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秋の森林整備ボランティアを行いました

2019年11月29日 ライオン山梨の森

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みなさん、こんにちは。
CSV推進部 コミュニケーション推進室の「ナミタロウ」です。

2019年11月2日、「ライオン山梨の森」で第38回となる森林整備活動を行いました。
森林整備協定を結んでいる山梨市、公益財団法人オイスカ、峡東森林組合の皆さんと企画し、当日の運営を行いました。

「洗うこと」を通じて水と深い関わりのあるライオンは、水源である森林を社員自ら整備することで環境意識が醸成されることを目的に2006年から毎年活動を行っており、今までにのべ1700名以上の社員が参加しています。

今回は秋のボランティア活動として、ライオングループの社員25名、山梨市職員2名が参加しました。

このあとの作業に「さぁやるぞ!」と気合を込めて記念撮影

このあとの作業に「さぁやるぞ!」と気合を込めて記念撮影

今回は活動実施予定日の3週間前に台風19号が日本に上陸し、山梨市も大変な影響を受けました。
一時は活動の実施自体も危ぶまれましたが、その都度関係者の方々が現地の確認や調整を重ねてくださり、実行することができました。

開会式では、ご挨拶に駆けつけてくださった山梨市の高木市長をはじめ、オイスカの田中さん、またライオンの小笠原CSV推進部長から、近年の自然災害にふれつつ、土砂災害防止機能を含む「森の公益的機能」を上げていくためにも、森林整備をしていくことがとても重要であることなどをお話いただきました。

  • 山梨市の高木市長

    山梨市の高木市長

  • オイスカ田中さん

    オイスカ田中さん

  • ライオン小笠原CSV推進部長

    ライオン小笠原CSV推進部長

  • 真剣に聞き入るご参加の皆さん

    真剣に聞き入るご参加の皆さん

特に印象深かったのは、林業というのは、普段は森の中での孤独な仕事であるということ。
こういった機会にどんどん人が森に入ると、照れくさいながらも自分たちの仕事ぶりが見てもらえるということで、林業家の方々は活気づくというお話でした。

さて開会式も終わり、次の地点まで移動を兼ねて森の散策がはじまりました。

  • レクチャーを受けながら進んでいきます

    レクチャーを受けながら進んでいきます

  • シカの足跡を見つけました

    シカの足跡を見つけました

台風の雨の激しさが伺える壁面

台風の雨の激しさが伺える壁面

私もレクチャーを聞きながらシカやイノシシが通ったであろう獣道や、まっすぐに立っているようでねじれている木を眺めたり、台風の影響を受けた山の様子に注目しながら進みました。

中間地点の広場では、水口地区婦人会の皆さんがご用意してくださったお昼ご飯をいただきました。

外界の音がほとんど森林に吸収された静かな広場で、枝葉が風に揺られる音や時々響く鳥のさえずりが聞こえる癒しの空間は新鮮で、そこでほおばるおにぎりは最高です。

参加者の皆さんからは自然に笑顔がこぼれました。

自然の良さを体感しつつ美味しくひと休み

自然の良さを体感しつつ美味しくひと休み

お腹もほどよくいっぱいになったところで、次の玉切り(丸太切り)をする場所まで移動し、作業開始です。

  • まずは枝を取り除く作業から

    まずは枝を取り除く作業から

  • ノコギリの力の入れ方にはコツがいります

    ノコギリの力の入れ方にはコツがいります

  • 足場に注意しながら協力して丸太を運びます

    足場に注意しながら協力して丸太を運びます

  • 終わったあとの参加者の顔は晴れやか

    終わったあとの参加者の顔は晴れやか

作業自体は約一時間程度でしたが、峡東森林組合の方々から指導を受けながら、汗を拭いながら丸太を切ったり、協力して2m間隔で切られた丸太をいくつも運んだりして、ヘトヘトになっている方がちらほら。
それでも終わった頃には皆さんのお顔がやり切ったという感じに清々しく見えました。

  • 峡東森林組合の皆さん

    峡東森林組合の皆さん

  • オイスカの田中さんと深沢市議

    オイスカの田中さんと深沢市議

最後に閉会式を迎え、今回お世話になった方々へ衣料用洗剤の「トップSUPER NANOXニオイ専用」を、製造している千葉工場とライオンケミカル㈱ファインケミカル事業所のメンバーから贈呈しました。
感想を述べられた方は皆さん「また参加したいし、周りにも参加を呼び掛けたい」とお話していました。

森林は行くたびに変化し、行くたびに違う表情を見せてくれます。
「ライオン山梨の森」の森林整備活動が、毎回参加者たちがさまざまな視点から、何か新しいことを得られる良い機会となっていたら嬉しいです。

ライオンはこれからも森林整備活動を通して、環境意識醸成に取り組んでいきます。

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