サステナブルな社員より~社員によるサステナビリティへの取り組みの活動ブログ~
2015年05月26日
ハブラシのリサイクルプログラムがスタートしました
みなさん、こんにちは。
CSR推進部の「がんちゃん」です。
2015年5月13日、東京都墨田区のフレンドリープラザ墨田児童会館と、さくら橋コミュニティセンターを訪問しました。
訪問の目的は、5月1日から両館で試験的にスタートした、ハブラシ・リサイクルプログラムの状況をお聞きするためです。
このハブラシ・リサイクルプログラムとは5月25日にプレスリリースされたので、知っている方も多いと思います。
ライオンが米国テラサイクル社という環境企業と協力して開始するプログラムで、月に1回のハブラシ交換を推奨しながら、そのリサイクルに取り組みます。まず、地元墨田区の児童館に協力を求め、回収をスタートさせました。
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フレンドリープラザ墨田児童会館
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さくら橋コミュニティセンター
プログラム開始後の状況について、館長さんにお話を伺いました。
(フレンドリープラザ墨田児童会館 八重田館長のお話)
回収したハブラシを再生して作った製品を、児童館に頂けるというお話でしたが、私は、子ども達の励みにもなると思い、東日本大震災の被災地支援に回していただけないかとお願いをしました。
子ども達には「みんなが持ってきてくれる古いハブラシが再生プラスチックを使用したプランターになって、被災地の人たちに花を届けることになるんだよ。」と説明しています。
また、リサイクルを通じて「社会性」も身につけて欲しいのです。私が異動でいなくなった後でも続くような、息の長い取り組みにしていきたいです。
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おいしいお酒を飲みたいから定期的な
歯科検診は欠かしませんと八重田館長 -
特大のライオンボードと回収ボックス。
全て、児童館スタッフの手作りです!
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興味を持ったこども達が
ハブラシを入れてくれました -
回収ボックスの中です。
2週間でこんなに集まりました!
(さくら橋コミュニティセンター 山田館長のお話)
少子化が叫ばれている日本ですが、さくら橋コミュニティセンターには子どもだけでなく保護者や地域の皆さんなど、本当に多くの方が来館します。ただ、まだ地域には児童館を知らない方もいらっしゃいます。
そんな方に児童館のことを知っていただきたいと思い、スタッフはアイディアを絞って色々な取り組みを行っています。加えて、こういった企画も取り入れて、児童館としての「元気」を発信していきたい。使い古しのハブラシを持ってきて専用の回収ボックスに入れるだけという、取り組み易さも評価できます。そして短期間の取り組みで終わるのではなく、とにかく継続が大切だと思います。この活動を通じて、色々な方が児童館に興味を持ってくれれば嬉しいですね。
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歯みがきは色々使うけど、ハブラシだけは
ライオンの「ビトイーン」一筋という山田館長 -
こちらも手作りの回収ボックスです。
受付の一番目立つ場所に設置して頂けました
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回収ボックスに入れているこのハブラシ
実は館長さん愛用の「ビトイーン」なのです。
取材をする事務室の外からは、元気一杯な子ども達の歓声が響き、館長さんの言葉が聞き取りづらい事もしばしばでした。
それにもまして、お二人の館長さんの地域の子ども達への暖かいまなざし、そして児童館運営に対する熱い想いがひしひしと伝わってきました。と同時に、このような施設でライオンのハブラシ・リサイクルプログラムをスタートできる幸せも感じました。
私たちも、児童館の子どもに負けないよう、がんばってハブラシ・リサイクルに取り組みたいと思います。