サステナブルな社員より
2017年03月29日
第51回日本水環境学会年会でのライオン賞を通して、水研究振興への貢献をしました
みなさん、こんにちは。
CSR推進部の「しまきち」です。
2017年3月15日(水)~3月17日(金)の3日間、熊本県熊本市の熊本大学・黒髪キャンパスで、第51回日本水環境学会年会が開催されました。
本年会は、公益社団法人日本水環境学会が、水環境分野の幅広い研究の発展と会員相互の情報交換を促進するため、毎年開催しています。
常に水と深い関わりの中で事業を展開しているライオンも学会の会員であり、環境・安全性評価センターとCSR推進部が様々な場面で参加しました。
会場となった熊本大学・黒髪キャンパスの入口
前半の2日間は学生によるポスター発表が行われますが、ライオンでは水環境に関わる若手研究員の研究意欲の啓発と支援をするため、毎年、優秀な発表をした大学学部生、高専生、短大生を「年会学生ポスター発表賞(ライオン賞)」として表彰しており、今年で9回目となります。
ライオン賞は学会会員による投票で選ばれます。
会員がポスターの前で発表者の説明を聞いたり、質疑応答をして、優秀と認めた発表者に投票し、得票数で入賞が決まります。
人々の熱気であふれるライオン賞応募者の会場
審査対象となった121のポスター発表の中から最優秀賞1名、優秀賞16名が選ばれました。
最優秀賞は京都大学の牛島大志さんでした。
牛島さんはじめ、16名の優秀賞の皆さん、おめでとうございます!
-
ライオン賞受賞者の皆さんと
-
懇親会で喜びの笑顔を見せた牛島さん
また、一般の部のポスター発表も行われ、ライオンの吉田主任研究員、上野研究員、木島研究員が年会参加者の方々に研究内容の説明を行いました。
-
ライオンが所属する日本石鹸洗剤工業会としてもポスター発表を行いました
(左から)吉田主任研究員、木島研究員 -
熱心に説明する上野研究員
その他、初日の昼休みに開催されたランチョンセミナー「水環境分野で働く女性たち」では、パネリスト6名の一人として環境・安全性評価センター・原田所長が登壇し、年会参加の学生や若手社会人の方々(全員女性)とグループになり、昼食をとりながら、仕事内容や現場での体験などを話したり、質問に答えたり、交流を深めました。
-
グループの中で気さくに話をする原田所長
-
会場内は女子会がいくつも開かれているような状態でした
2日目の昼休みのランチョンセミナー「ビジネスガイダンス」では学生に、水環境関連の仕事に興味を持つきっかけにしてもらうことを目的に、水環境にかかわる企業や自治体の担当者5名が仕事の内容や楽しさなどを紹介しました。
ライオンの木島研究員も入社3年目のフレッシュな意見を交えながら、自身の仕事について発表を行いました。
-
満員になった会場で堂々と発表する木島研究員
-
セミナー終了後の個別質問にも丁寧に答えていました
最終日は年会初の試みとして、「団体会員説明会~水環境分野への就職を希望する学生の皆様へ~」という、日本水環境学会の団体会員である各参加企業・団体が個別にブースを構え、直接学生の皆さんに新卒採用計画や技術・商品、研究活動等について説明会を開催しました。
25分ずつ6回の説明会には多くの学生の方々にご参加いただきました。
満席になったライオンブース
「しまきち」は3日間を通して、日本水環境学会では後進の育成に力を入れられていると感じました。
若手の方々に水環境についての研究を活かして、より良い水環境を作っていって頂けたら素敵だと思います。
個人的にはライオン賞にチャレンジしてくださった学生の皆さんといつか一緒にお仕事できたら、とても嬉しいと思いました。