新型コロナウイルス感染症予防のため、一部の活動を自粛しています。
ライオングループではオンラインを活用する等、活動内容を見直しながら、健康な生活習慣づくりに継続して取り組んでいきます。
2022年7月22日、「ライオン・オーラル・ヘルス アウォード2022」がTK palace & convention Bangkokで開催されました。Lion Corporation (Thailand) Ltd.(以下、「タイライオン」という。)は、タイの保健省と連携し、2009年からタイで「予防歯科」に役立つ研究や活動をしている人の助成、支援をしています。
タイライオンは、2022年度の「ライオン・オーラル・ヘルス アウォード」として、歯科医師と歯科看護師に6つの賞(1-3位と敢闘賞3名)を授与しました。このセミナーには、歯科医師や歯科看護師等180名が参加し、Dr. Paiboonから高齢者向けオーラルケアの講演をうけました。
タイ北部のプレー県は、高齢化が進んでいる地方のひとつです。タイライオンは2018年からプレー県の保健所と連携して、高齢者の喉のつかえ(むせ)を減らし、噛む力を高め、ドライマウスを改善することで、QOL(生活の質)を高める活動に取り組んでいます。この活動は、2016年の「ライオン・オーラル・ヘルスアウォード」で歯科専門家により紹介されました。保健所の歯科医師は定期的に高齢者が集まる地域のコミュニティで、オーラルケアに関する講演を行います。また、お口の機能が低下するのを防ぎ、「お口の元気度」を保持、増進することを目的に、ライオンにより設立された(公財)ライオン歯科衛生研究所(LDH)が開発した「健口美」体操(お口の体操)を取り入れています。体操を始めてから6ヵ月もすると、多くの参加者に効果が現れ、喉のつかえやドライマウスが改善されました。タイライオンは多くの高齢者が実践できるように、「健口美」体操のパンフレットと掲示板を提供しています。
2022年には、タイライオンは「健康美」体操を、6月20日にシーラーチャーのタイライオンのゲストルームで Laemchabangat から参加した医療ボランティアと高齢者のケアを行う方に対して、7月7日はシーラーチャーの Thung Krad Elderly School に通う高齢者、7月14日はバンコクにある We Sahre Foundation の方、10月7日にはバンコクにある Yannawa Elderly School に通う高齢者の方に向けて実施しました。合計で168名の高齢者が参加しました。
タイライオンでは、行政と連携しながらタイの人々のオーラルケアの改善に継続して貢献していきます。
乳歯はゆくゆく生え変わることから、大人の歯より軽視されがちです。しかし、お口の健康は将来の全身健康に影響をおよぼすといわれており、小さいころからオーラルケアを実践することが大切です。
タイライオンは正しいオーラルケアの普及と「予防⻭科*」の浸透・定着に向け、政府の病院・保健センターと連携し、歯科健診・むし歯処置・歯みがき指導等のオーラルヘルス活動を実施しています。地方の学校で歯科健診を行い、児童にむし歯が見つかった場合「スマート・テクニーク」とよばれる処置を歯科医師が行います。
2018年からは、活動を実施する地域にある販売店と共同で、2歳から5歳の子どもたちを対象に、『KODOMO』ブランドを活用した劇により、正しい歯みがきの仕方を伝えています。タイライオンは連携した販売店でしか利用できないクーポンを配布し、クーポンをもらった子どもたちは、その販売店にクーポンを持参すると、タイライオンの商品が通常より安く購入できます。これにより自宅でもしっかり歯みがきを継続してできるようになります。
この活動は、2022年7月26日にBanbanramung school、9月2日にLaemchabangで行われ、65名の子どもたちと10名の歯科医や歯科助手が参加しました。 タイライオンでは、他の地方にも活動を広げ、タイの人々にお口の健康を啓発していきます。
* ライオンが海外グループ会社で推進している「予防歯科」の考え方は、歯科専門家、流通、ライオンの3者が連携した取り組みです。歯科専門家と一緒にライオンは、歯みがきの実践的な指導やオーラルケア情報の発信により、生活者のオーラルケアに対する理解や関心を高めてもらうよう努めています。加えて、ライオングループでは店頭やその他市場を通じて、一人ひとりに合った商品の提供によるオーラルケア習慣の実践を推進しています。
一般的に、妊娠期は、女性ホルモンが増えることで唾液分泌量が減少し、むし歯や歯周病等の口腔リスクが高まるといわれています。
タイライオンでは、妊娠期の従業員を対象に、妊娠期の健康管理やオーラルケアの重要性を伝えるセミナーを行っています。健康管理については、タイライオン医務室の看護師と医師が指導し、妊婦に必要な栄養摂取等について指導を行いました。妊娠期の母親のお口の状態は、生まれてくる子どもにも影響することを伝え、正しいオーラルケアの方法について指導を行いました。
