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ライオン初のハミガキ一貫生産を坂出新ハミガキ工場で実現

ライオン株式会社(代表取締役社長・掬川 正純)は、大日本印刷株式会社(代表取締役社長・北島 義斉、以下DNP)と協業し、ラミネートチューブの生産からハミガキ内容物の生産、充填、包装、そして段ボール箱への箱詰めまでの工程を一箇所で行う、ハミガキの一貫生産を実現します。一貫生産を行うために、2021年中の稼働を予定している新ハミガキ工場(香川県坂出市)の建設にあわせて、隣接地にDNPがハミガキ用ラミネートチューブの製造設備(以下チューブ工場)を設置します。
同一敷地内でハミガキとチューブの生産工場を隣接させて稼働させることによって、当社では初めてのハミガキの一貫生産となり、生産性向上を図ります。また、最新鋭の製造設備を導入することで、生産能力の増強を行います。

※チューブ工場:
建屋は当社が建設を行い、チューブの製造設備の設置と運営はDNPが行います。

■背景

オーラルケア市場は、国内での健康志向の高まりに加え、高品質な日本製品に信頼を寄せる海外のお客様の支持を得て、需要拡大が続いております。今後さらに拡大が見込まれる国内外のハミガキの需要拡大に対応するために、当社として初めて、同一敷地内にハミガキとラミネートチューブの生産工場を建設し、ハミガキの一貫生産を行います。

■一貫生産がもたらす効果

一貫生産を行うことにより、資材調達の効率化、生産のスピードアップを可能にします。

■設備の特徴

<効率的な生産>

・最新鋭の製造設備を導入することで、ラミネートチューブのハミガキ工場への自動搬入から、内容物充填工程までの無人化(日本初)を実現します。

・ハミガキ製造設備及び内容物充填機の自動洗浄による作業の効率化を図ります。

・チューブ運搬箱のIT管理によってハミガキ工場とチューブ工場相互の資材の需要、供給データの共有化を行い、タイムリーな生産体制を構築します。

 

<品質管理の徹底>

・適正製造基準(GMP)対応による品質管理の徹底を図ります。

 

<省エネルギー化>

・工場敷地内厚生棟の屋上に太陽光パネル設置し、再生エネルギーの活用と省エネルギーを行います。

■チューブ工場の概要

(1)建設予定地 香川県坂出市番の州22-1
(ライオンケミカル株式会社オレオケミカル事業所内)
(2)建築面積 4,900㎡
(3)着工時期(予定) 2019年中
(4)稼働開始(予定) 2021年中

※上記は計画段階のものであり、内容等に変更の可能性があります。

お問い合わせ窓口

報道関係の方

コーポレートコミュニケーションセンター

TEL:03-3621-6661

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