2016年03月18日
発表資料
水環境保全に関する国内最大の学会への活動支援
日本水環境学会「ライオン賞」の受賞者決定
ライオン株式会社(代表取締役社長・濱 逸夫)は、水環境保全に関する国内最大の学会である日本水環境学会において、年会学生ポスター発表賞(通称:ライオン賞)を授与しています。第8回となる「ライオン賞」は2016年3月17日(木)に第50回日本水環境学会年会(2016年3月16日~18日 於アスティとくしま(徳島県))にて発表・表彰され、最優秀賞は北海道大学の小林 香苗さんに決定いたしました。
1.日本水環境学会「ライオン賞」について
当社は、「洗うこと」を通じて、常に水との深い関わりのなかで事業を展開し、1960年代には生分解性の高い洗浄成分を配合した洗剤、1970年代には業界に先駆けた無リン洗剤、近年では節電や時短にも繋がる節水型製品など、各時代の最先端技術で水環境に配慮した製品を開発してきました。一方、水資源保護活動の一環として、水環境保全に関わる国内最大の学会である日本水環境学会において2009年に「ライオン賞」を創設し、優秀な研究活動を表彰することにより、若手研究者への支援を行っています。
この度、第50回日本水環境学会年会において、第8回となる「ライオン賞」の各賞が決定しましたのでお知らせいたします。
2.第50回 日本水環境学会 年会学生ポスター発表賞「ライオン賞」受賞者・受賞テーマ
【最優秀賞】
氏名 学校 |
小林 香苗 北海道大学・工学部 |
テーマ | Anammox 細菌の窒素同位体分別に関する研究 |
【優秀賞】
氏名 学校 |
荒木 美穂 秋田県立大学・生物資源科学部 |
テーマ | アオコ形成藻類Microcystis 属八郎湖分離株のミクロシスチン産生特性 |
氏名 学校 |
池田 哲也 千葉工業大学・工学部 |
テーマ | エムポアディスクとELISA 法を組み合わせた河川水中ネオニコチノイド系農薬分析方法開発に関する研究 |
氏名 学校 |
石井 淑大 東京大学・工学部 |
テーマ | 都市河川水中における大腸菌の増殖と溶存有機物質との関係 |
氏名 学校 |
楠 和也 群馬大学・工学部 |
テーマ | 堆積物微生物燃料電池の底質改善促進効果の調査 |
氏名 学校 |
齋木 真琴 山梨大学・生命環境学部 |
テーマ | 安定同位体分析を用いた山梨県とベトナムにおける水田からの窒素流出過程の比較 |
氏名 学校 |
廣 雄高 東北大学・工学部 |
テーマ | 中空糸膜型嫌気性MBR による生ごみのメタン発酵 |
氏名 学校 |
藤井 大輝 大阪大学・工学部 |
テーマ | ラボスケールの人工湿地による合成浸出水中の難分解性フェノール類の除去 |
氏名 学校 |
藤田 悠貴 北海道大学・工学部 |
テーマ | 除草剤DCMU の塩素処理に伴う変異原性の発現に寄与する分解生成物の同定:Orbitrap 質量分析による構造解析とQSAR を用いた毒性推定 |
氏名 学校 |
山下 玲菜 北海道大学・工学部 |
テーマ | トウガラシ微斑ウイルスは水系感染症ウイルスの浄水処理性指標となるのか?:凝集沈澱・砂ろ過における処理性比較 |
氏名 学校 |
吉村 玖瑠美 お茶の水女子大学・生活科学部 |
テーマ | 各増殖段階における従属栄養細菌のUV 耐性 |
氏名 学校 |
類家 渉 八戸工業高等専門学校 |
テーマ | LED 光源を用いたPMA-PCR 法による生存可能な大腸菌の計数 |
当社は、今後も環境保全及びその活動支援に努め、持続可能な循環型社会の実現に貢献してまいります。
以上
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