ライオン山梨の森
あゆみ
2009年04月16日
第7回「ライオン山梨の森」(2009年春)のボランティア活動
4月16~17日に「ライオン山梨の森」の森林整備作業を行いました。「ボランティア特別休暇制度」を利用し、ライオングループから社員19名が参加しました。また益隣会(OB会)から3名、さらに社外からの参加者を加え26名が整備活動に参加しました。
初日は天気に恵まれ、昨年は雨のために実施できなかった地元八幡小学校の5年生と一緒の植林活動が今年は実現することができました。そして山梨県森林総合研究所や峡東森林組合の指導の下、約1時間の共同作業でカエデ、ケヤキ、ヤマモミジ、クヌギ、クリ、コナラを42本ずつ、計252本の広葉樹の植林を行いました。
(植林活動は、山梨県の進める「100万本植樹運動」、農林水産省の進める「農業用水水源地地域保全対策事業普及促進対策植樹活動」に参加した活動です。)
小学生は植林終了後に学校に戻った後、ボランティアのみで昨年植えた木の樹高や幹の太さの測定し、間伐地と非間伐地での生物種の比較を行いました。今後、継続的に調査を実施し、森林の変化を記録していく予定です。
また、今回から、より自立した森林整備活動を目指し、森林総合研究所に依頼し、間伐作業を3回以上経験したメンバーを対象に「リーダー研修」を実施しました。「リーダー研修」受講者は、早速、翌日の間伐作業で初参加者の指導に取り組んでいました。
クラフトワークでは、キツツキ類、シジュウカラ、キビタキの巣箱作りを行いました。参加者は鳥ごとに巣箱の形状が大きく異なることに新鮮な驚きを感じているようでした。
2日目は雨の中、間伐作業の継続と、地元主婦の方と一緒に恒例の「ほうとう料理」を作った後、関係者全員で昼食会を行いました。
植林活動に参加した小学生の声
・植えた木は一生残ってくれると思うしCO2も減らせるので、参加してよかったです。
・とても大変な作業でしたが、みんなで力を合わせてとても良い汗をかきました。
・がらーんとした土の山が、10年後には緑に変わると思うと、わくわくしてたまりません。
・僕の植えた木がCO2を減らして温暖化を防いでくれると良いと思います。
「ライオン山梨の森」森林整備活動実績(ライオングループ)
2006年 | 2007年 | 2008年 | |
---|---|---|---|
実施回数(回) | 1 | 2 | 3 |
社員のべ参加者数(人) | 25 | 42 | 76(2) |
-
森林総合研究所より、小学生に植林の説明
-
小学生と一緒に広葉樹の植林
-
山梨県森林総合研究所によるリーダー研修(講義の様子)
-
間伐のリーダー実地研修の様子
倒したい方向に、木を正確に倒す方法を学ぶ
-
前年植えた木の樹高を測定
-
間伐地・非間伐地で採取した土中の生物種を顕微鏡で観察
間伐作業
-
クラフトワークで巣箱づくりに取り組む
-
-
ほうとう作りを通して地元と交流
-
関係者全員で昼食会
-
共同で植林したライオンボランティアと、八幡小学校の皆さん
-
ボランティア活動参加者