サステナブルな社員より~社員によるサステナビリティへの取り組みの活動ブログ~
2019年01月29日
平井事業所で墨田区の「水の循環講座」を開催しました
みなさん、こんにちは。
CSV推進部 コミュニケーション推進室の「しまきち」です。
当社は「洗う」ことを通じて水と深い関わりがあるため、事業や社会貢献で水を大切にする活動に力を入れています。
2018年12月25日、本社が所在する墨田区が主催する「2018-2019水の循環講座 すみだと世界をつなぐ水の大切な話」(全7回講座のうちの第3回目)が、「暮らしと水」をテーマに当社研究所のある平井事業所にて行われました。
第一部でコミュニケーションセンターの見学をしていただいた後、第二部では高校生によるSDGs※の初心者向け授業が行われました。
※SDGsとは:「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称で、国連サミットで採択された持続可能な社会を作るための世界共通の17の目標
墨田区民を中心とする受講者28名、墨田区環境保全課4名、運営団体であるNGO「ウォーターエイドジャパン」のスタッフ2名、第二部を担当する静岡県立三島北高校の生徒(以下、グループ名「6girls」)6名の総勢40名が来社され、賑やかにスタートしました!
平井事業所のコミュニケーションセンター。普段は一般に公開していない施設です
第一部は、コミュニケーションセンターという、当社製品の技術の歴史や現在の製品の性能を紹介する場所で、まずは懐かしい昔の当社製品を思い出していただきながら当社の技術開発の歴史を聞いていただきました。
次に、現代の製品を使った実験などをご覧いただきながら、皆様がご家庭で便利に暮らすことが自然と節水につながることを目指した当社製品や技術についてご紹介しました。
また、事業所内の雨水活用をしている施設も見学いただきました。
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ライオン製品の歴史について説明する企画管理部・小林さん
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台所用洗剤「Magica」の実験にはみなさん興味深々です
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終始和やかな雰囲気でご見学いただきました
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中庭の三角池(左奥)は雨水を利用しています
第二部はウォーターエイドジャパンの橋本さんのお話から始まり、橋本さんが指導されている三島北高校・6girlsによる「SDGs for biginners」という授業が行われました。
SDGsは、ちょっと難しそうに思われるかもしれませんが、私たちにとって身近なハンバーガーやTシャツ、ジーンズなどを例に、出来上がるまでにどれだけの水が使われているか、また水以外にも製造段階や使用段階でのSDGsの目標に関連する事柄について、6girlsがとても分かりやすく、楽しく教えてくれました。
今回初めてSDGsという言葉を聞いた人でも、授業が終わる頃には自然と内容を理解できており、6girlsのファシリテーションの高さにとても感心しました。
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導入は橋本さんのお話から
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6girlsはとても礼儀正しく、かわいくて、参加者のみなさんにも大好評でした
参加者のみなさんのグループを6girlsたちが廻り、楽しく意見を引き出していました
第一・二部、合わせて約2時間の講座はあっという間に終わりました。
最後は墨田区環境保全課の谷田辺さんの挨拶で閉会しました
参加者のみなさんにSDGsを楽しく学んでいただく良い機会になったのではと感じました。
当社は今後も持続可能な社会と事業の発展の両立を目指して、生活者や地域社会とともに地球環境保全活動を積極的に推進してまいります。