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環境負荷低減に大きく貢献
平成30年度「おおさかストップ温暖化賞」大阪府知事賞を受賞

ライオン株式会社(代表取締役社長・掬川 正純)は、大阪府が主催する平成30年度「おおさかストップ温暖化賞」において、最も優れた取り組みを実施した事業者として大阪府知事賞を受賞しました。表彰式は、2019年2月14日(木)に大阪府公館(大阪市中央区)にて行われました。
「おおさかストップ温暖化賞」は温暖化の防止等について特に優れた取り組みをした事業者を大阪府が表彰するものです。

<表彰式の様子>

■受賞対象となった当社の取り組み内容
当社では2013年に環境目標「Eco Vision 2020」を策定して、「低炭素社会の実現」「循環型社会の実現」「自然との共生」を目指した取り組みを進めています。大阪府内には、大阪工場(堺市)及び大阪オフィス(大阪市)の2事業所が所在します。
「低炭素社会の実現」のため、大阪工場では、工場長を委員長とする環境委員会のメンバーが中心となって温室効果ガス排出削減の取り組みを推進しています。その中で全従業員参加型の省エネ活動、製造プロセスの変更や生産品種の変更によるエネルギー使用量の削減、省エネ型設備・機器の導入や機器の運用改善などを行っています。また大阪オフィスは省エネ・環境配慮型のビルへ移転することでエネルギー使用量を削減しました。
これらを実施することにより、温室効果ガス削減実績で、削減率17.4%(原単位ベース、平成28年度比)を達成したことなどが評価されました。

※原単位:温室効果ガスの総排出量を建物床面積等の温室効果ガス排出量と密接な関係を持つ値で割ったもの

■大阪工場における主な施策事例
①各種設備・機器の運転方法の改善、エネルギー使用量の少ない製造プロセスへの変更、エネルギー消費量の少ない生産品種の構成比を高める

②老朽化したボイラーの高効率タイプへの更新、冷凍機の更新

③部門別にエネルギー原単位の月ごとの確認による対策等の実施
○省エネパトロールによるエネルギーの無駄の抑制
○エネルギー使用量等のモニター掲示、改善提案キャンペーン、クイズ大会の実施
○改善提案による、廃熱の温水タンク加熱への利用

■今後の展開
当社は今後も環境目標「Eco Vision 2020」に基づき、事業活動や商品・サービスを通じて温室効果ガス削減活動に取り組み、地球環境負荷の低減に貢献してまいります。

■大阪府報道発表資料
http://www.pref.osaka.lg.jp/hodo/index.php?site=fumin&pageId=33562

<おおさかストップ温暖化賞>
事業活動で排出される温室効果ガスや人工排熱の抑制、電気の需要の平準化について、他の模範となる特に優れた取組みをした事業者又は事業所(以下事業者等)を表彰し、その取組みを広く公表することにより、温暖化防止等に関する対策の一層の普及を図るものです。
大阪府環境審議会温暖化対策部会において、温室効果ガス排出量の削減やその取組内容を評価し、選考しています。
賞には「大阪府知事賞」のほか、「優秀賞」、「特別賞」があります。

お問い合わせ窓口

報道関係の方

コーポレートコミュニケーションセンター

TEL:03-3621-6661

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