サステナブルな社員より~社員によるサステナビリティへの取り組みの活動ブログ~
2018年07月24日
宮城県東松島市で、企業と協働の手洗い習慣普及活動を実施しました
みなさん、こんにちは。
CSV推進部 コミュニケーション推進室の「がんちゃん」です。
当社は、トップシェアを維持するオーラルケア分野での「オーラルヘルスケア普及活動」と共に、同じくカテゴリーでのトップシェアを誇る、ハンドソープに関連した「手洗い習慣普及活動(アラウータン体操)」に力をいれています。
手洗い習慣普及活動の一つとして、2015年から日頃商売でお世話になっている得意先企業と協働で実施する取組みがスタートしています。
得意先企業との協働で良い所は、より地域に根付いた活動が可能となる事です。
得意先企業の社員にも近隣店舗から活動に参加してもらい、当日だけではなく活動後も、地域のドラッグストア等の販売店を通じて手洗い習慣普及活動が継続できる仕組みにしています。
今回の活動では、ツルハホールディングスさんにご協力をいただきました。
ツルハグループでは、「お客さまの生活に豊かさと余裕を提供する」という企業理念のもと、事業はもちろん、さまざまな活動に取り組まれています。
地域活動も盛んで、そのような取り組み方針が当社の手洗い習慣普及活動の方向性と合い、この協働に繋がりました(実は2016年に石巻市で実施しました)。
ツルハドラッグ矢本店(ホームページより)
手洗い習慣普及活動に伺ったのは、宮城県東松島市のツルハドラッグ矢本店の近隣に位置する「のびる幼稚園」です。
JR仙石線矢本駅近くにあるこの園は、もともとは、同じく仙石線の「野蒜(のびる)駅」前にありましたが、2011年の東日本大震災で園が被災し、2014年にこの矢本地区に移設されたそうです。
先生とお話をしたのですが、のびる幼稚園が「野蒜駅」ではなく「矢本駅」の近くにあるという事は、後世の人への震災の記憶として残る貴重な証拠になるのかも知れません。
のびる幼稚園全景
私たちは、プログラムの開始1時間以上前に園に伺い、機材の準備やリハーサルを済ませて本番に備えました。
園としては震災で大変なご苦労があったと思いますが、震災後に生まれた園児たちは、オープニングから元気一杯で入場しました。
私たちも、子どもたちの元気に負けないよう、ライオンちゃんのお面を被ってハイタッチでお出迎えをしました。
園児入場はハイタッチでお出迎え!みんな元気いっぱいです
プログラムの構成は、大きく2つに分かれます。
第1部では、手洗い紙芝居を上演して、子どもたちに手洗いの大切さを伝えます。
手洗いをさぼった、キレイキレイファミリーのよしおくんが、夜中に腹痛をおこして反省する話です。
当社ヘルス&ホームケア営業本部 北海道東北支店 東北チェーンユニット(以下東北CU)の加藤さん、仙台オフィス総務室の佐々木さんが、子どもたちに良く理解できるよう、丁寧に紙芝居を読んでくれました。
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司会の東北CU北村さん(右)と
お姉さん役(紙芝居兼任)の加藤さん -
紙芝居は部屋を暗くして
大型スクリーンに投影しました
第2部「アラウータン体操」では、正しい手の洗い方を学びます。
子どもたちの元気一杯の呼びかけに「はーい!」と答えて、オレンジ色のエプロンをしたアラウータンのお兄さん(東北CU宮下さん)が登場です。
慣れない人には、アラウータン役は結構大変ですが、宮下さんは自然体で子どもたちに溶け込んでいる様でした。
その後、おなじみの黄色い体に緑色のたてがみのライオンちゃんの登場で、子どもたちは大興奮!
皆で一生懸命、「アラウータン体操」を踊りました。
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元気良くアラウータンが登場!
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アラウータン&ライオンちゃんによる手洗い体操
「アラウータン体操」終了後には、ライオンとツルハドラッグから、がんばった園児たちにプレゼントがあります。
ライオンからは、お家に帰ってからも手洗いを頑張ってもらうために、「キレイキレイ泡ハンドソープ」を1本プレゼントしました。
またツルハドラッグ矢本店の店長代理木村さんからは、子どもたちが手洗いを続けられるように、シールカードが手渡されました。
園児が家庭で手洗いをする度に、保護者の方にキレイキレイシールを一枚ずつ貼ってもらい、カードがシールで一杯になったら、ツルハドラッグの店頭でハンドソープの詰替えと引き換える予定です。
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ツルハドラッグ矢本店の木村さん(右)から
プレゼントの引換えについての説明です -
木村さんの説明に合わせて
アラウータンが手洗いカードを掲げます
最後に私たちも予想していなかったサプライズが!
私たちの演技に対して、園児たちが全員で、「ありがとう」の歌を歌ってくれたのです。
私たちこそ、園児たちに元気をもらって「ありがとう」の気持ちだったので、皆の元気な歌声は本当にうれしいサプライズでした。
企業のサステナビリティ(持続可能性)の取り組みには、様々なアプローチがありますが、私たちは今後も、子どもたちへの手洗い習慣普及活動を続けていきます。
皆さんも機会があれば、是非この活動へ参加してみてください。
最後に全員で「ありがとう」の歌を
私たちにプレゼントしてくれました!