2020年は、もうすぐ母親になる妊婦と、産後間もない母親10名の従業員がセミナーに参加しました。
タイ南部では、子どものむし歯が大きな問題となっています。タイライオンでは、2018年からタイ南部パッターニ県の公衆衛生に取り組む保健所と連携して、むし歯を減らす取り組みを現地でくらす5家族とともに開始しました。この地域の課題は、親子ともにオーラルケアに関する教育ができていないことや、むし歯に対する正しいケア方法を知らないことです。この活動は、2017年の「ライオン・オーラル・ヘルス アウォード」で講演した歯科医師により紹介された、家族全員で取り組む「予防歯科」です。
参加する家族は、家で正しいセフルケアを行い、歯科医院に行って定期的にメンテナンスケアを受けます。また、医師はスマートフォンでお口の中を記録し、お口の健康状態を家族にフィードバックしています。
タイライオンはこの活動を通じて、家族にオーラルケア習慣を定着させ、むし歯を削減し、地域の課題解決に貢献していきます。
タイ政府は、タイ国民の健康意識を高めるため、2012年より毎年「ヘルスフェア」を実施しています。2018年は、チョンブリー県シーラーチャー郡レムチャバン地区のAo Udomコミュニティセンターで実施されました。「ヘルスフェア」では、地域のコミュニティセンターで、医療機関、健康グッズ販売業者等がブースを出展し、ボランティアの医師や看護師が参加者に健康診断を行い、薬を処方します。
タイライオンもブースを出展し、「健口美」体操を紹介して、50歳以上の参加者と一緒に実演しました。参加者にはタイライオンが販売する高齢者向けのオーラルケアブランド『GoodAge』と『SALZ』の商品が渡されました。2018年は、約1,000名が「ヘルスフェア」に参加しました。
タイライオンのコミットメントである「社会に善を築き、タイの人々によい健康をもたらす」に従い、手洗い場を提供し、地域の人々に清潔な手の洗い方を啓発することで、衛生を促進しています。2022年1月28日Yannawa distric elderly school(バンコク)、5月18日Ban Rai Nueng Elderly School(シーラーチャー)、5月20日Thai Kasikorn Songkro School(シーラーチャー)、6月6日Wat Dok Mai School(バンコク)で、「キレイキレイ」手洗いステーションを設置して、提供したハンドソープやハンドソープディスペンサー商品とともに、手洗い啓発用ポスターを貼って「正しい手洗い」の浸透を図りました。小学校1-2年生や50才以上の中高年の方々は、ブラックライトで手の汚れや洗い残した箇所を簡単にわかるようになります。手洗いステーションができたことにより、みんなが使用するものを触った後でも、直ぐに手を洗えるようになりました。この活動には622名が参加しました。
2022年12月1日、タイライオンは Bangkok Christian College の1,2年生を対象に課外授業で、歯磨きと手洗い方法を子どもたちにレクチャーしました。
833名の児童がこのイベントに参加しました。
タイライオンは、小学校で身体を健康で清潔に保つ方法と家を清潔で快適に保つ方法を啓発するプログラム「Happy Life Happy Home」を実施しています。このプログラムは Happy Life(歯みがき、手洗い、洗顔、シャワー浴)と Happy Home(お洗濯、食器洗い、床掃除)で構成され、タイライオン製品の使用を通じて「健康、快適、清潔・衛生」に対する意識を高めることを目的としています。
2022年9月15日バンコクの Wat Dokmai School、27日にはシーラーチャーの Thai Kasikorn Songkro School で小学校4年生157名を対象に、歯磨き・手洗いだけでなく、大切な衣類を手洗いする洗濯方法など指導しました。
子どもたちは、とても興味津々で参加し、自宅でも習ったことを実践してくれています。
タイライオンは、タイ政府の施策である「公共・民間の連携プロジェクト」への貢献に取り組んでいます。
2019年には、ラムプーン県(北部)とサハグループ*のフェアで、オーラルケアと正しい手洗い方法の普及啓発活動が開催され、タイライオンは、「全身健康のために、健康なお口の状態と清潔衛生の重要性」をテーマにブースを出展しました。
ラムプーン県のサハグループ⼯業団地で行われた活動では、地元の学生に『Kirei Kirei(キレイキレイ)』の紹介と正しい手洗い方法を指導し、高齢者の方々には「健⼝美」体操(お⼝の体操)を実演しました。
また、サハグループフェアでは、毎年、サハグループのグループ企業が集まり各社の「公共・民間連携プロジェクト」に関するブースを設置しています。2019年は、バンコクのヤーンナーワー区にあるシニアクラブとチョンブリー県シーラーチャー郡のライ・ヌン コミュニティセンターの高齢者を招待し、ブースで正しい歯みがき方法の指導や「健口美」体操を実践しました。合計で約360名が参加しました。
