Vol.3
全問正解なるか?? クイズで大人も学べる洗濯テクニック
~Kaji×Kajiハッピーシェア×台東区 家事シェアセミナー第3弾レポート~
知ることや協力することで家事はもっと楽しくもっと効率的にできるはず!その実現を目指して「家事のコツ」や「家事をシェアするコツ」を全国各地に伝えてきたライオンのKaji×Kajiハッピーシェア。
多くの人達は日々必要となる家事を自分の経験や育ってきた環境の中で覚えた方法で行っていると思います。でも、本当にその方法が効果的かどうかはあまり考える機会がなかったはず。今回は毎日なんとなく実施してきたお洗濯のやり方を見直すきっかけになるセミナーを開催しました。
東京都台東区とは2023年4月、ライオンの本社が移転したことをきっかけに区民の健康増進やサステナビリティの実現に向けた包括連携協定を締結しました。セミナーは今回で3度目の開催となります。会場は同じ台東区内でも、観光スポットの浅草などとは少し違う落ち着いた下町の風情があふれ、かつての文人たちも愛した根岸にある「根岸五丁目施設」で行いました。
今回は50代以上の方が7割を超えるというこれまでなかった参加者の年齢構成になりました。長年にわたって家事をこなしてきた経験豊富な方々なので、果たして参考になるお話をお伝えできるのでしょうか?
意外な結果!? ベテラン勢に多い家事シェアタイプとは
3部構成のセミナーのトップを飾るのはライオンのお洗濯マイスターの大貫和泉さんによるオリエンテーション「あなたにとって家事とは?」。
「夫婦でも実は家事への向き合い方は違っている」ということを伝えるため、ライオンが調査した夫婦間の家事や家事分担に関するデータをもとに作られた「家事シェアタイプ診断」はこのパートではすっかりおなじみです。
■時間・役割を決めて別々のことを同時進行する「パラレル型」家事シェアタイプ
■1つの家事を2人で楽しむ「デート型」家事シェアタイプ
■作業の工程を分け、リレー方式で引き継ぐ「バトンタッチ型」家事シェアタイプ
■得意な家事は任せて、相手の領域には口を出さない「エリア型」家事シェアタイプ
■コツを教えて一緒にやったり、任せたりする「コーチング型」家事シェアタイプ
■平日のために休日に、昼のために夜に仕込む「タイムシフト型」家事シェアタイプ
3つの質問に答えるだけで6つの家事シェアタイプに分かれるこの診断は、これまで時間がない子育て世代の共働き夫婦では効率重視の「パラレル型」や「タイムシフト型」が多いなど、ライフステージごとに特徴が見られました。
果たして今回はどんなタイプが多かったのでしょうか?
一番多かったのは…デート型!
デート型はパートナーや家族と一緒に仲良く家事を楽しみたいというタイプ。以前、大学生を中心とした参加者で実施した時に多かったので、てっきり若い人に多いのかと思いましたが、ベテランの皆さんもこのタイプが多いとはびっくりです。
もしかしたら、仕事や子育てがひと段落するなどして、時間的には少し余裕が出てきたタイミングだからこそ、再び楽しむことを求めるようになっているのかもしれません。
※家事シェアタイプ診断をやってみたい方は、解説も載っているコチラの記事をご覧ください。https://lidea.today/articles/003204
第2部はNPO法人ファザーリング・ジャパンの杉山錠士さんが講師を務める「ほめ達セミナー」。一般社団法人日本ほめる達人協会のメソッドは世代を問わず参考になる内容が満載。
コミュニケーションを円滑にすることは、家族で過ごす時間が増えていく人生のセカンドステージを円満に過ごすためにも大切な心構えですよね。
思わぬ落とし穴!? 表のまま干すか?裏返しにするか?
滞りなく進んできたセミナーも、いよいよ後半戦。大貫マイスターによるお洗濯のお話です。今回のテーマは部屋干しの方法。効率的に早く洗濯物を乾かす方法について伝えていくのですが、より深く印象に残るように参加型のクイズを交えて行っていきます。
経験も知識も豊富な皆さんのことですから、あっさりと全問正解されてしまうかもしれませんが…実際はどうでしょうか??
まずは第1問!
<第1問>
「お家で洗える洋服か洗えない洋服かは〇〇を見ればわかる!〇〇に入る言葉は何でしょうか?」
① デザイン
② 素材
③ 洗濯表示
もちろん答えは③の「洗濯表示」。この辺りはイージーですよね。もちろん皆さんも全員正解でした。
第2問はそんな洗濯表示から。
<第2問>
この記号はなんでしょう?
① 洗濯桶で手洗いする
② 洗濯機の「非常に弱い」コースで洗う
③ 洗濯機の「通常」コースで洗う
答えは…②の「洗濯機の『非常に弱い』コースで洗う」!これもイージーかと思ったら正解率はわずか25%。一番多かったのは①の「洗濯桶で手洗いする」を選んだ方。経験豊富でも意外と洗濯表示まで詳しく理解していない場合もあるようです。
和気あいあいとした雰囲気の中でも皆さん結構本気モード。みんなで全問正解を目指す中、この日一番の難問が終盤に待っていました。
それが第8問!
<第8問>
「ジーンズは表と裏、どちらを前にして干した方が乾きやすいでしょうか?」
① 表
② 裏
シンプルな2択とあって、正解率は高くなるかと思いきや、それが落とし穴だったのです。正解は…①の表!
ジーンズと言えば、日焼けによる色落ちを防ぐためにも裏返しで干すものというイメージがあるかもしれませんが、「部屋干し」が条件の今回は表のままで干すことが正解。実はジーンズでもっとも乾きにくい場所が厚い生地が重なるお尻のポケットの部分なので、表のままの方が乾きやすいのです。ただし、外干しする時には、表のまま干すと色あせしにくいので、裏返しで干すことがおすすめです。
この問題はまさかの全員不正解!残念ながら全問正解者は現れませんでしたが、それでも皆さん笑顔で楽しみながら参加してくれました。
会場では、実際に洗濯物と物干しを用意して、参加者が実践しながら大貫マイスターの解説で学んでいきます。ただ、聞くだけでなく、クイズや実践を交えて参加することできっと皆さんの納得感も高まったことと思います。
実施後のアンケートにも「部屋干しのやり方も、ジーンズも試してみたいと思います。とても参考になりました」という声が届きました。
日常的にしていることだから、知らず知らずのうちに固まっていた自分のやり方を疑うことはほとんどないと思います。しかし、いくら長くその方法でやってきたとしても、実は早く乾かすという効率の点では他の方法の方が良かったケースもあります。
また、実施後のアンケートにはこんな声も。
「このようなお話は、小学生、中学生、高校生にもしてほしいと思いました」
確かに!洗濯に限らずまだ、これから本格的に家事をスタートしていく世代が早い段階で効率的なテクニックを学ぶことができれば、家事のスキルやスピードは上がっていくはずです!
家事は世代を問わず誰にとっても必要なこと。これまでもいろいろな地域で、いろいろな世代に向けてセミナーを行ってきましたが、さらにその幅を広げていくのもいいかもしれません。
家事シェアセミナーはこれからも引き続き実施していく予定なので、ぜひ機会があったらぜひ参加してみてください!参加してくれた皆さん、ありがとうございました。

