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2018年 Highlight

Highlight 1 オーラルケア習慣のReDesign(リ・デザイン)

「予防歯科」の推進

健康な口腔そして身体づくりの源は「予防」すなわち「健康な生活習慣の定着」にあると考え、ライオンは1896年の歯みがき事業開始以来、国民の口腔環境の改善のため、オーラルケア習慣の文化創りを進めてきました。
近年では、オーラルケア習慣の普及・定着を目指し、ハブラシやハミガキに限らず、相対的に使用率の低い洗口剤やデンタル用品などの開発・使用促進、行政や歯科医院と連携した啓発活動などを通じて、「予防歯科」の考え方(※図4)を社会へ提唱してきました。歯科医院での「プロケア」と歯科医師などの指導に基づく「セルフケア」を組み合わせることで、口腔内の健康レベルをより高い次元での維持を目指しています。

図4 ライオンの予防歯科の考え方

プロケア=セルフケア

プロケア=セルフケア

「予防歯科」とは、むし歯などになってから治療するのではなく、なる前の「予防」を大切にする考え方です。歯科医院などでの「プロケア」と毎日の「セルフケア」の両方を継続して実践することが大切です。

デンタルフロス使用促進

2018年は「あなたの予防歯科を一歩前へ」をテーマに、デンタルフロスやコミュニケーション、啓発活動を推進し、 予防歯科の必要性や効果を伝えていく取り組みを一層進めました。

デンタルフロス使用率の向上

デンタルフロス

多くの歯科医師や歯科衛生士が、デンタルフロスを習慣的に使用することを積極的に推奨しています。しかし、日本国内でのデンタルフロス使用者は約3割に留まっています※ 。
「うまく使えるか分からない(30%)」「挿入しづらそう(24%)」などの不安理由から、使用をためらったり、使用を止めてしまう人がいるため、この不安やイメージを払拭する必要があります(2017年当社調べ) 。

※デンタルフロス使用率(糸巻きタイプ:25%、ホルダータイプ:15%)
 当社「オーラルケア実態調査」2018年 女性のみ

ハブラシとデンタルフロス併用の必要性の啓発

セルフケアのポイントの一つに、「歯垢を残さず落とすこと」があります。歯と歯の間の歯垢は、ハブラシのみでは約6割しか落とせません(※図5) 。しかし、ハブラシとデンタルフロスを併用することで、歯垢除去率が1.5倍に向上します。
そこで当社は、歯間にスルッと通って初心者にも使いやすいデンタルフロスを開発しました。同時にデンタル用品の使用を促進するため、新しいコミュニケーションを開始しました。

図5 ハブラシのみの歯垢除去率

クリニカ

大人へのアプローチ施策

デンタルフロスって「なんだかむずかしそう・・・」と感じているフロス初心者の方に対して、「使いやすさ(糸が挿入しやすい)」にこだわった初心者向けの商品を発売(2018年7月)。あわせて、お笑い芸人を活用したSNS話題化施策を展開して、1日で100万回を超える動画再生を達成し、一人でも多くの方にフロスに興味をもっていただく活動をスタートしました。

子どもへのアプローチ施策

ライオンは1932年から「全国小学生歯みがき大会」を毎年開催し、健康的な生活習慣を身につける大切な時期である小学生に対して、歯と口の健康づくりを応援しています。実習を通じて楽しく学び、歯並びに合わせた歯の磨き方やデンタルフロスの使い方が身につきます。今後も小学生に生活習慣の改善により、健康は自分自身の行動と関連しているという意識を育て、望ましい習慣を継続することの大切さの理解浸透をはかっていきます。

オーラルケアの新しい体験型アクティビティ「Kid’s 歯ッカソン」

「Kid’s 歯ッカソン」とは、「お口のケアや歯みがき」をテーマに課題の発見と解決に向けて、児童が「主体的・協働的」に学ぶための取り組みで、これまでに、札幌市と東京の小学校で実証実験を行ってきました。このプログラムを通して、歯と口の健康についてはもとより、それ以外のことでも自発的に考え、解決策を考える姿勢が身につくことを目的としています。子どもの頃に身についたよい健康習慣は、一生の財産になると考え、ライオンはこれからも取り組んでいきます。

ライオン サステナビリティ レポート2019

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