* タイライオンはライオン(株)とサハグループの合弁会社です。
2022年11月25日、タイライオンの近隣に暮らす42名のYannawa区域の高齢者向けに再利用・リサイクル可能な物品の分別方法を啓発しました。タイライオンでは、従業員が再利用可能なごみを持参し、正しい方法で捨てた場合、ポイントを付与する制度を設け、エコの習慣化を促進しています。
タイライオンは、「インターナショナル エコプロダクツ展2016」でブースを出展しました。人間は環境の一部であり、「人間が健康であれば自然環境に調和できる」というコンセプトで、タイライオンやライオン(株)(日本)の環境への取り組みをブースで展示し紹介しました。
また、出展ブースのコンセプトに合わせ、「全身の健康はお口の健康から始まる」ことを伝えるため、イベントのメインステージで、会場を訪れた小学生を対象に歯みがき指導を行いました。
タイライオンは、企業の社会的責任と衛生用品製造会社として、自社で販売する衛生用品の現物寄付活動等、社会貢献活動を積極的に行いました。
活動時期 | 2022年7月14日、8月18日 |
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活動場所 | Thian Fah Foundation Hospital と Weshare foundation |
寄付内容 | ダイエットフードタブレット『Ascor-10』 |
活動の詳細 | タイライオンのマーケティングチームが「健口美」をテーマに、エクササイズを指導し、ダイエットフードタブレットの『Ascor-10』を高齢者に提供 |
活動時期 | 2022年8月4日 |
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活動場所 | Wat Dokmai School |
寄付内容 | 生理用ナプキンを寄付 (約5,000バーツ) |
活動の詳細 | バンコクでは、学生に無償で生理用ナプキンを提供する政策があり、Wat Dokmai Schoolに生理用ナプキンを提供し学生を支援 |
活動時期 | 2022年9月1日、10月27日、11月3日 |
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活動場所 | Laemchabang city municipality, Wat Dokmai Temple, Soi Dog Foundation |
寄付内容 | 「Pet Care」ペット用シャンプー、おていれ用品 |
活動の詳細 | 捨てられたり、迷子になった犬や猫たちのお手入れを、タイライオンが販売する「Pet Care」商品を提供することで支援 |
活動時期 | 2022年10月11日 |
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活動場所 | King Chulalongkorn Memorial Hospital |
寄付内容 | 100万バーツ |
活動の詳細 | サハグループが2022年に建設したTiam-Saipin Chokuwattana buildingの修理費用をタイライオンがタイ赤十字通じて支援 |
活動時期 | 2021年3月 |
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活動場所 | タイ赤十字社の災害アクションセンター |
寄付内容 | キレイキレイアルコールジェル50ml 3,600,000個 |
活動の詳細 | タイ赤十字社のRelief and Community Health局の協力のもと、農村部で長期的に支援が必要な高齢者にヘルスケアバッグを寄付。 |
活動時期 | 2021年10月 |
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活動場所 | タイの政府系メディア企業であるオーソーモートー(MCOT) |
寄付内容 | タイライオン衛生製品 |
活動の詳細 | “MCOT Careless project”に参加し、サラブリー地区の洪水の犠牲者を支援するため衛生製品を寄付。 |
活動時期 | 2022年3月7日 |
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活動場所 | Wat Dokmai SchoolのCOVID-19にり患して病院へ入れなかった患者の収容施設 |
寄付内容 | ・「SALZ」ハブラシとハミガキ ・「植物物語」液体ソープ ・「108」粉洗剤 ・「キレイキレイ」アルコールジェル とハンドソープ (総額6,700バーツ) |
