2017年03月17日
発表資料
水環境保全に関する国内最大の学会への活動支援
日本水環境学会「ライオン賞」の受賞者決定
ライオン株式会社(代表取締役社長・濱 逸夫)は、水環境保全に関する国内最大の学会である日本水環境学会において、年会学生ポスター発表賞(通称:ライオン賞)を授与しています。第9回となる「ライオン賞」は2017年3月16日(木)に第51回日本水環境学会年会(2017年3月15日~17日 於熊本大学 黒髪キャンパス(熊本県))にて発表・表彰され、最優秀賞は京都大学の牛島 大志さんに決定いたしました。
1.日本水環境学会「ライオン賞」について
当社は、「洗うこと」を通じて、常に水との深い関わりのなかで事業を展開し、1960年代には生分解性の高い洗浄成分を配合した洗剤、1970年代には業界に先駆けた無リン洗剤、近年では節電や時短にも繋がる節水型製品など、各時代の最先端技術で水環境に配慮した製品を開発してきました。一方、水資源保護活動の一環として、水環境保全に関わる国内最大の学会である日本水環境学会において2009年に「ライオン賞」を創設し、優秀な研究活動を表彰することにより、若手研究者への支援を行っています。
この度、第51回日本水環境学会年会において、第9回となる「ライオン賞」の各賞が決定しましたのでお知らせいたします。
2.第51回 日本水環境学会 年会学生ポスター発表賞「ライオン賞」受賞者・受賞テーマ
【最優秀賞】
氏名 学校 |
牛島 大志 京都大学 |
テーマ | 大阪湾におけるプランクトン食性魚類へのマイクロプラスチック汚染の現況調査 |
【優秀賞】
氏名 学校 |
池田 聡 東北大学 |
テーマ | バイオガス発電排熱を用いた前処理による下水汚泥嫌気性消化システムの効率化の評価 |
氏名 学校 |
伊藤 友里 山梨大学 |
テーマ | カトマンズ盆地における生活用水の利用形態と健康影響の関係 |
氏名 学校 |
岩野 寛 東北大学 |
テーマ | 水生植物を用いた排水処理とバイオエネルギー生産 |
氏名 学校 |
大津 里香保 熊本大学 |
テーマ | 白川中流域水田の窒素除去能力の解明 |
氏名 学校 |
糟谷 まり 北里大学 |
テーマ | 排水中の細菌群集が微細藻類の成長に及ぼす影響の評価 |
氏名 学校 |
高力 聡史 北海道大学 |
テーマ | トウガラシ微斑ウイルスと水系感染症ウイルスの塩素消毒耐性の比較:感染性評価手法とPMA-PCR法の併用による評価 |
氏名 学校 |
鹿野 滉平 東北大学 |
テーマ | 嫌気性中空糸膜分離法を用いた下水処理性能の比較 |
氏名 学校 |
菅原 巧太朗 秋田県立大学 |
テーマ | 二枚貝の可食粒径範囲とアオコ粒径の鉛直分布に着目した二枚貝の濾過摂食機能の評価 |
氏名 学校 |
高木 達馬 北海道大学 |
テーマ | 病原性レジオネラの水系感染制御に資する溶菌性バクテリオファージの探索 |
氏名 学校 |
中嶌 泰介 東京大学 |
テーマ | 琵琶湖湖水から分離された細菌に由来する有機物と湖水溶存有機物との関連 |
氏名 学校 |
西村 恵美 宮崎大学 |
テーマ | 自然河川と都市河川における大腸菌の薬剤耐性プロファイルの比較 |
氏名 学校 |
萩原 達也 豊橋技術科学大学 |
テーマ | アンモニア酸化細菌の細胞表層タンパクに特異的に結合するDNAアプタマーの探索 |
氏名 学校 |
平野 誠也 北海道大学 |
テーマ | DNAアプタセンサー:水中ノロウイルスの即時・高感度検出に適した新技術 |
氏名 学校 |
松永 光司 中央大学 |
テーマ | 藻類に対する銀ナノ粒子との複合影響を及ぼす下水中化学物質のサイズ画分 |
氏名 学校 |
丸山 千賀 新潟薬科大学 |
テーマ | 東日本大震災後の回復過程における波津々浦湾干潟底質中のシルトの起源推定 |
氏名 学校 |
山口 拓郎 北海道大学 |
テーマ | DNAアプタマーを用いた簡易カドミウム分析手法の開発 |
当社は、今後も環境保全及びその活動支援に努め、持続可能な循環型社会の実現に貢献してまいります。
以上
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