快適生活研究所の活動報告

中・高生に向けたお洗濯・身体の清潔に関する情報を家庭科の先生に紹介(第2回/全3回)

全国家庭科教育協会主催 春期研修会 開催

家庭科の教育に携わる先生方36名をお招きして開催した研修会。
第2回レポートでは実習の様子を中心にご報告します。

≫ 第1回レポートはこちら

INDEX

○ ガンコな汚れの落とし方

○ 制服、お気に入りの私服の洗い方

○ ティーブレイク

ガンコな汚れの落とし方

ワイシャツの衿汚れや、スポーツなどで付いてしまうドロ汚れ、墨汁のシミなど、学校生活で付きやすいガンコな汚れの落とし方を実習していただきました。

シャツの衿には、「塗布洗い」

ワイシャツの衿の皮脂汚れには、洗濯機で洗う前の処理として、衿・袖用の部分洗い剤(トッププレケア エリそで用など)を塗ります。実習では塗布後、洗濯機では洗わず軽くすすいでもらっただけですが、前処理の効果を実感していただけたようです。

靴下などのガンコ汚れには、洗濯板が便利です

靴下などのドロ汚れは、ドロ用の部分洗い剤(トッププレケア ドロ用など)をつけながら、容器先端のブラシ部分で汚れをかき出すように軽くこすります。

ここでご紹介したのは、節電グッズとしても最近話題になった、洗濯板での洗い方。洗濯板は、小物洗いや部分洗いにとても便利です。

洗濯板は、下の図のように使います。

洗濯板の使用経験のある方は少なく、皆さん興味津々のご様子でした。

墨汁の汚れには、ご飯粒とヘラを利用

墨汁の汚れは、ヘラなどでしごき出して、物理的に汚れを取ります。

ビニール袋にさくらんぼ大のご飯粒と、液体洗剤(トップNANOXなど)4~5滴を入れて、軽く混ぜます。衣類を洗剤液で軽くもみ洗いした後、汚れの部分にご飯粒をほんの少しずつすり込み、手芸用のヘラやプラスチックスプーンの角で、シミとご飯粒をしごき出します。

黒い汚れが少しずつご飯粒に移っていき、ついつい夢中になってしまいます。

制服、お気に入りの私服の洗い方

制服やお気に入りの私服など、おしゃれ着洗いの方法について、実習を行いました。

おしゃれ着洗いの水温は、30度以下で

中・高生の多くは冬場、制服の下にセーターを着ていますし、休日には薄手のブラウスやシフォンのスカートなど、おしゃれを楽しんでいます。
セーターは「押し洗い」、薄手のブラウスやシフォンのスカートなどは「アコーディオン洗い」を知っていると便利です。
そこでこの2つの洗い方の実践を行いました。

水温は、生地を傷めない30℃以下。30℃はひじをつけて、熱くも冷たくも感じない温度です。

実際に体感していただくと、水温30℃はイメージしたよりも、
意外に冷たいと感じた方が多くいらっしゃいました。

セーターの「押し洗い」

スカートの「アコーディオン洗い」

それぞれの詳しい洗い方はこちら

セーター

ブラウス

スカート

「押し洗い」「アコーディオン洗い」などの手洗いテクニック 詳しくはこちら

制服、ファーやダウンジャケットも、自宅でお手入れしましょう

制服やダウンジャケットの洗濯方法や干し方のポイント、この冬に流行したファー(毛皮)のお手入れ方法もご説明しました。
ついクリーニングに出してしまいがちな衣類も、取り扱い絵表示をよく確認してポイントをおさえれば、ご自宅でもお手入れできます。

● 制服の洗い方

制服・学生服の洗い方について、詳しくはこちら

● ファー(毛皮)のお手入れ

● ダウンジャケットの洗濯方法と干し方

ダウンジャケットの洗い方はこちら
(お洗濯マイスターが詳しく解説しています!)

おしゃれに関心の高い中・高生の皆さんには、是非衣類のお手入れにも興味を持って、お気に入りの服を大切に着ていただきたいと思います。

ティーブレイク

一日がかりの研修会では、様々な話題も。
そのいくつかをご紹介します。

ティーブレイク1:韓国のハブラシのヘッド部分は、とても大きい!

研究所内の展示コーナーでは、日本だけでなく各国で販売されているライオンの製品を見ることができます。
その中の1つである韓国のハブラシは、日本のハブラシと比べて、ヘッド部分がとても大きくなっています。

韓国では歯列矯正を行っている人が多く、歯と歯の間を細かくみがくというよりも、歯の表面を一度にみがきたいという要望が高いため、韓国向けの商品として開発されたものです。
このように海外品については、国によって違うニーズを捉えた製品の開発に努めています。

ティーブレイク2:ライオンの社員食堂

ライオンの研究所には社員食堂があります。
今回は受講者の皆様にも社員と同じ昼食メニューを食べていただき、好評でした。

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