佐藤 聡子Sato Satoko

いつまでも新しいことにチャレンジできる暮らしを。

CAREER PATH

2014

研究開発(機能性食品)

ロコモティブシンドローム(筋肉や骨など運動器の障害により移動機能の低下をきたした状態)のケア製品開発を担当。
発売後の配合している成分研究も行う。

「この製品で生活がどう良くなるか」
という視点を常に意識する。

私は、ロコモティブシンドローム(筋肉や骨など運動器の障害により移動機能の低下をきたした状態)をケアする製品の開発を担当し、発売後は配合している成分の研究をしています。

普段はお客様に直接お会いすることは少ないのですが、製品を使用してくださったお客様の座談会に立ち会った際、「筋力の衰えで外に出るのも億劫になっていたが、機能性食品を飲み始めたおかげで身体が良くなり、外出するのが楽しみになった。良い製品をつくってくれてありがとう」というお言葉をいただきました。製品が発売されるまでに苦労も多かったのですが、世の中に価値のある仕事ができた気がしてとても嬉しかったです。

製品発売後は、製品の良さをより多くのお客様に実感していただきたいと思い、「摂取するとどんな効果があるのか」を伝えるために、配合している成分のメカニズムを解析しています。どうしても研究に没頭しがちなのですが、「この製品で生活がどのようによくなるか」という視点を常に意識するように心がけています。私が取り組んでいる研究のように製品が発売された後も「効果」に関する研究を続けている点には、身近な製品でより良い生活を支えるLIONの「まじめな姿勢」が表れていると思います。

「なぜ効くのか」をお伝えするために
発売後も続く研究。

現在は、人で証明された効果について細胞を用いてメカニズム解析を行っています。「人」と「細胞」には多くの違いがあり、同じ成分を用いても得られる結果は異なることがあります。

例えば、「人」で効果が出ても「細胞」で効果が出ない場合、直接効いているわけではなく、代謝されたものが効いていた可能性がありますし、「細胞」で効果が出ても「人」で効果が出ない場合、消化の過程で別の成分に代謝されたり、その成分が想定した部位に届いていない可能性もあります。

私の研究の場合、製品では「人」に効くという結果が出ているのにどうしても「細胞」で再現できず、苦悩の日々が続きました。しかし、「なぜ人に効くのか」をお客様にお伝えしたいという思いから、絶対に諦めたくありませんでした。何度も条件を見直した結果、他の研究者が着目してこなかった点がブレイクスルーとなって最終的には「細胞」で結果を再現することができました。今でも結果が出たときの達成感は忘れられません。

ロコモティブシンドローム研究を
加速する画期的な技術を開発。

実は最近、「筋トレをしている状態」を模倣した筋肉細胞の作製に成功しました。以前は人や動物でしか検証できませんでしたが、細胞を用いることで、人では検証が難しかった詳細なメカニズムの解析が可能になります。

そのため、細胞でその状態を作製できるようになったのは、ロコモティブシンドロームの研究をしていくにあたり、画期的な技術といえます。

国内外の学会で発表した際には多くの研究者が興味を示してくださり、この技術に対する注目度の高さを実感できて自信につながりました。細胞のモデルを開発したことで、「人」から「細胞」まで様々な運動状態を自社で研究できる環境が整い、研究が加速していく見込みです。研究による新たな発見は、これまでの“当たり前”をガラリと変えます。その変化が、未来の生活の変化として伝わるように、さらなる研究に取り組んでいきます。

年齢を重ねることを
ポジティブに捉えられる
未来を築きたい。

今後は「栄養学」に関する知識を活かしていきたいと思っています。もともと大学時代に管理栄養士の資格を取得し、生活習慣病を予防するような食品の開発に携わりたいと思って就職活動をしていました。

生活習慣病の原因は複数ありますが、「栄養の過不足」も大きな要因です。今後は学んできた栄養学の知識を研究に活かし、機能性食品をはじめとする製品やサービスの開発を通じて健康の不具合を解決できるように挑戦していきたいです。

仕事を通して、高齢化が進んでも健康に長生きできる暮らしづくりに貢献し、年齢を重ねることをポジティブに捉えられる未来を築きたいと思っています。暮らしの土台である「健康」を支えることで、年齢を理由にあきらめることなく、いつまでも新しいことにチャレンジできる暮らしをサポートしていくことが私の目標です。