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札幌オフィスの生物多様性保全活動に参加しました

2018年10月04日 生物多様性

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みなさん、こんにちは。
CSV推進部コミュニケーション推進室の「がんちゃん」です。

当社はEcoVision2020という環境目標を2012年に設定しています。

その中には、2020年までに全事業所において生物多様性保全活動※に取り組むという目標があります。
工場や研究所での活動が先行しましたが、オフィス系事業所での取組みも徐々にひろがってきています。

名古屋、大阪、本社・両国、仙台オフィスに次いで、今回は札幌オフィスの活動に参加したのでご紹介いたします。

※生物多様性保全活動とは → 人間は多様な生物が生存する生態系の恵みに大きく依存する反面、大きな負荷をかけている事から、その保全活動は、企業活動を推進する上で課せられた課題となっています。

フェスタの主催者でもある「札幌市豊平川さけ科学館」スタッフが中心となり活動をしている「札幌ワイルドサーモンプロジェクト」に、今年から札幌オフィスとして協力させていただく事になりました。

その協力の一環として、2018年9月17日札幌市の真駒内公園で開催された「さっぽろサケフェスタ2018」に参加し、活動内容を広く周知するためのチラシの作成や、フェスタのクイズラリーで配布する景品(災害時にも使える健康・清潔ケアセット)を用意し、来場者への説明・配布のお手伝いをしました。

  • さっぽろサケフェスタ会場入り口

    さっぽろサケフェスタ会場入り口

  • 豊平川さけ科学館とフェスタ会場全景

    豊平川さけ科学館とフェスタ会場全景

この活動の原点は、1978年に札幌市内で始まった「カムバックサーモン運動」が原点になっているため、市民の認知は非常に高く、当日も1000名以上の来場者が会場を訪れました。

当社の「災害時にも使える健康・清潔ケアセット」も、用意したセット全てを渡しきってしまう盛況ぶりでした。

クイズラリーには大勢の方が並んでいただきました

クイズラリーには大勢の方が並んでいただきました

  • 災害時の健康・清潔ケアセットを配布する、札幌オフィスの福島さん

    災害時の健康・清潔ケアセットを配布する、札幌オフィスの福島さん

  • 当社が提供した、災害時の健康・清潔ケアセット

    当社が提供した、災害時の健康・清潔ケアセット

今回は北海道胆振東部地震の影響もあり、一部縮小しての開催となりましたが、会場にはサケや自然について楽しく学べる様々な工夫が見られました。

当日配布されたクイズラリーの問題です。
 Q.サケは自分の生まれた川をどうやって探している?
 ①匂い ②なんとなく ③場所を覚えている 

会場内に設置されたボードの内容を参考にしながら、子どもたちも一生懸命答えを考えていました。
皆さんは、分かりましたか?

  • ボードを見て、クイズラリーに参加する親子連れ

    ボードを見て、クイズラリーに参加する親子連れ

  • 会場近くを流れる真駒内川(豊平川支流)。マス(サクラマス)の姿が観察されました

    会場近くを流れる真駒内川(豊平川支流)。マス(サクラマス)の姿が観察されました

「札幌ワイルドサーモンプロジェクト」のミッションは科学的知見に基づく順応的管理手法によって、市民とともにサケの野性味を向上させる事を目指しています。
そのために各方面の専門家が、高度な知識や技術を駆使し、サケの放流数の管理や自然産卵環境の改善を目指して活動しているのです。

専門分野では殆ど力になれませんが、私たちが出来る範囲でこの活動が市民に浸透する応援を継続させていただきます。

皆さんも札幌に来られた際には、是非、市内の豊平川や他の河川に足を向けてみてください。
元気なサケが川面で跳ねている光景を見る事ができるかもしれませんよ。

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