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2018年 Highlight

Highlight 1 オーラルケア習慣のReDesign(リ・デザイン)

ライオンの取り組みの背景:LIVE計画②グローカライゼーションによる成長加速

海外ライオングループのオーラルケア習慣の普及に向けた取り組み

ライオンは「次世代ヘルスケアのリーディングカンパニー」の実現を目指し、「グローカライゼーション※による海外事業の成長加速」に全力を注いでいます。特に、当社の強みであるオーラルケア活動により、アジアの人々の歯とお口の健康維持・改善やQOLの向上に取り組んでいます。

※グローバル化とローカル化の融合のことで、各国・地域の生活者ニーズにしっかりと対応しながら事業のグローバル展開を推進。

Preventive Dentistry 活動の推進

オーラルケアの習慣や普及状況は国によって異なります。特に、当社が事業展開しているアジア(※図1)では、習慣の普及状態にバラつきがあり、むし歯や歯周病罹患率が高い国や地域もあります。ライオンは2018年から海外グループ各社とともに、日本の「予防歯科」をコンセプトにした啓発活動「Preventive Dentistry活動」(※図2)を推進しています。

「Preventive Dentistry活動」とは、生活者との接点である①歯科・育児の専門家、②流通、③ライオンの3者が連携して、お客様に新しい価値を提供する取り組みです。歯科・育児の専門家や歯科医とライオンの共通メッセージである「予防歯科」の重要性について、店頭等のさまざまな接点を通じて発信し、自分に合ったケアに最適な商品の情報を分かりやすく提供しています。さまざまなオーラルケア情報を伝えることで、オーラルケア習慣を定着化させ、ライオン商品を身近に感じ「ライオン・ブランド」のファンになってもらうことが目的です。
「Preventive Dentistry活動」の推進にあたっては、今後の経済発展、高齢化、健康志向の高まりが見込まれるマレーシア、中国からスタートしました。

マレーシア:プラークコントロールによるオーラルケア

マレーシアでの歯周病罹患率は94%ですが、生活者の罹患認知はまだ低いと言われており、歯科専門家とともに歯周病の認知を上げ、正しいオーラルケアを伝えていくことが必要であると私たちは考えています。
マレーシアにある当社の海外グループ会社・サザンライオンは、歯周病予防を訴求するブランドとして「Systema」を商品展開しています。歯周病の認知を生活者に高めていくためには、歯科専門家との密接な協力関係を築くことが不可欠と考え、マレーシア歯科学会(MDA)が主催する歯科専門家向けの展示会等に「Systema」のブースを継続的に出展しています。2018年1月の展示会では、3日間で約1,000名の歯科専門家が来場し「Systema」のサンプリングと商品説明を通じて、機能と価値を伝えることができました。
また、生活者と直に接することができる店頭においては、日本とマレーシアのマーケティング部門が共同で制作したPOPや情報発信ツールの活用や、推奨販売員を通じた歯周病予防などのセルフケアの啓発・促進活動を行っています。

中国:幸せは歯から

中国の歯周病罹患率は91%にものぼりますが、人口一人当たりの歯科医院の数は日本の1/5であり、むし歯や歯周病に対する正しいケア方法を知らない人が多いという課題があります。
中国では近年、EC(インターネットを介した購入)市場の拡大に伴い、商品の購買場所が店頭からECへと移行しています。更に、長年続いていた一人っ子政策の影響により、子一人にかける教育費等が高く、子ども向け通信教育も浸透しつつあります。子どもの頃から、通信教育を通じて正しいオーラルケア習慣を身につけることで、むし歯や歯周病の罹患率を下げることが期待できます。
このような背景から、青島ライオンは、育児・教育を専門事業とする民間企業と連携し、商品情報に加え、正しいオーラルケア定着を促す情報を幼児のいる家庭にネット配信しています。ECプラットフォームを流通のパートナーとし、日本のブランドとして信頼性・親和性が高く、大人用と子ども用に品揃えがある「クリニカ」を活用して、予防歯科活動を推進しています。

現地で販売している子ども・大人用クリニカハミガキ

現地で販売している子ども・大人用クリニカハミガキ

オーラルケア情報を発信している冊子

オーラルケア情報を発信している冊子

日本発のオーラルヘルスケア習慣をアジアへ

ライオングループは、今後も日本で培った製品開発や啓発活動の知見を活かし、流通、専門家との連携強化をはかりながら「Preventive Dentistry活動」を進化させ、アジアの人々の口腔と全身の健康の向上を目指して活動していきます。

ライオン サステナビリティ レポート2019

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