が体験学習を通して、身近な環境や環境問題に対して関心を持ち、環境保全の実践活動を促進することにより自然を愛し、自然に学び、自然にふれあうことのできる豊かな人間性の育成を目指しています。
学級数:4クラス / 児童生徒数:110名 / 学校長名:新垣 康史 校長

活動内容と詳細

  • 5月2日:ビーチクリーン(ボランティア清掃活動)
  • 5~3月:花いっぱい運動
  • 5~3月:緑のカーテン(エコ活動)

島尻(しまじり)地区

豊見城市立 ゆたか小学校

  • 水環境
  • 自然環境
  • 生活環境

ゆたか小学校は、開校3年目を迎える学校です。開校間もないところから、土壌の改良など基本的な環境整備に取り組んできました。
これまでの活動の継続とともに、通学路の美化活動、果樹園の整備、一人一鉢運動など、花や緑あふれる学校づくりを通して子ども達の豊かな心の育成に取り組んで行きます。
学級数:21クラス / 児童生徒数:556名 / 学校長名:平田 清美 校長

活動内容と詳細

  • 5月:地域のゴミ拾い
  • 5~8月:果樹園を設置し、マンゴー・アセロラ・バナナ・パパイヤ・グアバなどを植樹
  • 5~9月:ひまわり・ホウセンカの栽培活動
  • 6~1月:ヘチマの観察
  • 9~11月:街路樹への花の苗植え
  • 10~3月:じゃがいもの植え付けと収獲

糸満市立 高嶺中学校

  • 生活環境

高嶺中学校は、糸満市の南山城跡のふもとに位置し、慶留間諸島が眺望できる風光明媚な学校です。学校の周辺には、井戸を始めとする湧泉等文化遺産が数多く残っており、簡易水道の水源地として利用されるなど、地域住民の憩いの場になっています。地域の歴史や文化、農産物等についての関わりを考える取り組みを行っていきます。
学級数:7クラス / 児童生徒数:159名 / 学校長名:山田 宏 校長

活動内容と詳細

  • 4~3月:南山城の清掃、1人1鉢運動
  • 4~8月:ゴーヤーのグリーンカーテン
  • 10~3月:ジャガイモ、ミニトマト、パッションフルーツの栽培

宮古(みやこ)地区

宮古島市立 狩俣小学校

  • 水環境
  • 大気環境
  • 自然環境
  • 生態系
  • 生活環境
  • その他

狩俣小学校は、沖縄県環境保健課より環境教育モデル校に指定されています。また、日本鳥類保護連盟会長賞を受賞するなど環境についての学習と実践に実績がある学校です。地域の「ひと・こと・モノ」を活用し、地域の豊かな自然環境を生かした活動を行っています。モズクの栽培漁業等や、タマン稚魚の放流体験学習、野菜栽培と収穫など、体験的な学習を通して環境保全に積極的に取り組んで行きます。
学級数:4クラス / 児童生徒数:33名 / 学校長名:上里 啓美 校長

活動内容と詳細

  • 7月30日:地域のクリーン活動を親子で実施(その後ゲームを行い、豚汁を作り昼食)
  • 10月3日:タマン稚魚の放流
  • 12月14日:卒業式に向け全校児童1人2鉢運動
  • 10~2月:ジャガイモ・ニンジンを栽培し、カレーパーティーを開催

宮古島市立 下地中学校

  • 水環境
  • 自然環境
  • 生活環境

下地中学校では、長年にわたり、地域内の清掃活動に取り組み、地域社会に生活環境や自然環境の大切さを発信してきました。また、学校農園を活用したサトウキビ栽培を通して、勤労生産活動にも取り組んで来ました。学校の近くには、ラムサール条約に登録された与那覇湾があり、全校生徒で清掃活動に取り組んでいます。
栽培・収穫活動を通して地域社会の理解とふるさとを愛する心を育て、さらに環境保全活動や啓蒙活動に生徒が自主的・自発的に取り組めるような活動に取り組みます。
学級数:3クラス / 児童生徒数:91名 / 学校長名:砂川 勝昭 校長

活動内容と詳細

  • 4~3月:学校農園での宮古総合実業高校と連携した金胡麻栽培
  • 5月8日:川満地区のマングローブの生態系観察

八重山(やえやま)地区

石垣市立 宮良小学校

  • 水環境
  • 自然環境
  • その他

宮良小学校は、地域に流れる「宮良川」について全児童が学年のテーマにそって学習し、自然や歴史などについて学んでいます。近年、土地改良が進み、赤土流出が問題になっています。赤土が川底にたまり、汚れがひどく水位も浅くなり、伝統行事の「川下り」も存続が厳しくなってきています。環境教育を通して、生徒やPTA・地域の環境意識改革を行っていきます。
学級数:7クラス / 児童生徒数:136名 / 学校長名:桃原 修 校長

活動内容と詳細

  • 6月4日:石垣市に流れている川の水質調査
  • 6月:地域を流れる宮良川の清掃や環境学習、川下り
  • 7~12月:赤土について学び、採取した赤土でシーサー作り
  • 2月16日:環境学習のまとめ

竹富町立 黒島中学校

  • 自然環境

黒島中学校は、ウミガメを取り巻く自然環境の調査や、オカガニの観察など、黒島の豊かな自然環境を活用した学習を展開しています。
中学校による率先した活動が、併置校の小学校へも良い影響を与え、さらに島全体へと環境保護への関心が広まりを見せています。
学級数:2クラス / 児童生徒数:4名 / 学校長名:赤嶺 弘昭 校長

活動内容と詳細

  • 4~6月:ウミガメを取り巻く自然環境の調査
  • 4~3月:校内美化作業、花の苗・プランター作り
  • 6~7月:五穀収獲
  • 8月:PTA星空観察会
  • 3月:アーサ採り体験学習

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