活動の詳細 | COVID-19の患者100名にオーラルケアや手洗いグッズなどを提供 |
活動時期 | 2021年5月 |
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活動場所 | チャルーンクルン プラチャーラック病院(バンコク) |
寄付内容 | タイライオン衛生製品1,000,000バーツ相当 |
活動の詳細 | チャルーンクルン プラチャラック病院が管理する野外病院の医療従事者とCOVID-19患者に衛生製品を寄付。 |
活動時期 | 2021年5月 |
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活動場所 | タイロイヤルエアフォース病院(バンコク) |
寄付内容 | ・システマハミガキ ・Q’lean シャンプー ・植物物語シャワークリーム ・Flore 石鹸 ・デンタープロクリーンハブラシ ・KODOMO talcum パウダー ・ライポンF食器用洗剤 ・Silver Nano 粉洗剤 ・キレイキレイアルコールスプレー ・エッセンスアルコールスプレー ・ルック Multi Surface スプレー ・ルックフロアクリーナー タイライオン衛生製品500,000バーツ相当 |
活動の詳細 | タイロイヤルエアフォース病院が管理する野外病院の医療従事者とCOVID-19患者に衛生製品を寄付。 |
活動時期 | 2021年5月 |
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活動場所 | バーンペーウ病院 |
寄付内容 | タイライオン衛生製品121,662バーツ相当 |
活動の詳細 | バーンペーウ病院が管理する野外病院の医療従事者とCOVID-19患者に衛生製品を寄付。 |
活動時期 | 2021年5月 |
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活動場所 | バンコク都庁舎 |
寄付内容 | サハグループ衛生製品2,500,000バーツ相当 |
活動の詳細 | バンコク都庁舎が管理する野外病院の医療従事者とCOVID-19患者にタイライオンを含むサハグループの衛生製品を寄付。 |
活動時期 | 2021年6月 |
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活動場所 | バンコク都庁舎・メディカルサービス部門 |
寄付内容 | タイライオン衛生製品200,000バーツ相当 |
活動の詳細 | バンコク都庁舎が管理する野外病院の医療従事者とCOVID-19患者に衛生製品を寄付。 |
活動時期 | 2021年7月 |
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活動場所 | タークバイ病院(ナラーティワート県) |
寄付内容 | タイライオン衛生製品100,000バーツ相当 |
活動の詳細 | タークバイ病院の医療従事者とCOVID-19患者に衛生製品を寄付。 |
活動時期 | 2021年7月 |
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活動場所 | ・レムチャバン病院 ・Somdej Phraborom Ratchathewi病院 ・チョンブリー病院 |
寄付内容 | タイライオン衛生製品 |
活動の詳細 | タイライオン工場近隣の3病院の医療従事者とCOVID-19患者に衛生製品を寄付。 |
活動時期 | 2021年7月 |
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活動場所 | ワットドックマイ学校 |
寄付内容 | タイライオン衛生製品 |
活動の詳細 | ワットドックマイ学校に設置された隔離センターで、COVID-19患者に衛生製品を寄付。 |
活動時期 | 2021年8月 |
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活動場所 | ワットトンボン寺院 |
寄付内容 | ・108 Shopで販売する洗濯用洗剤 ・エッセンスアルコールスプレー ・ライポンF食器用洗剤 |
活動の詳細 | 新型コロナウイルス感染症の影響を受ける地域住民を支援するために、ワットトンボン寺院やヤナワ地区の高齢者コミュニティと協力して、衛生用品を寄付。 |
活動時期 | 2021年8月 |
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活動場所 | 保健省・国民医療保障庁(バンコク) |
寄付内容 | ・エッセンスアルコールスプレー |
活動の詳細 | 保健省・国民医療保障庁の協力のもと、COVID-19患者にヘルスケアバッグを寄付。 |