ライオン山梨の森
あゆみ
2012年04月28日
「ライオン山梨の森」野生生物調査(第5回)
4月28~29日、第5回 ライオン山梨の森・野生生物調査を行いました。特定非営利活動法人アースウォッチ・ジャパンの会員ボランティア4名とライオン社員ボランティア5名、双方のスタッフ3名、併せて総勢12名が参加しました。
調査は立正大学・須田准教授のご指導のもと、野生生物の痕跡調査(動物の足跡、フン、食べた跡などを見つけて位置を測定)と毎木調査(樹木の種類を調べ、位置と太さを計測し番号付けをする)を行い、データを蓄積しました。
今回は初めて苗木を植えて数年しか経っていない植林地を中心に調査しました。太い木のない草の多い場所のためか、これまでに調査してきた木々が茂った間伐地・非間伐地とは違う野生生物(ニホンノウサギ・ネズミなど)の痕跡をたくさん見つけることができました。又、シカやイノシシの痕跡も見つかりました。
夜には、須田准教授から、「企業の森林整備計画と森の遷移(移り変わり)について」のレクチャーがあり、森の遷移についての説明と、企業(又は森の持ち主)が目指す森作りの内容によって植える木の種類が変わってくるなど、参考になるお話をたくさん伺いました。
参加者にとって動物の生態と森づくりについて考える良い機会になったのではないかと思います。
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植樹した木はまだ細いので木札に番号を付けます
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木の太さを測る道具
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木の長さを測る大きな定規
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毎木調査後はこのようになります
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豆菓子みたいなニホンノウサギのフン。
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丸い穴はネズミの巣です
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鹿の骨も発見
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クルミの食べ方の違い
左はリス、右はネズミです
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全員で記念撮影。お疲れ様でした!