学術・市民活動支援

学術・市民活動支援

「ライオン賞」(年会学生ポスター発表賞)

水環境研究を支援する「ライオン賞」

当社は、水環境に関わる若手研究員の研究意欲の啓発と支援をするため、「日本水環境学会」に優秀な研究活動を表彰する「年会学生ポスター発表賞」(通称:ライオン賞*)を2008年に創設しました。
「第51回日本水環境学会年会」(2017年3月15日~17日)が熊本大学・黒髪キャンパスで開催され、「ライオン賞」の発表と表彰が3月16日に行われました。その結果、121件の応募の中から最優秀賞には京都大学の牛島大志さんの発表が選ばれました。

ポスター発表会場

* 「日本水環境学会」年会での優秀なポスター発表に対して表彰を行う。
対象者:学部生、工業高等専門学校生、短大生
選考方法:学会正会員、団体会員による投票を基に、運営選考委員会が理事会にて決定する。

第51回年会「ライオン賞」受賞者
  受賞者 所属 研究題目
最優秀賞 牛島 大志 京都大学 大阪湾におけるプランクトン食性魚類ヘのマイクロプラスチック汚染の現況調査
優秀賞 池田 聡 東北大学 バイオガス発電排熱を用いた前処理による下水汚泥嫌気性消化システムの効率化の評価
伊藤 友里 山梨大学 カトマンズ盆地における生活用水の利用形態と健康影響の関係
岩野 寛 東北大学 水生植物を用いた排水処理とバイオエネルギー生産
大津 里香保 熊本大学 白川中流域水田の窒素除去能力の解明
糟谷 まり 北里大学

排水中の細菌群集が微細藻類の成長に及ぼす影響の評価

高力 聡史 北海道大学 トウガラシ微斑ウイルスと水系感染症ウイルスの塩素消毒耐性の比較:感染性評価手法とPMA-PCR法の併用による評価
鹿野 滉平 東北大学 嫌気性中空糸膜分離法を用いた下水処理性能の比較
菅原 巧太朗 秋田県立大学 二枚貝の可食粒径範囲とアオコ粒径の鉛直分布に着目した二枚貝の濾過摂食機能の評価
高木 達馬 北海道大学 病原性レジオネラの水系感染制御に資する溶菌性バクテリオファージの探索
中嶌 泰介 東京大学

琵琶湖湖水から分離された細菌に由来する有機物と湖水溶存有機物との関連

西村 恵美 宮崎大学

自然河川と都市河川における大腸菌の薬剤耐性プロファイルの比較

萩原 達也 豊橋技術科学大学

アンモニア酸化細菌の細胞表層タンパクに特異的に結合するDNAアプタマーの探索

平野 誠也 北海道大学

DNAアプタセンサー: 水中ノロウイルスの即時・高感度検出に適した新技術

松永 光司 中央大学

藻類に対する銀ナノ粒子との複合影響を及ぼす下水中化学物質のサイズ画分

丸山 千賀 新潟薬科大学

東日本大震災後の回復過程における波津々浦湾干潟底質中のシルトの起源推定

山口 拓郎 北海道大学

DNAアプタマーを用いた簡易カドミウム分析手法の開発

最優秀賞受賞者のコメント

京都大学工学部地球工学科 4年生(2017年3月当時)
牛島大志さん

この度はライオン賞最優秀賞をいただき、この上ない光栄だと思っております。本研究テーマに取り組んだ理由は2つ。1つはマイクロプラスチックの知見が少ない中で、一から自分でチャレンジしてみたかったということ。もう1つは魚が好きで、趣味の釣りを活かしてサンプリングをおこない、魚類への汚染実態を自分の目で確かめたかったことにあります。この1年間非常に楽しく満喫した研究生活を送ることができました。これも同研究室のメンバーや、ライオン賞という目標があったおかげです。
今後は水環境問題の解決に貢献できるよう精進し、ライオン賞の名に恥じぬ人材を目指します。

市民活動への支援

日本水大賞への支援

ライオンは「洗うこと」を通じて水と深い関わりをもってきたことから、水循環系の健全化への寄与を活動の目的とする「日本水大賞」への支援を2006年より行っています。

2016年「日本水大賞」の実績
応募件数 大賞(グランプリ)活動主体 大賞(グランプリ)活動の名称
151件 特定非営利活動法人
筑後川流域連携倶楽部
恵みに感謝し緩やかな連携で豊かな流域を
筑後川流域連携推進事業

2016年受賞活動発表会でプレゼンを行う大賞の「筑後川流域連携倶楽部」

2016年受賞活動発表会でプレゼンを行う大賞の「筑後川流域連携倶楽部」

日本ストックホルム青少年水大賞(SJWP)への支援

「日本ストックホルム青少年水大賞」は国際コンテスト開催時20歳以下の、水環境の保全や研究活動をしている高校または同等の学校に在席している生徒や団体が応募できます。 大賞受賞者は、日本代表としてスウェーデンのストックホルムで行われる国際コンテスト「ストックホルム青少年水大賞」に出場できます。
「ストックホルム青少年水大賞」は毎年8月中旬~9月上旬(予定)ストックホルムで世界水週間(World Water Week)に開催され、生活の質の向上および水環境における生態系の改善に資する優れた調査研究を行った若い研究者に賞が授与されます。

2016年「日本ストックホルム青少年水大賞」の実績
応募件数 日本ストックホルム青少年水大賞
活動主体
日本ストックホルム青少年水大賞
活動の名称
20件 山口県立山口高等学校
化学・生物部
複合的水質監視装置の開発とナミウズムシの生態

2016年日本代表の発表の様子

2016年日本代表の発表の様子

2016年ストックホルム青少年水大賞の出場者たち

2016年ストックホルム青少年水大賞の出場者たち