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「ライオン美らアクション」環境教育実践校である久米島町立球美(くみ)中学校の校内清掃活動を視察しました

2020年04月27日 環境コミュニケーション

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(※この視察は2020年2月22日に行いました。)

みなさん、こんにちは。
CSV推進部の「たけぞー」です。

沖縄の豊かな生態系を育み、未来に向けて自然との共生を目指す「沖縄の未来を育む子供たちのエコ活動」を応援するプロジェクト、それが「ライオン美ら(ちゅら)アクション」です。

2011年より沖縄メディア7社(琉球放送・沖縄テレビ放送・琉球朝日放送・琉球新報・沖縄タイムス・ラジオ沖縄・FM沖縄)と共同で行っており、この9年間で毎年12校、のべ108校を環境教育実践校に認定して、その活動を支援してきました。

2020年2月22日、本年度の実践校12校の中から沖縄県島尻郡久米島町立球美(くみ)中学校の活動を視察してきました。

今回、訪問した久米島町立球美中学校

今回、訪問した久米島町立球美中学校

球美中学校では、朝の清掃活動をはじめ、ビーチクリーン作戦、地域清掃活動への参加などに継続的に取り組んでいます。
また「環境」に関わる内容も学習に取り入れ、自然を愛し、自然に学び、自然に触れ合うことのできる豊かな心の育成を図っています。

今回の活動は、卒業式に向けた体育館周辺及び校内美化作業です。
球美中学校の生徒、保護者、職員など約100人が参加しました。

生徒たちは、いくつかのグループに分かれて、草を集めるグループ、草を運ぶグループなど、それぞれに役割を分担し合いながら効率的に作業を進めます。
作業の間も、みんな笑顔で楽しそうに活動している姿がとても印象的でした。

草刈り機を操作するのは父兄の方々が中心です。
みなさん大変手際よく、運動場はあっという間にキレイになっていきます。

  • 子どもたちが楽しみながら草を袋に入れる様子

    子どもたちが楽しみながら草を袋に入れる様子

  • 慣れた手つきで草刈り機を操作する父兄の方々

    慣れた手つきで草刈り機を操作する父兄の方々

環境整備担当の大島先生にお伺いしたところ、活動を通じて、生徒たちの中に「地域をキレイにしたい」「自分たちが住んでいるところをキレイにしたい」という意識が芽生えてきて、自ら行動できるように変化してきている、とのことでした。

地道な清掃活動ですが、こうした活動を通じて、生徒一人ひとりに、地元を愛する気持ち、自然環境を大切にする思いが育っていることを実感しました。

作業完了し、全員で記念写真!

作業完了し、全員で記念写真!

沖縄の豊かで美しい大自然は、次代の子どもたちのために維持し、つないでいかなければならない、かけがえのない財産といえます。

沖縄の未来のために、そしてそれを担う子どもたちのために、ライオンは「ライオン美らアクション」の活動を応援していきます!

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