ライオン山梨の森
あゆみ
2010年05月17日
新入社員森林整備体験(第2回)
森林整備活動の体験を通じて、ライオンの環境保全活動に対して理解を深めることを目的に2009年から4月入社の新入社員を対象に日帰りの間伐体験を行っています。2010年は5月17日と18日の2回に分けて実施されました。
開会式後、林道を登りながら(株)自然教育研究センターの解説を受け、林内の自然や間伐地・非間伐地の違いなどを観察し、森林には様々な生き物が共生して暮らしていることや、間伐により生き物の住みやすい環境になることを自分たちの目で確認してもらいました。次に森林組合に木の切り方や倒し方の指導を受けた後、それぞれがノコギリを握りしめ、間伐開始。皆、慣れない急斜面で苦労しながら木を切り始めました。木を切るとヒノキの香りが感じられ、参加者は新鮮な香りも楽しんでいたようでした。
また、林産物の有効利用を体験的に学ぶため、さらにはメーカーとして「ものづくり」の楽しさを感じてもらうため間伐材を利用した箸づくりを行いました。
間伐作業、箸づくりともに1時間程の短い活動でしたが、実際の体験を通じて人間の生活と自然保護の関係について考える良い機会になったようでした。
幸い両日とも天候に恵まれ、活動の最後に山梨市のご好意により、山梨市出身の根津嘉一郎氏の生家を復元し、国登録有形文化財に指定されている根津記念館を見学させて頂きました。
入社74名の内、体調不良の2名を除き、72名が参加しました。
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開会式で、山梨市 奈良課長よりご挨拶
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林道を歩きながら自然を観察
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葉っぱの香りを感じてみる
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間伐地と非間伐地の違いを見る
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森林組合より切り方の説明
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初めての間伐
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間伐材を利用し箸づくりに取り組む
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地元の方の作ったおにぎりと味噌汁で楽しい昼食
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最後に一日の活動の振り返り。お互いに感想を発表
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根津記念館の見学。初日は竹腰市長が駆けつけてくださいました
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5月17日の参加者
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5月18日の参加者