サステナブルな社員より
2015年07月03日
石巻で「手洗い啓発活動-第11弾-」による復興支援を行いました
みなさん、はじめまして。
ビューティケア研究所の石川です。
2015年6月26日、ライオンの東日本大震災復興支援「東北に元気を love.石巻」活動の一環として、子どもたちに手洗いの大切さと正しい手洗いの方法を楽しく覚えてもらおうという、啓発活動を行うため、ビューティケア研究所の小出所長とともに石巻市の湊こども園を訪れました。
子どもたちが会場に入室する時には、大人は皆しゃがんでハイタッチでお迎えしました。
元気に力いっぱいハイタッチをしてくる子どももいれば、1歳児などは初めから泣いていたり、どうなることかと不安なスタートでした。
しかし、紙芝居を読み始めると、真剣に聞き入る子どもたちに私の方が癒され、落ち着いて読み終えることができました。
そして、子どもたちも手洗いが大事であることを、紙芝居を通して感じとってくれたようでした。
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子ども達は元気にハイタッチで入場です
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紙芝居に真剣に聞き入る園児達
次にライオンちゃんとともに、手洗い体操である「アラウータン体操」で、正しい手洗いの方法を一つ一つ丁寧に教えました。
初めはあまり体を動かさなかった子も、だんだんと笑顔が出てきて、からだの振りも大きくなり、最後にみんなで踊ったアラウータン体操では、元気一杯に踊ってくれてとても上手でした。
その裏には、園の先生方の涙ぐましいご指導があったことも後で知りました。
そして子どもたちには、これからも正しい手洗いを続けてくださいという願いを込めて、キレイキレイ泡ハンドソープをプレゼントしました。
この時、小出所長は子どもの目線までしゃがみ、一人一人優しく語りかけて製品を渡していました。
最後の記念撮影では、ライオンちゃんが大人気でした。
みんな笑顔で記念撮影を終了しました。
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アラウータン、ライオンちゃんも一緒に
手洗い体操をしました -
小出所長(左)とアラウータン役の私(右)から
頑張ったみんなにプレゼント!
終了後、園庭に出て、今年4月にライオンが園に寄贈した「雨水タンク」を見せて頂きました。
まだ、新しいので木の香りがし、子どもたちが楽しめるようにポンプを押すとカラーボールが動くしくみや、冬場の積雪対策仕様に作られているなど、とても工夫がなされていることに感動しました。
午後は市内の日和山公園、女川の被災地を視察しました。
日和山公園から見た橋や、水産業者の方々が避難されて上ってきた石段など、あの時の映像が頭に浮かびました。
たくさんの土を運ぶかさ上げ工事などをみていて、今車で走っているところまで海水で一杯だったということに改めて驚かされました。
5月30日に開通した仙石線にも乗ることが出来、着実に復興が進み、地元の方々の行動範囲が広がっている喜びが伝わって来ました。
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4月に園に寄贈した雨水タンク。
屋根に逆さにはったシートで雨水を集めます -
雨水タンクのポンプの中にあるカラーボール。
子ども達に人気です
女川町立病院駐車場付近からの女川港風景
そして、お会いした方々がみなさん笑顔で、確実に前進していくんだという力強いエネルギーを感じました。手洗い啓発活動に参加させていただき、これからの復興支援活動に自分ができることとして、現地でお土産を購入することでお役に立てる事など、小さなことでも継続していくことが大事であると強く感じました。
社内で開催される「石巻マルシェ」への貢献も、石巻に来たからこそ、さらに身近に思えました。
石巻は駅で仮面ライダーやサイボーグ009の像がお出迎えをしてくれたり、町中にも石ノ森章太郎の漫画のキャラクター像があちこちにある面白い町です。そして、風景がきれいです。海産物が美味しいです。
みなさんも是非、素敵な町、石巻へいらしてください。
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5月30日に4年2ヶ月ぶりに全線復旧した仙石線
(仙台~石巻間) -
石巻駅構内にある漫画キャラクター像。
石巻市は漫画家・石ノ森章太郎ゆかりの地です